芸能人がインタビューなどでよく言われる

「いつもお肌めちゃくちゃ綺麗ですが、なにか特別な事はされてますか?」に対して

「いえいえ、なにも特別な事はしていません。」


その方はきっと、当たり前の事を当たり前にしてるだけなのでしょう。


その"当たり前"はインタビュー者とは、まるで違う基準なのだと思います。


スキンケアの基礎化粧品から、お肌が休まる睡眠時間、パック、摂取する水、お肌、美容にかける行動量がまるで違うはずですが、その芸能人の方にとっては、当たり前のことなので、なにも特別なことはしていないという価値観。


プロとして、当たり前の基準は高くあるべきです。


シャンプーが気持ち良いのは当たり前

カットで扱いやすくするのは当たり前

髪の毛をツヤツヤにするのも当たり前


美容師としては、

お客様に技術で喜んでいただくことが当たり前で、その上を常に目指すことがとても大事です。


喜んでいただくことが目的になってしまうと、一度満足した髪型をされた後に、提案やスタイルチェンジをするだけの引き出しを作る努力をしなくなってしまいます。


これから先も永く担当する責任があるのであれば、一度髪型を気に入っていただけたとしても、また違うスタイルも提案できるコーディネーターでありたいものです。