認定調査票ほか、判定資料を入手したが・・ | ヨメトメ戦記

ヨメトメ戦記

2014年10月アルツと診断されて以来、独居を貫いたシュートメと、トメ嫌いな鬼嫁の毒吐き記録。約10年踏ん張ったが、2023年12月頃から急激に進行、ついに2024年6月認知症専門病棟に医療保護入院となる(現在入院中)

介護区分変更申請が「却下」というショッキングな出来事から

1週間ほど経過して、だいぶ高ぶる怒りは収まってきた。

でも、「要介護3」を想定した今後の計画が

膝カックン状態で崩れ去ったことは事実なので

その検証をしなければ、いつまでもモヤモヤは晴れない。

 

とりあえず、お役所に介護認定に関する情報提供を申請して、

検証のため、以下の書類(写し)を入手した。

 

1)認定調査票×3種

 「概況調査」・・本人+家族のプロフィール、現在利用中の介護サービス記録

 「基本調査」・・面談時に調査員が聞き取り調査した内容と判定

 「特記事項」・・基本調査の補足的コメント

2)介護認定審査会資料

  一次判定の点数や、項目ごとの調査結果まとめ

3)主治医意見書

 

じっくりと書類に目を通す。

すると、「基本調査」=面談調査の記録のあちこちに

「はて?」が見つかった。

単純に、できてないことが「できる」と判定されていたり

問題ありなのに「問題なし」と判定されていたり。

正しくチェックされていない。

これはいったいどういうことなのか?

 

そういえば、と思い出したことがある。

面談調査員さんの、「今は落ち着いているんですね」というフレーズである。

 

以前までトメは、デイサービスでは夕飯まで食べてから帰宅していた。

しかし、午後になるとソワソワしはじめ、

帰宅欲求が強くなって落ち着きがなくなる。

自分勝手な行動をしてしまうことが増え、結果、数回の「脱走」歴もあり、

脱走やらソワソワやらに対応する介護員さんの負担が大きくなった。

その対策として、現在は「昼食を食べたら帰宅する」とぃう

いわば半日保育? 的なデイ利用に変更している。

ソワソワ落ち着きがなるなる前に、自宅に戻してしまおうという訳。

結果、帰宅欲求などは減少したのだ。

 

調査票には、このような設問がある。

〇「家に帰る」などと言い落ち着きがないことについて、あてはまる番号に1つだけ〇をつけてください。

1.ない 2.ときどきある 3.ある

〇自分勝手に行動することについて、あてはまる番号に1つだけ〇をつけてください。

1.ない 2.ときどきある 3.ある

〇集団への不適応について、あてはまる番号に1つだけ〇をつけてください。

1.ない 2.ときどきある 2.ある

 

上記の設問すべて、トメは「1.ない」と判断されていた。

この判断は、家族としたらビックリ仰天どころの騒ぎではない。

明らかな調査ミスではないのか?

 

調査員は「今は落ち着いているんですね」の言葉通り、

「現状」で判断したのだと思う。それ自体が間違いとは思わないけれど

 

対策を講じたことによって軽い判定になる

なんて、どうしても解せない。

なにも対策せず、ひどい状態のままを、知ってもらえばよかったのか!?

 

・・・やっとこさ怒りが収まってきたというのに、

こんな風に書いていたらまた、モヤモヤがムカムカに変わってきたぞ。

「不服申し立て」をするつもりだったが、役場に聞いたところ

結果が出るまでに数か月かかる上、不服が認められるかどうかも怪しいので

「再度の区分変更申請のほうがスピーディー」と言われた。

なんだそれ。

なんのための「不服申し立て」なんだ。

いろいろ腹立たしいが、とりあえず、ケアマネには

再度の区分変更を申請したい、とお願いした。

 

忙しいところにまた面倒をかけることになってしまって

申し訳ない気もするが、こればかりは仕方ない。

ああ、もう、なんだかやれやれだ。

 

却下通知書。

却下理由の日本語、変だと思うのは私だけだろうか。