歌と笑いと人情と。ちょい相撲 | オカヨのブログ

オカヨのブログ

着物が好きなグルメハンター

食べるの大好き!
チーズ大好き!
着物大好き!
ちなみに、相撲好き!

先週の日曜日
高円寺へ行ってきました!

高円寺って、初めて降りる!?
通ったことはあるけど、たぶん。。。??

というくらいです。


トイレに寄ると、




そうだ!
高円寺といえば、阿波踊り!!


かっこいいです!

私も一度やってみたいなぁ。。。


さて、今回は阿波踊りではなく、
こちらが目的!!





うおこう さんという、
夜は、美味しい魚ものを扱う居酒屋さん

こちらで、落語がおこなわれるというのをみて
駆けつけました!


というのも、
知り合いがここ三年ほど落語をしており
一度聞きに行きたかったのですが
なかなか都合が合わず。

たまたま、暇な日曜日

着物仲間の友達を誘って行ってきました!




お店の二階で開催!!


まだ初心者な私には
こういうところの開催だと気軽です!


今回は、5人のが聞くことができます


まずは、『てふてふ』さん



紙芝居をつかって見せてくれます初めてでしたが

見た目も華奢で小柄な可愛いのですが
ちょっと色っぽい声でしたり
お父さんの話のところはそれっぽいし
お母様のはまた大人っぽいし、子供のはかわいくと、変幻自在な語り口と声。

こういうスタイルは初めてでしたが
面白かったです


続いて
色彩亭 朝輔さん




お店の中なので、
とても近くで聞くことができます

なので、落語家さんの顔や手の震えなど
まじかで感じられます。

普通に語っているようですが
その手の動きや顔の筋肉をみると
もしかしてとても緊張してるの?と
思ってしまいます


猿後家(さるごけ)という、
演目でした。

だいたいのあらすじは、
未亡人の猿そっくりな後家の主に
適当な褒め殺しで、気分よくさせようと
するものの、『さる』の話は禁物。

うっかりしてしまうと、(`ヘ´) プンプン。
それを上手くごまかし、また、気分をあげて
という、去る知恵の話。


とても面白かったです。


さて、
いよいよ知り合いの登場!!

『乙山亭 小桜』さん




こんな可愛い人がやるんですよ!!
お着物友達の、仲良しの方で、
前にご飯したりなどしたことがあります。

着物もいつも個性的に着こなしていて
リフォームしたして、といつも参考になります


初めて聞くのでちょっとドキドキ


ところで、
相撲で言うところの、四股名てきな
お名前

『乙山亭』はなんて読むと思いますか!?


『おっさんてい』と言うのです(笑)


そこも、面白いではないですか!!

さすがです!



どんなのをやるのかなぁと思っていたら
すぐに、始まりました。

この師走の時季の定番の演目
『芝浜』

夫婦の愛情を暖かく描いた屈指の人情噺として知られるようになったそうで
大晦日に演じられることが多いらしい。


勝手に、面白い感じのをやるものだとばかり
思っていて、まさかの人情味のもので
びっくりしました。


内容は、


行商の魚屋の勝さん
酒好きで仕事も失敗でうだつの上がらない

叩き起こされ芝の魚市場に向かうと浜辺で大金の入った財布を見つけ拾ってしまい
有頂天で飲み仲間を集め大酒を呑む。

妻は夫のために、財布の事は夢では?という
嘘をつく。

そのお陰で一念発起、断酒し懸命に働く。
三年後の大晦日に例の財布のことを打ち明けられる

実は、
財布を拾得物として届けており落とし主が現れずお金ももらえていた。
感謝した妻に酒をのもうもすすめると

「よそう。また夢になるといけねえ」
という、落ちで終わります。


とても、人情系で演じきるのが大変そうですが
ついつい、引き込まれます。

前に聞いたことがあり、そのときは泣いてしまいそうになりました。

同じ演目でも話し家によってまったく違います

小桜さんもとっても良かったです


そして、もうひとかた

こたらは三味線を持って登場です


ショートカットも、着物のすてき!





何曲かをしてくれてとてもかっこいい!


声も素敵です

そしたらなんと、最後に
相撲甚句!!


まさかの相撲ネタに、飛びつく 私(笑)


いつも聞いているものとは違う甚句でしたが
これは とても新鮮でした!


思いがけず相撲ネタに触れられて楽しかったです!

きてよかったー!

最後はベテラン風の粋なおじさま

うっかり写真を撮り忘れました(-_-;)

お召し物もとても素敵な粋な着物姿でした!

古典落語の演目の1つ

二番煎じ(にばんせんじ)をやりました

今で言う、火の用心!!の話で
番小屋に集まった旦那衆により、
夜回り中禁止だが「風邪の煎じ薬」と皆でうそぶき、燗をしてこっそり飲む。
「苦い風邪薬の口直し」としてしし鍋をと
即席の酒宴を、はじめるが、侍にみつかる。

煎じ薬だ!といって酒を飲ませると
侍もなるほど、といって飲まれてしまう

無くなってしまったというと、侍が
「しからば、いま町内をひと回りしてまいる。二番を煎じておけ」
という落ちで終わります。

なかなか面白いお話でした。
漢方薬の話を前にしてくれたので
よくわかりました。

火の用心といえば、拍子木!
拍子木といえば、相撲。。。

一瞬、相撲がよぎってしまった。。。
ごめんなさいm(_ _)m


面白かったので、
また何か機会があれば行きたいです、

また、相撲の落語を聞きに行きたいなぁ。