ども、気付いちゃった岡田達也です。



僕が毎週聴いているラジオに『伊集院光 深夜の馬鹿力』という番組がある。
この番組の冒頭は、決まって
「今週、気付いたこと!」
というセリフで始まり、伊集院さんが気付いたことをあれやこれや話し始める。

僕も、昨日、やっと気付いてしまった。

 *

『また逢おうと竜馬は言った』whiteキャスト
(僕がバカップルのダンナさまを演じている方)
の通し稽古を観に来た畑中智行が、見終わったあとニヤニヤしながら僕に言った。

「……達也さん、もうすぐ50歳ですよね?まだ、そんな芝居ができるんですね。ある意味、あっぱれです」

「……どういう意味だ?」

 *

昨日の本番もwhiteキャストだった。
林貴子が観に来てくれた。
終演後、たかちゃんが満面の笑みで近寄ってきて言い放った。

「達也さん、一言だけ言っていいですか?めっちゃ気持ち悪かったです!(笑)最高でした!」

「……うん。まぁ、ありがとう」

 *

一昨日、僕の顔をジーっと見ていた小多田直樹が突然

「達也さん、肌、ガッサガサじゃないですか!」

それだけじゃ言い足りなかったのだろうか。
その5分後。

「達也さん、肌、ガッサガサじゃないですか!」

心底そう思ったのだろう。
その5分後。

「達也さん、肌、ガッサガサじゃないですか!」

僕に恨みがあるのだろうか?
その5分後。

「達也さん、肌、ガッサガサじゃないですか!」

「……もうわかったから」

 *

とあるメーカーのメイク落としを使っている。
その商品名は
『○フティ○ スーパークレンジングウォッシュ Wヒアルロン酸』
というもの。

昨日の終演後、シャワールームからこれを持って出てきた。
そこへ前田綾が通りかかった。

「達也さん、そのメイク落としを持ってるところを写真に撮られないでくださいね」

「どうして?」

「それ、ヒアルロン酸が入ってるんでしょ?達也さん、まったく効果が無いじゃないですか。メーカーから訴えられますよ」

「……おいおい」

 *

自分はジャイアンと呼ばれているし、そういう自覚はある。
楽屋で暴れ、後輩を蹴り、わけもなくプロレス技をかける。

だが、と思う。
本当のジャイアンはこんなにイジられるのだろうか?

はっ!
ひょっとして僕はジャイアンじゃないのか?
そうなのか?

いや、そうじゃない。

昨日、やっと気付いた。
僕は「新種のジャイアン」なのだ!


……どうでもいい話を朝っぱらからスミマセン。

みなさん、今日もお仕事頑張ってください。



では、また。