皆さん、おはようございます。さて、冷え込むときには温かい料理が恋しいものですが、大阪では“熱々のきつねうどん”をはずすことはできないと考えています。きつねうどんとは、甘がらく煮た油あげを入れたうどんです。このきつねうどんは、明治26年に大阪の心斎橋にある“松葉屋さん”が始めたものです(諸説あります)。

 

寿司屋で修業した初代が、寿司屋での修行の経験を生かし甘がらく煮た油あげを“すうどん”に添えて出していたところ、多くのお客さんが油あげをうどんの中に入れて食べているのを見て、きつねうどんが完成したのだそうです。いわば、研究熱心な松葉屋の初代とお客さんとのコラボ、それが美味しい“きつねうどん”だといえましょう。

 

ところで、皆さんはお客様に最大の関心を示し、お客様の意見に心から耳を傾けていますか?お客様が解決して欲しい悩み、何としてでも欲しいもの、それが売れる商品でありサービスです。お客様に最大限の関心を示し、お客様のご意見を真剣に聴かせていただきましょう。油ののったビジネスを展開するために、今日も一日頑張ってください。

 

きつねうどん