2024年9月26~27日 天気>晴れ、雨 風>北4mベタ凪 気温>22~29℃ 水温>24.5℃前後 潮流>完全流し釣り 潮色>薄濁り 漁場>平塚沖周辺航程1時間前後 タナ>25~40m

 

石破しゲル総裁誕生・・・いよいよ終焉?

 

 

秋の訪れ・・・。

 

秋の気配が少しずつ深まってきた昨今、沖の水温も30℃近くから一気に25℃前後ぐらいまで下がってきて、実りの秋、豊穣の季節まで待ったなし!

 

 今年のワラサは?

剣崎沖では真鯛が釣れるようになってきたけど、ワラサの気配皆無でファンと船宿はやきもき・・・。でも、今年も必ずやってきます、何しろやってこなかったことがない律儀なワラサくんですから。

 

10月初旬、水温が23℃前後ぐらいまで下がった頃、3.5~5kg級のでっぷり太ったワラサが大挙して押し寄せてくると予想。その後の数週間はワラサフィーバーで盛り上がり、次第にイナダが増え、真鯛もたくさん釣れ始めるようになるんじゃないかな。

 

 

マグロ戦線は2ndステージ突入。

相模湾のコマセキハダマグロ釣りは、例年通り“追っかけ”から“流し釣り”に移行。

 

流し釣りとは、小田原沖の超大物、いわゆるオダモンが生息する小田原沖周辺海域で餌を追ってウロウロしているマグロの群れをコマセで止めて食わせる釣り方。反応が船に付いたら船の移動はなしで、ずーっと流し続けるから“流し釣り”なんですね。

 

船に付くとぐるぐると船の周りを泳ぎ、食い気マックスになるとコマセカゴ近くまで突っ込んできて、船長から「食いそうだよ」のリーチ予告マイクが発せられて船中緊張感マックス。

▲こんな爆反応が出続けるようになったらビッグチャンス。心臓バクバク(笑)。ユッキー画像を拝借。

 

平塚~小田原沖は巨大キハダの宝庫

今年も50~60kgのモンスターが出没し始めたそうなので、仕掛けもハリス22号前後から24号以上に衣替えし、ついでにPEもオムニウム8号600mに巻きかえてきました・・・

 

 

当たりもしないのに(涙)。

 

▲先日の釣行。オノくん待望の今季初ヒット。新調した剛樹の新竿に入魂中。

▲無事に30kgをゲット。

▲お腹パンパン。今年のキハダは激ウマ。

▲やったね。タチウオとサワラとマグロに全振りした釣りに掛けた青春、良きかな。

 

 

ところでオレ、絶不調中・・・。

 

1stステップ=ヒットさせる

 

この第一面をクリアできない…。スーパーマリオだと、最初に出てくる穴に落ちまくる的な。

▲この溝に毎回落ちて1ミリも進めない…我ながら呆れるぜ。

 

かれこれ一ヶ月間このドツボから抜けられないけど、皆さんの活躍の見取り稽古で知識だけは集積できてるので、無駄な釣行なんてない!!

 

そしてついに今日・・・。

 

ベタ凪快晴の海を突っ切り平塚沖でスタート。 

 

▲周りにいるのはヒューガ船だけという場所で反応を捕捉してスタート。

 

何度かコマセを打ち返すと、今年一番と思えるような激反応が入ってきた!

▲太い線が上下し、いつ食ってもいい臨戦状態。その状況が30分、1時間継続・・・もう心臓が持ちません、血圧上がる~。

 

真鯛君だったら絶対に反応するであろう誘いを全て繰り出すけど、当たらない沼は深く、いつも通りのノーピク。

 

「この反応、タイやワラサなら入れ食いなのに」とやさぐれ、誘い疲れてキーパーに竿を戻して次の餌を探してると、

ギュイーン

「キター」っと大声で叫び、竿に飛びついた瞬間ブチッ。「バレた〜」と叫んだよね。その間10秒の早業。

 

