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 津波の後の水田に今年初めて稲を植えました。無農薬なのでウキクサが水面を覆っています。生育は順調でしたが、8月10日の台風11号の潮風に、出穂(しゅっすい)したばかりの穂が煽られて黒く変色してしまいました。
 黒くなった籾には実が入りませんが、残りが何とか稔り、頭を垂れています。
でも、まだ油断できません。近くで穂いもち病が発生しているようです。
 この田んぼには、6月21日にメダカを100匹程度放流しましたが、これから稲を刈るためには、田んぼを乾かす必要があり、来月初めに田んぼの水を抜きます。
 そこで、明日、宮城教育大学と八木山動物公園の皆さんと、水を抜いてもメダカが棲めるように溝を掘る予定です。
 写真の下の方に咲いているのは、ミズアオイ(ナギ)です。コナギとともに水田の雑草ですが、若葉はきれいな緑色で昔は食用にしていたようです。
 紫色の花も美しく、いやされます。