公務員専門のファイナンシャルプランナーによるFP日誌 -4ページ目

実費保障の医療保険が増えている

一般的に医療保険は入院1日あたり5,000円といった保険金が支給される、入院日額タイプが多いのですが、ここ最近は実際にかかった費用が保障される医療保険が増えてきました。

ソニー損保の「ジッピ」やライフネット生命の「自分への保険プラス」や富士火災の「みんなの健保2」が主な保険ですが、それぞれ特徴がありユニークです。

また意外と保険料も安いためこのような実費を塡補する保険も考えても良いかもしれませんね。

金利が高いお得な商品がまだまだあります

超低金利時代、まとまったお金を預けるところなく困っている人も多いようですが、探せば結構お得な金利の商品があります。
例えば信用金庫などではキャンペーンをしていることもあり、大阪の共栄信用金庫や大阪厚生信用金庫はなんと1年金利が0.5%。この時代に0.5%とは・・・ただしペイオフの問題もあるので1000万円までにしましょう。
また元本保証ではないですが「社債」なども良いかも。近日では「ソフトバンク債」が年率は2.03%、期間は約7年をとなっており非常に人気です。
このような得な情報をまた皆さんにお伝えしていきますね。

プレミアムフライデー

月末の金曜日に早上がりを促し、消費喚起や働き方の見直しを目指す「プレミアムフライデー」が2月24日に実施されましたが皆さんご利用されましたか?
盛り上がることが期待されましたが、調査会社のインテージによると「勤務先でプレミアムフライデーが実施・奨励された」という人は10.5%と少数。さらに「実際に早く帰った」という人は3.7%で、企業の方針と実態に差がみられることが分かりました。
早上がりする社員がいる一方で、会社に残らざるを得ない社員もいるでしょうから、実際に「プレミアムフフライデー」は政府が思っている以上にはならなかったようです
今月はは3月24日がプレミアムフライデー。皆さんはどののようにすごしますか?

資信託のコスト「見える化」進む

金融庁は金融機関に対して顧客の利益を最優先した運営を行う、受託者責任(フュデュシャリーデュティー)の徹底を求めています。
その一環として、金融機関の間で投資信託の販売を透明化すると言う動きが広がっています。証券会社各社は投資信託の残高から手数料を引いた運用成績(トータルリターン)を掲載したり、英幸子頭割運用実績のある投資信託の販売を優先したりしようと変わってきています。
銀行などできるだけ高い手数料の商品を販売しようとしているのが現状です。その中でこのような動きが進む事は嬉しいことです。

男性育児休暇(イクメン)制度を積極的に推進  

男性育児休暇(イクメン)制度を積極的に推進  

男性育児休暇(イクメン)制度は名前だけが先行して実際に導入している企業は2%も満たないようです。
しかし当社では男性育児休暇(イクメン)制度を早くから導入しており、実際に2月10日に初めて当社男性社員が取得しました。
日本の少子高齢化対策として、イクメンを推進してまいります!

エンゲル係数が高水準に

総務省が発表した2016年の家計調査によると「エンゲル係数」は29年ぶりに高い水準となり、その係数は25%を超えました。
エンゲル係数が高くなった理由は「食品の物価上昇によるもの」と「共稼ぎによるもの」のようです。
エンゲル係数が高くなればなるほど他のものに回す余裕がなくなり、経済的に苦しいとされています。
皆さんのエンゲル係数は何%ですか?

どこもかしこも外貨建保険提案

早くも今日で2月は終了。明日から3月ですね(何と日が経つのは早い!)
保険会社も、銀行も運用の商品提案のトレンドは「外貨建保険」ですね。この理由は「代理店に入る手数料が高い」からです。商品にもよりますが、手数料が5~8%とかなり高い。そこで金融庁は一時払い保険料の手数料開示など求められています。
手数料高いと購入者が損しますからね。金融庁の取り組みは良い傾向です。

 

顧客満足度ナンバーワンの銀行は?

日本経済新聞が毎年実施している人、金融機関のお客満足度ランキングで今年初めて首位となったのは「イオン銀行」でした。これまで9年連続で首位だった「ソニー銀行」は首位になれず3位になったようです。
イオン銀行はWAONポイントの優遇が受けられるサービスや、手数料無料のATM手数料が無料になるなど幅広い支持を集めました。
イオンに買い物行く人には必ずイオン銀行が目につきますね。確かに住宅ローン等も非常に低い金利を提供したり金利を優遇したりするなど、積極的に活動しています。
来年も1位になるように良いサービスを提供してほしいものです。

 

預金利回り0.00%

国内メガバンクの預金利回りがついに「0.00%」となりました。
マイナス金利導入から1年が経過し貸出利回りの低迷が続く中、三菱東京UFJ銀行とみずほ銀行は4ー12月(第3四半期)決算で初めて預金利回りをゼロ%と開示したのです。
決算資料には顧客に支払う「預金等利回り」で昨年0.03%から0.00%に低下しました。(これは小数点第3位を切り捨てた結果)
まだまだ景気の回復が本格的にならないので、金利は低下傾向は継続してすぐに反転の兆しはないでしょうね・・・・・。

地方銀行の統合が間違いなく加速します!

これから地銀の統合加速が進み、数年後には地銀は半分以下になっていると私は予測します。
実際に昨日三井住友FG傘下の関西アーバン銀行、みなと銀行と、りそなHD傘下の近畿大阪銀行の地方銀行3行が、経営統合を検討していると報道されました
実現すれば、関西が地盤の地銀3行が、親会社の大手金融グループの枠を超えて初めて統合することになります。
金融庁森長官も本気ですね!