奥さんが二人いるんです

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ども、一夫多妻の岡田達也です。

 

 

 

『SKIP』

昨日から立ち稽古が始まった。

 

まぁ、大変だった。

昨日一日で脳みそがちょびっと溶けてしまった。

いろんなことを考えすぎてちょっと顔色がくすんでしまった。

(元々ではない)

 

舞台美術が「盆」という特殊舞台で構成されていること

テーブル、椅子の出し入れが山のようにあること

そんなこんながあるので、ある程度の段取りを付けないと稽古ができない。

……できないのだが、いかんせんその数が多い。

多すぎる。

稽古終了後に成井さんと「再演でこれだけ大変なのに、初演のとき、よくこんなものを一から作ったもんだ」という話になった。

 

しかも……

このシステムに慣れているキャラメルボックスのメンバーはまだ良いが、そうじゃない俳優さんたちは尚さら大変だろうと思う。

これ、間違いなく「特殊技能」だ。

 

主演の霧矢大夢さん(通称きりやん)がこっそり訊いてきた。

「……何でみなさん、一度説明を聞いただけで全部覚えてできてしまうんですか?私は無理です」

「え?宝塚の方なんて、みんなパッと覚えるんじゃ……」

「私以外の人はね!(笑)」

どうやらこの男前な女優さんは段取りを覚えるのが苦手らしい。

 

一方。

もう一人の主演、深川麻衣ちゃん(通称まいまい)は覚えが早い。

「まだちゃんと覚えてないんです……」と謙遜するが、大量のセリフを叩き入れている。

偉いなぁ、と感心する。

これは桜井玲香と若月佑美のときにも感じたが、トップアイドルな人たちは「瞬時に覚える」ということも大事な仕事なんだろう。

(余談だが。桜井玲香は芝居以外は非常にポンコツだったが、深川麻衣ちゃんはちゃんとしている。かなり安心した)

 

で。

このお芝居の面白いところは“この二人が一人の人物を演じる”というところだ。

 

もう、これは、誰が何と言おうと、譲れない。

 

芝居を見る目が無いのだけが自慢の私だが

(……何年芝居やってるんだ?)

そんな僕でも昨日の稽古を見ていて思った。

「これって演劇ならではだよなぁ」と。

そして「芝居って自由だなぁ」と。

そして「これは面白く仕上がるだろうな」と。

 

きりやんの舞台も、まいまいの舞台も観たことない自分が言うのは信憑性が薄いかもしれないけど……

この二人がとても魅力的に見える芝居になるはずだ。

それを確信した。

 

 *

 

で。

ここだけの話……

私、この二人の旦那さんを演じるんですよ。

 

……

 

日本にいますか?

宝塚のトップスターと

乃木坂でアイドルやってた二人を

同時に嫁にしている男って。

 

霧矢大夢ファンのみなさん

深川麻衣ファンのみなさん

本当にすみません。

ふさわしい夫になれるように一生懸命頑張りますので、どうか見逃して……

いや、僕も応援してやってください。

 

 

 

では、また。

 

 

 

追伸

チケット、追加公演が狙い目のようですよ。

迷っている方はお早めに。

もう一度ストーリー載せておきますね。

 

~あらすじ~

昭和40年代の初め。一ノ瀬真理子は17歳で、県立高校の2年生。運動会が雨で中止になり、帰宅して、レコードを聴きながら、ついうたた寝をしてしまう。次に目覚めた時、真理子は見知らぬ家の中にいた。そこへ、同い年くらいの女の子が帰ってきて、真理子を「お母さん」と呼んだ……。そこは真理子の家だった。真理子は42歳で、苗字は桜木。職業は高校の国語教師で、夫と17歳の娘がいた。うたた寝をしている間に、25年の月日が流れてしまったのだ。真理子は元の時代に戻れるまで、42歳の桜木真理子として生きていこうと決心する。まずは教壇に立って、国語の授業をしなければならない……。