左は街灯、中央が種まき月。

うちのマンションは、
新月後の三日月を見るのに最適なのだが、
満月向きではない(笑)。

 満月が夜半過ぎに南中するとき、
ベランダで頭上を見上げれば見える。

 でも東向きの窓がないので、
満月~下弦の月を観るには、
外に出なければならない。

 しかも東の空は、お向かいの
マンションと一軒家が続く小路の間に、
突如、にょきっと現れるのだが、
この角度が難しい。

 満月を過ぎると、さらに月の出が遅くなるので、
10時ごろに散歩にいく。
なるべく小高い丘に登り、
さらに高い建物がない東の空に月を探す。

 満月後の種まき月(ディセミネーティングムーン)のときは、
満月で学んだことをさらに発展させ、発表する段階。
なぜ種まき月というかというと、花が咲き、実がなり、
その実が爆ぜて、中の種が散らばっていくさまを表している。

 自分が成し遂げたことやひらめきから得た知識を、
世間と分かち合い、学んだことを世間に広める段階である。



 通りを曲がって空を見上げると、
巨大な月が東の空に昇っていた。

 さて私が学んだことを、福岡の講座にて、
発表しようではないですか(笑)。
受講者のみなさん、お会いするのを楽しみにしています。