生玉十坊と四天王寺七宮〜中編 | 玉置の森のブログ

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修験道のお山を中心に登拝しています(^ー^)

四天王寺七宮と天王寺の寺社詣で、続きますよ(^^)v
安居神社。
安居天神、として崇敬されています。
真田幸村公戦死の場所、として有名ですね。
安居神社さんで、私にとって重要なのは、こらの玉姫稲荷神社ですね(^_^)

修験者が熊野本宮大社奥宮、とも言われている、船玉神社に隣接している、玉姫稲荷大神の御分霊を担ぎ、大阪まで出てきたものの、力尽き、ここでお祀りする事に。そして、伝説的なオダイ、中井シゲノさんの守護神であり、一時は隆盛を極めました。

しかし、痛ましいお姿。一昨年の台風で屋根が損傷して、まだ復興できていません。私には祈る事しかできません。

大祓詞〜稲荷大神秘文〜稲荷大神祝詞〜稲荷心経〜般若心経を奏上。
坂松山 一心寺。
浄土宗です。お骨佛の寺、そして、常施餓鬼法要の寺、として有名ですね。

文治元年(1185)に法然上人により創建。上人が日想観を行った草庵が前身。 

独特の山門ですが、これくらいしないといけませんよね。現代建築では、色んな制約もあり、奇抜な建物ができませんが、できる範囲で主張してもらえば良いかな?
左側が納骨堂で、第11期〜第14期までのお骨佛が、右側がお骨佛堂で、第7期〜第10期までのお骨佛が安置されています。

お骨佛は、遺骨で造られています。10年毎に造立し、開眼されています。
お骨佛については、こちらの映像がわかりやすいと思います。ご覧くださいね。
一心寺で好きな場所は三千佛堂。

中は劇場の様に座席があり、巨大な「雪山弥陀三尊図」が描かれていまして、座席に座りながら拝すると気持ちが良いですね(^o^)
100年間で千体の奉安を目指しておられます。
茶臼山(26m)
無事に登頂しましたよ(^^)v

今月3つ目のお山やぁ〜(^_^)

大坂冬の陣では、家康公の本陣、夏の陣では真田幸村公が布陣しましたね。
堀越神社。
四天王寺七宮のひとつ。御祭神は、崇峻天皇、小手姫皇后、蜂子皇子、錦代皇女で、太子が、暗殺された崇峻天皇を偲んで建立したとされる。

ここで私的に注目なのは蜂子皇子が祀られている事(^o^)

そうです。出羽三山の開祖ですよ(^_-)崇峻天皇の皇子ですからね。

今回、出羽三山神社の朱印帳を持参したのですが、写真の様に長蛇の列(^o^;)

いつもは並んでないので、またの機会に。
そして、毎年恒例で護法送りをする、熊野第一王子之宮。

当初は天満の窪津王子として祀られていましたが、後に四天王寺西門にあった熊野神社に合祀され、大正四年(1915)に、堀越神社に合祀。

今年の熊野三山も素晴らしいものになりました。道中見守ってくれた、護法童子さん、ありがとうございました。熊野の神にお返し致します。
四天王寺庚申堂。
昨年から、お詣りのコースに加えました。熊野では庚申さんがとても多く祀られています。その印象が強くて、日本最初の庚申降臨の地にお詣りするようにしました。
御本尊は青面金剛童子。

大宝元年正月七日庚申の日に降臨されました。

熊野では塞の神、岐の神としての性質が高いですけどね。今年は庚申会に参列してみたいですね。

普段はとても静かなお寺さんですが、庚申会の日は、とても賑やかなんだそうです。
打出の小槌を置いて、福袋に乗ってご満悦な大黒さん(*´∀`)
荒陵山 四天王寺。
良いお寺さんです。大阪市民に愛されているお寺さんですね。
聖霊院太子堂。

この日は太子さんのお誕生会で、生身供が行われたそうです(知りませんでした)。
堂内に参入し、お勤めさせていただきましたら、年に一度だけ(当たり前か?)の生身供御札を無料で頒布くださいました。有り難いですね。

続きます。