皆さん、おはようございます。さて、“かっぱえびせん”で有名なカルビー株式会社の歴史について紹介します。その年間売り上げは2千8百億円に迫ります。2009年ころ、カルビーの営業利益は1%ほどしかありませんでした。それが2012年は10%にまで伸びました。その理由は、社長をはじめとする主要役員の大幅交代です。

 

2009年にジョンソン・エンド・ジョンソンの日本法人の社長を務めていた松本氏が、カルビーの会長兼CEOに就任しました。松本氏が最初に行ったことは、いらないものを買うなということです。人間というものは営業することをイヤがりますが、買い物をすることが好きだからです。ムダをカットしたのです。次に、行ったのは製造コストのカットです。

 

カルビーには工場が多すぎたので、工場を集中・集約して工場の稼働率を上げました。そして、どんどん、お菓子を作り始めました。これにより、製造コストが下がり、お菓子の値段を下げたところ、売上げが急激にアップしました。商売の原点に戻ったのです。やはり、やるべきことをやると企業は成長すると知り、今日も一日頑張ってください。

 

かっぱえびせん