テーパー上ハリス30号の結びがすっぽ抜け?切れた?。

ダブルクリンチノット&編み込み数回で、ヨリモドシ部分の抜けは完全クリアしたはずなのに・・・数年ぶりの初歩的ミスにがっくし。

 

「ここから出直しかよ、落ちぶれたもんだせ俺(悲)」

 

瞬殺の利点は、当たって即バレだと、とらえた群れを見失うこと無く、すぐに再投入できることぐらい・・・は~屈辱感と嫌悪感まみれだ。

 

でも、一度当たると連発するので同じパターンの仕掛けを出し、各部結節を再度チェックしてから気持ちも新たに仕掛け投入。

 

「当たらない沼から半歩抜け出しただけでもすごいじゃないか俺」と鼓舞。

 

その後も船下でマグロたちがのびのびとオキアミを食い続けているような反応が出続けます。時々船中あちこちでヒットするけど、ギューン・ブチッの瞬殺飲まれ切れ祭り。

 

今日のマグロは竿先ガクガクの居食い系当たりから、そのままほっておくとギューッと引っ張って飲まれ切れのオンパレード。

 

誘いには反応しないみたいなので3~4分の手返しだけは止めないようにして、投入したら隣のsゴーさん席に行って、11月に迫った宮古島遠征の話などをしつつお茶をすすっていると、オレの竿がガクンガクン

 

大慌てで自席に戻り、思い切り激合わせ。

▲するとギューンと20mほど糸が出てストップ。「(リールカウンター読みで)50mで止まっちゃったけど、なにこれ?」とか言ってると低速でゆっくり140mぐらいまで出てストップ。

 


▲ユミちゃんに撮ってもらった動画。全然引かないので勇ましくポンピング中。この後、ヨレヨレに(笑)。

小さそうなのでドラグ増締めして竿を立てるとグングンと尾を振るマグロ特有の引き。サメやマンタではなく、20kg級マグロ?

 

さらにドラグを締めるとグイグイ上がってきたけど残り60mで急ストップ。ガクガクと嫌がる気配なのでワンクリックドラグを緩めると

 

ドキューーーン怒涛の爆走~~。

 

一気に180mまで走ってストップしたので、リングが効くまでポンピングで締め上げつつ、竿のチェック。

▲UBブランク製の新作ロッドの曲げチェックがやっとできました(喜)。中間までは柔軟で中間~元はパワフル。画像では7kgぐらいドラグを入れてますがバットパワーは余裕綽々。20kgぐらい入れても大丈夫そう。

 

150mぐらいからいつまで経っても弱らない、リングの援軍もなかなか訪れないのでえっちらおっちらやるけど、次第に重さが増し増し。

「20kgぐらいかと思ったら、なんかでかいヤツ的重量感になってきたけど」とユッキー船長に訴えると、「そこまで締め込んでも上がってこないんじゃでかいんだよ」と。

 

糸抜き風に糸をたぐるけど重量感が半端ない。なんとか残り80mぐらいまで来ると、尾を振るクンクンの脈動がでかい、モンスター級に変身したのか?とワクドキして少しずつ上げると、残り60mで突然ガコガコ、ふわ~、ギューン、ブチッ・・・・。

 

重量感が消え、全ロスト。

 

テンビン上、リーダー部分の太いナイロンが傷だらけでぶった斬れてた・・・。

ハリスに噛み傷が付くのはわかるけど、ハリスから8~10m上のこの部分が傷だらけってどういうこと? サメ?反転してマグロの歯や体が当たった?

 

いやあ、全ロストの物理的損失と精神的喪失感がきついって。

 

その後も反応をとらえたり失ったりしつつ、ユッキー船長は最後まで頑張ってくれたけど時間切れ。

 

船中6打数0ゲットと、ユッキー船長の連勝記録を途切れさしてしまう結果となり、面目なさすぎて消え入りたい。

 

でも悔しすぎて帰るに帰れず、翌日の予約を入れてた・・・。負けが込んだギャンブル中毒が破産するまで金を突っ込む的な(笑)。

 

一平に近づいた気分、近づくなら翔平じゃなきゃだめじゃんねえ。

 

翌日。

 

雨の中、反応探査するけどいない? 昨日の場所を捨てて一隻だけで東を探査するユッキー船長が、巨大魚群を発見。

▲すぐさまコマセに付けることに成功して船中臨戦態勢。激反応が映し出される探見丸をガン見して当たれと念じ、今日こそ誘いに反応するかもと竿を手に取り・・・でも無反応。

 

もうこれは、

絶対に当たらなくちゃおかしいぐらい、ビシのすぐ下まで太い反応が入ってきている!!

