料金改定について | 日新丸のブログ

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島根県は隠岐の島(島後)の渡船屋です。
釣果情報を中心に、日々の出来事など、好き勝手に綴ってみたいと思います。

いつも当船を気にかけて頂きありがとうございますm(_ _)m





大変申し上げにくい内容ではありますが、四月一日より一部を料金改定させて頂きますm(_ _)m


通常の渡船(中村港発着便)

については、現状維持

お一人様6000円

※二日目以降 お一人様1000円割引

※地元1000円割引

 (但し、磯割は島外のお客様優先とします)


とおし(瀬泊まり)料金

についても現状維持

お一人様2000円プラス


瀬代わり料金

についても現状維持

お一人様3000円プラス

(但し、安全面等を考慮しての瀬代わりは頂きません)



ここからが改定部分になります。


フェリー岸壁(西郷港)までの送り迎え

お一人様1000円プラス

とさせて頂きます。

(燃料が75円/リットル を下回った場合、現状どおりサービスさせて頂きます)


誠に勝手ではありますが、ご理解の程よろしくお願い申し上げます。





言い訳ながら、値上げに至った経緯だけ説明させてくださいm(_ _)m


燃料費高騰が理由といえば理由なんですが、どちらかと言うと根本的な部分で間違っていたと申しますか、、、、


私事で恐縮なのですが、

勤め人だった私が、死んでいてもおかしくなかった事故にあい人生観が一変してしまい、気がつけば、先代の仲谷さんとの縁もあり、渡船を始めて、はや9年が経過しました。

当時の隠岐の島の現状とか未来像とか、自分が出来る事(自分がしたいこと)とかを、割と真面目に考えて出したものだったと思います。

ただ、当時の私の見立てが甘かったのでしょう。

いざやってみると、当時の計画には無かったものが次々と発覚し(これが根本的な間違い)、見直しをして数年前には値上げを考えていましたが、色んな魚種(真鯛、ヒラマサ、グレ、チヌ、イサキ、石鯛 等)が、同じ磯、同じ仕掛けで狙える隠岐の島の海を島外の方にも知って欲しい。

 では、島外の方は、どうやって当船までいらっしゃるの?

フェリーでしょ!

お隣島の島前の 松尾丸、福友渡船、浜吉丸、クイーンマーメイド みたいに隠岐本土間を走るには装備が足りないし、なんし、島後は本土から遠い(20ノットで走っても2時間はかかる)


では、フェリーから当船の母港(中村港)まで、どうやっていらっしゃるの?

路線バス?

→時間的に無いわ~( ̄□ ̄;)!!

レンタカー?

→釣りしてる時間車いらんやん( ̄□ ̄;)!!

タクシー?

→1万弱かかるで( ̄□ ̄;)!!


じゃ、サービスしますがね🎵

私がフェリー岸壁までお迎えに行きましょう🎵

で、始めた送り迎えでしたが、思いのほか海路での西郷港は遠かった(小一時間)、、、、、

当初、定員(30名)乗せれる と思っていましたが、荷物や客室の問題もあり、定員は無理!多くても半分の15名までが安全上好ましいのがわかりました。 (開業当初は、なにも考えず予約を受け、20人以上乗せて走ったりもしましたが、客室に入れないお客様は荷物だらけの甲板にしか乗れず、波がある時や風の強い時はびしょ濡れにさせてしまっていた事も、、、、)


コロナ禍の中、持続化給付金なるものを活用させてもらい値上げ?サービス?を食い止めていたのですが、流石に重油が100円超/リットル になっている現状を見ないふりをするわけにもならず、この度の苦渋の決断となりました。



重ね重ね、お客様への負担のみになり大変恐縮ですが、ご理解の程よろしくお願い申し上げますm(_ _)m