彼氏について考える | アメリカン茶はねずみ色

彼氏について考える

中学校高校を日本で過ごして思ったのは

「彼氏がいるのは自分が超可愛いから」

と女の子が思っているらしい、とのこと。

だから可愛い子に彼氏がいると

「あの子は可愛いから」で済ませ

可愛くない子に彼氏がいると

「体で落とした」「実はだまされてる」と言われる。


実はねずみは後者だった。

高校のときに彼氏が出来て、クラス子のは

ブスだと思ってたねずみに真っ先に彼氏が出来たのを見て


「ねずみさんはあれよ、悪い男に騙されてるのよ」

「あれでしょ。男は体目当てでしょ」

「ねずみさん、あっちのテクニックで男落としたのかも」


となかなか下品なうわさが流れてたわけだが

どれも違うっつーに。ヽ(`Д´)ノ


自分に彼氏が出来たのは単純に確立の問題と理想が低かったからです。

お嬢さん、いくらあなたが可愛くったって

「一流大学(高校)、超かっこいい、スポーツ万能」っつーのは

そもそも滅多に見つからんし見つかっても先客がいる。

しかもモテる子=可愛い子が好き って限ったもんでもないし、

特に頭のいい子は可愛いバカよりちょっとブスでも賢い子を選ぶ場合もある。

可愛い、は武器だがいくらなんでもそれで魔王は倒せない。

スライム級の相手ならともかく。



まぁ、綺麗サッパリ別れて今の彼氏といるけれど、

彼氏がねずみに恋をしたきっかけが「一目惚れ」だそうだから

日本での評価ってあてにならない気がするよ。


背が高くってすらっとした女の子なんてアメリカにはいくらでもいる。

鼻が高めで色が白い女の子もいくらでもいる。

胸がおっきい女の子もいくらでもいる。


背が低かったり足が短かったり鼻が団子鼻だったり肌の色が小麦色の子はほとんどいない。


日本人の肌を彼氏は「こういうのをエキゾチックって言ってアメリカ人の子は羨ましがる」

っと言っていた。



周りを見渡せばみーんな

足が長くってすらっとしてて背が高くって色が白くって鼻がスッとしてて胸が大きい

女の子がいーーーーーっぱいいるのだ。



そんな中で自分が選ばれたっつーのは中々凄いことだと思う。

ろくに英語も喋れなかった(今もだが)自分を

どういうわけか「賢い」「優しい」「可愛い」と信じた彼氏。


ねずみは賢くも優しくも可愛くも無いが

一生騙し続けてやるわっ!!!(`・ω・´)ゞ


だってこんな彼氏逃したらもったいないもん。

頭はいいし、顔は平均だがアメリカ人って時点でもうどうでもいいし、

スポーツは出来るかは知らないが力はそれなりにあるようだし、

家事全般叩き込まれてるし

何より優しくて怒ってるところをねずみは見たところが無い。

こっちが大泣きしようが怒ろうが殴ろうが(殴るつーかはたくっつーか・・・・)

けんかふっかけても動じない彼氏。

つーかねずみが100%悪くてもとりあえず謝ってくるし。



外国人と付き合うって大変って思われることも多いが

付き合ってるよりも付き合わされている彼氏の方が

よーーーーーっぽど大変なのだ、と思う。



ごめんよ彼氏。

でも、こんな女で本当に良かったのか?



こんな女でも愛してくれる彼氏に、感謝。