皆様、こんにちは![]()
1月なのに、3月並みの暖かさだったり、1月にしては過ごしやすい日が多かったですね![]()
今日は初心にかえってという訳ではないのですが、眼科の基本検査となる視力検査についてお話してみます
眼科で調べる視力とは
物体の形を認識する能力のことです
一般的にはランドルト環と呼ばれるものを使用します![]()
視力検査は距離によって、遠方視力(5m)と近方視力(30cm)とに分かれていて、基本は遠方視力となります。
ただし、最近は多焦点眼内レンズを扱う施設などでは、術後の評価として、中間視力(70cm)や近方視力(40cm)を測定する場合もあります![]()
検査は片眼ずつ行い、眼鏡処方や斜視検査等の兼ね合いによっては両眼視力も確認します。
視力表はランドルト環を1つずつ見せる「字ひとつ視力」と
並んだランドルト環を見せて答えてもらう「字づまり視力」とがあります。
学校の保健室などで見かける1枚の紙に大きいランドルト環から小さいランドルト環が並んでいて、大きい方から順に答えてもらうタイプが字づまり視力です。
小学校の低学年ぐらいまでは、たくさんあるランドルト環から1つだけを注視する能力が未熟な為、視力が悪く評価されることがあるので、注意が必要です![]()
視力検査といっても、色々な測り方があって、それぞれに違った意味合いがあり、患者さんの見え方を表現してくれます![]()
患者さん側からすると、同じに感じるかもしれませんが、症状や年齢などに合わせて、検査を変えることで、より正しい診断に繋がるようにしています![]()
実は色々考えて、検査してるんですよ![]()
そういえば、今年はスギ花粉が例年の倍の量だそうです
目に痒みがあれば、擦らずに、早めに眼科を受診してくださいね![]()
