過日。少しくかなしきことあり。
出版業界で働きはじめておよそ15年。ここまで痛烈かつ酷烈かつ峻烈かつ意味不明かつ理不尽かつ不条理かつ不合理な言葉狩り行為を目の当たりにしたのは初めてのことである。
古事記／乞食を差別用語と断定する大人が、つんぼのようなめくらのような片端のような大人が、まさかまさかまさか、よもやよもやよもや、未だにこの世に存在していたとは棲息していたとは。それはもう、じつにじつにじつに由々しき問題である。日本語を、各言葉／単語が持つ本来の意味を、いちから勉強してほしいと切ニ願フ。
拙は今後、アレレレ単体の固有記事に関してはこれを鄭重にお断りさせていただく、ということをこの場で高らかに宣言す。ただし、固有ではない通常之記事に関してはこの限りではないのであしからず。
拙の書くｍｏｎｊｉはそんなに汚れているのだろうか汚濁しているのだろうか白濁しているのだろうか。いろいろ考えさせられるなあ。いろいろ考えさせられるぜ。
まあよろしい。まあよかよか。さわらぬ神に祟りなし。これまでと同様、そのような御仁とは別の次元で生きていけばよろしおす。こっちにくるな莫迦。あっちにいけ莫迦。
あっちこっち丁稚の進むべき道。いっそのこと、セレナーデを飲み干して。了