皆様、こんにちは
最近、この言葉ばかりですが
今日も暑いですね
今回のテーマは弱視です
弱視の治療について話をしてみようと思います。
弱視とは視力が未発達の状態を言いますが
ではどこからが弱視で、どこまで目指して治療をするのでしょう
一般的に矯正視力で1.0というのが、良好な視力とされますので、1.0が出るようになると弱視とは言わないラインと思われます
では、視力が1.0に到達した段階で治療を終了するか
というと、そうではありません。
その子の年齢や弱視のタイプによっても最終的に到達する視力は変わると思います
勿論、理想は両眼ともに視力1.5が出る状態なのは言うまでもありません
1.0よりは1.2、1.2よりは1.5と、より高みを目指したいものですね
ただ、眼鏡を装用するだけで、治療できるものもあれば、良好な眼をあえて隠す健眼遮閉を行う場合もあり、治療するお子さんやご家族のストレスや労力なども配慮する必要もあるかもしれません
1.2であっても、治療は成功と言えると思いますし、どれだけ努力をしても1.5に届かないこともあります。
そこは病院と患者さんの信頼関係から、どこまでの治療を目指すのかじっくりと相談する必要があると思います。
分からないことがあれば、医師や視能訓練士に相談し、しっかりと説明を聞いてみましょう