今日は小春日和ですね晴れ




さて、前回の続きをつらつらと。




東の空に花開くような、秋の花火花火

 


その日の教室はいつもとは違うお部屋でした。



いつもは東面には窓がないお部屋です。きっと、「ん、、何の音かな?」と、気になりつつ、稽古をしていたことでしょう。



少し前になりますが、公民館の屋根に大きな音を立てながらたくさんの霰(あられ)が降ったことがありました。中には雹(ひょう)くらいのものもあったような。



大分市内で霰を目にすることはあまりありません。



空から小さな氷が降ってくる様子を、初めて目にする生徒さんもいるようでした目



北側一面が大きな窓のお部屋、映画のスクリーンのような迫力です、、

コントロールが不可能な自然の脅威と美しさを、みんなで凝視しました。







話は戻ります花火



秋の花火の余韻の中、稽古を再開。



しばらくすると、お部屋に「プルプル~」と、内線電話が鳴ります。



その日は電話の対応が小学生とは思えないスキルを持つ、Yちゃんは不在の教室。



出入口に設置してある電話の受話器を取ると、管理人の方が、「今日は19:00までです、次の方が来ていますのでよろしくお願いします」。

、、時計の針はすでに19:00を指しています。



私はお部屋の時間を19:30までと思い違いをしていたようです。ヤラカシマシタ汗

 

 


みんなにお部屋の使用時間の間違えを伝えると、いつか見た光景が静かに広がります。



生徒さんそれぞれのことはもちろんですが、慌てず、騒がず、教室の片付けを率先して行うみんなの姿。



物事の本質や問題点を自ら判断し行動に移せる、生活や仕事の上でも大切なことです。




あることをきっかけに、私もできるだけ一人で教室をやって行こうと思いました。



当初は私にできるのかと不安もあったのですが、アドバイスをいただき、背中を押してくれた先生には感謝をしています。




そんなこともあり、今教室の人数を減らす方向に調整中です。



毎年生徒さんや保護者の方よりお友だちの紹介をいただき、今年度もできる限りの対応をさせてもらっています。



ただ、このような事情もあって、長らくお待ち頂いている方には大変申し訳ない気持ちでいっぱいです。




私の生き甲斐でもある教室。



これからも教室を続けてはいきたいのですが、私もいつまで教室ができるのかはわかりません。



みんなが大人になった時に、文字を書くことで心か整い、書くことに安らぎを覚えるような指導を今後も心がけてきます。



そして、いつか教室を始めたいと思う生徒さんがいたら、力になっていけたらと思います。




『秋』を書こうもみじ


左利きさん



左利きさん