 

でも当たらないのは、仕掛けの何かがマッチしないのかもと別の仕掛けを用意してるとガクガクッ、すぐさま竿を手に持って合わせようとした刹那、逆にギューンと持っていかれてヒット!! 

 

昨日、結節が飛んだことを踏まえ、緩めドラグで走るだけ走らせて、糸の出が緩んだら少しドラグを締めて寄せます。

▲ 大人しくなったのでドラグ5kg+指ドラグで竿をぶち曲げてみる。

 

硬い竿は支点が遠くて疲れ、柔らかすぎるとポンピング幅が稼げないんだけど、この竿はちょうどいい硬さと曲がりでやり取りがかなり楽。

UBブランクスの豊富な知識と経験から作り出されたこのブランクス、高いだけの価値は大いにありと大納得。

▲100mぐらいまで来ると再び走り出して130mでストップして反撃開始。典型的なレギュラーサイズの引き方で100mを切ったけど、リングがいまいち効いてないような・・・。

 

※昨日今日と、グニャグニャオカリングタイプ2を投入して、いまいち効かないので、要改良かな。数日前に効きまくったタイプ1を素直に投入しとけばよかった・・・。

 

残り70m。昨日と同じようにガクガクっと嫌がる気配でドラグを少し緩めたけど、ふわっと浮いてギューッと引き出した瞬間にブチッ。

 

マンユウ24号のチモトがスパッと切れてる・・・。あそこまで来て噛まれ切れとかあるのかね。リーダーのフロロ30号にも傷が付いてたのはなぜなのか?

 

いい加減にしないとどこかの知事じゃないけど失職・クビになりそう(;´д`)トホホ…。

 

その後、隣の人にヒット、瞬殺。さらにそのお隣もヒット&瞬殺。

 

昨日今日で船中9打数0ゲットの危機的状況下、オカさんヒット!

▲優しい巻き上げで、無事にランディング成功。

▲30kg級。下船後、待合所で解体し、みんなに振る舞ってました。さすが宿の人(笑)。ハリス30号だったそうですよ。

 

マグロ君、細かいハリス号数とかチモトの装飾とか誘いとか、関係ないみたいです。細かいことは気にしないワカチコ系なんでしょうねえ。その割には、シーズン終盤になるとビシから距離を取って近づかないなど、学習能力もあるみたいだし。

 

オレにはマグロ君の気持ちが全くわかりません

同じタナに置いとくだけ、仕掛けも同じようなものなのに、当たる人と当たらない人で大差が出るのも意味不明。

 

 

2日間で、ユッキー船は10打数1ゲット・・・。

 

釣人がもう少しうまくやっていれば凄いことになってたのに、ごめんねごめんね~って感じ。

 

まあ、嫌な顔一つしない仏の化身みたいな船長なので救われるけど、

 

自分で自分が許せん!!!

 

 

でもまあ、

1stステージ=“当たらない沼”はクリアしたので、ちょっと進歩。

 

2ndステージ=“瞬殺されない”

まで持ち込めたので、大したもんだよオレ(笑)。

 

あとは、

3rdステージ=しっかりと取り込む”

まであとちょっと。

 

そして、目指すはラストステージのラスボス攻略

80kg超級ゲットが目標なので、30kg級バラシなんて屁でもないぜ・・・

って、なんか違うか?

 

まあ、当たったり、バラしたり、人の応援したりと、楽しくやってます。

同船した際は、一緒に煩悶しつつ各ステージクリアを目指しましょう。

 

バイバイ