憂欝な月曜日。なくなればいいのに月曜日。
学生は勉学の為に学校に行く日々が始まり、
社会人は生活の為に会社へ行く日々が始まり、
おじいさんは山へ芝刈りに行き、
おばあさんは川で戦争に行った初恋の人が帰ってくるのを待つんです。
そんな日本国民の一週間があるからこそ成り立つ、高度経済成長日本、経済大国日本、ジュリアナ東京、頑張れ日本。
そして日本国民を影で支えてきた、真の功労者、ていうか集英社。
全日本国民の一週間に一回の楽しみ。
それは少年ジャンプ。
いわゆる黄金期のジャンプは僕が小学生三年生くらいのときでした。
筋肉がリアルなターちゃん、
今だにやらしい印象があるけど実は大した事ない電影少女、
繰り返しブームが到来するジョジョに幽白、もちろんキングオブジャパニ漫画ドラゴンボールにスラムダンク、
珍遊記にランプランプ、こち亀。
読まない漫画の方が少なかった!
しかし今(平成18年のジャンプ)はどうだ!?
僕は12年間読み続けてるけど、読む漫画の方が少ない!
なんかみんな絵ヘタだぞ!?
すぐ終わってまた始まるから、違う作品が同じに見えるんだ!
こんな事だから講●社や小●館に売り上げ部数抜かされちゃうんだ!(平成18年当時)
読めばおもしろいのは分かる! しかし読む気になる漫画が無いんだ!
当時僕が読んでるのはナルトとワンピースとピューと吹くジャガーくらいでした。
銀魂は単行本で読むんです。
ハンター×ハンターはいつ再開するんですか?
ちなみに当時最も続きが気になっていた漫画は『金色のガッシュベル』です。
ある火曜日。
昨日読み損ねたジャンプを立●読みするためににコンビニへ。
しかしジャンプありません。
二軒目にもありません。
三軒目、四軒ありません。
家から半径1キロメートルのコンビニのどこにもジャンプが無いのです。
(今週休み……いやまさか、ハンター×ハンター連載再開か!!)
ヤンマガやビックコミックスピリッツは出てるのに、ジャンプだけ無い!
上記の通り、見つけたところで、読むのはナルトとワンピースとピューと吹くジャガー。
しかしその三作品を読まないと僕の一週間は始まりません。
結局、都内のコンビニに一冊だけありました。
なんの変哲も無い、何回も立ち読みされてよれよれの今週号の少年ジャンプ。
しかしその時の僕にとっては天竺で見つけたありがたいお経に見えました。
(ごめんねジャンプ、すみません集英社。もう文句言いません。)
5分で目当ての漫画を全て読み終わりました。
さっきまで感謝していたけど、僕は思いました。
(ちっ、今週もハンター×ハンターやらねぇのかよ……)
それからさらに10年経った最近のジャンプ(がつく雑誌)は黄金期を少しずつ取り戻している気がします。
鬼滅の刃に約束のネバーランド、地獄楽(ジャンプ+)、
キングダムにテラフォーマーズにゴールデンカムイ、
ジョジョ(!)にワンパンマンと東京卍リベンジャーズ、30歳になっても楽しめる作品ばかりで「やっぱり集英社さんはすげえや」と思ってます。
あとすみません、東京卍リベンジャーズは少年マガジンです。和久井先生大ファンです。
とにかく言いたいのは、ホント、死ぬまでにハンター×ハンターの最終回を読みたいです。
富樫先生のご健勝を心より祈念しています。
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「欲しい」を異能力に変え闘う【ギーク】の主人公。
幼少期に親友2人の心臓を捧げて生き残ったという、その正体は?
(原作岡田伸一、作画華尾ス太郎
ドラゴンエイジ・KADOKAWA)