魔王の大陸に進み突如現れた馬鹿3人を倒した私は、魔王の城へと進んだ。
旅の扉の終着点から薄っすらと見えた城の様な影。
私はそれを目指した。
魔王の城へ進んでいくにつれて邪悪なオーラが体を包んでいく。
なんとも気味が悪い。普通の人間であれば気が狂うのではないのだろうか?
私の場合「魔封剣」が多少なりとも身を守ってくれているのだろう。マリオ氏に感謝だ。
城に続く巨大な橋の前に到着した。
ズンドコ「・・・なんか・・・どこかで見たことあるな・・・。ドラクエじゃなかったような・・・」
私はノドに骨が引っかかった様な・・・。ハッキリとは思い出せないが、確かに見たことがある場所だ。
そんなモヤモヤした気持ちを残しつつ、橋を渡り始めた。
???????「呼ばれてないのにジャジャジャジャ~ン!!!」
ズンドコ「うおっ!?だ、誰だ!?」
何者かが私の前に現れた!完全に虚を突かれた!
???????「ヒャ~ヒャヒャヒャ!俺様の名前はギルガメッシュ様よ!ここは通さねぇぜ!」
ギルガメッシュ・・・。ドラクエじゃ無いじゃないか。
ズンドコ「登場するゲームが違うじゃないか!」
ギルガメッシュ「ゲスト様よ。ゲ~ス~ト様!ヒャヒャヒャ!」
ゲストだと?なんて馬鹿な話だ。ここまできたら何でもアリなのか?
・・・。
あ~、ここはビッグブリッジか。やっとスッキリした(´∀)
ギルガメッシュ「さぁ!祭りじゃ!祭りじゃ!!」
と言うとギルガメッシュは大きくジャンプした!
ズンドコ「な、何!高すぎる!」
異常なほどのジャンプ力。これはゲームの違いと言う事なのか?
ギルガメッシュは刀を振り下ろしながら落下してきた!
ギルガメッシュ「ワ~ヒャヒャヒャヒャ~!!」
ズドン!!と橋に刀を打ち付けた!なんという威力だ!まともに受ければひとたまり無いだろう。
ギルガメッシュ「もう一丁!!」
と叫ぶと再び高くジャンプした!
どうすればいい・・・。考えろ・・・。冷静になれ、私よ・・・。
着地と同時に当てればいいのか?これしかなさそうだが・・・。
などと考えているうちにズドン!と落下してきた!
ズンドコ「ぐっ・・・!早すぎる・・・」
何もしなければ倒せない。私は意を決して攻撃に転じた!
ズンドコ「くらえ!火炎斬り!」
私は剣を振り炎の弾を発射した!
ギルガメッシュ「おぉ!?来た来た来た~!ってハ~ズレ~。ヒャヒャヒャ!」
いとも簡単に避けられてしまった。
ならば接近して当てに行くしかないか・・・。
ズンドコ「うおおおお!」
ギルガメッシュに向かって走り出した!
ズンドコ「これならどうだ!爆破斬り!」
ギルガメッシュ「オロロロロ?やばいか?やばいか!?ってざーんねーん!」
またもや避けられ、橋の欄干の一部を破壊した!
ギルガメッシュ「うひょ~、あぶねぇ、あぶねぇ・・・。おめぇ、なかなかやるじゃねぇか」
どうする?残るは瞬速斬りのみ・・・。やるしかない!
ズンドコ「今度は逃がさないぞ!瞬速斬り!!」
高速でギルガメッシュに突撃した!
ギルガメッシュ「き、消えた?・・・な~んてな!」
キキキキキキキキン!!と、刀で全ての斬撃を受け止めた!
ギルガメッシュ「詰めが甘いぜ!?アンタ。ヒャヒャヒャ!」
・・・手詰まりか?どうすればいいのだ?
ヤツの戦闘能力がケタ外れすぎる・・・。
ゲーム性が違うからな。ステータスもDQとFFではまったく違う・・・。
相手が悪すぎるんだよ!ヽ(`Д´)ノ
ギルガメッシュ「もう終わりか?あ~あ・・・ガッカリだぜ」
???「ならば・・・私が相手だ・・・」
背後から聞き覚えのある声がした。
振り向くとそこにはピサロが立っていた。
ピサロ「久しぶりだな、ズンドコ。借りを返しに来た・・・」
私は目が点になっていた。(・Д・)こんな感じだ。
ピサロ「なんて顔をしているのだ?気を引き締めろ・・・」
ズンドコ「な、なぜアンタがここにいるんだ?」
ピサロ「言っただろう?貸しを作られたからな。しっかり返させてもらう」
これは心強い味方だ。これで形勢逆転なるか?
ギルガメッシュ「どんなヤツが来ようと無駄、無駄。ワヒャヒャ」
どれだけ自信があるのだ?まぁ、あの戦闘能力の高さならば、その自信もうなづける。
ピサロ「なるほどな。格段にレベルが違うと言う事か・・・。ならばこちらがヤツに近づけば良い事だな」
そう言うとピサロは何かを唱え始めた。
ピサロ「バイキルト!ピオリム!」
なるほど。能力を上げたのか。しかもピサロほどの実力者ならば相当高められるはずだ。
ピサロ「さぁ、ここからは私が相手だ。ギルガメッシュとやら・・・行くぞ!」
ギルガメッシュ「かかってこい、かかってこい!今日は祭りだからな!ワヒャヒャヒャヒャ!!!」
ピサロ「これをお前に避けられるかな?イオラ!」
ヒュン!とピサロが高速でギルガメッシュに向かいイオラを連続で放った!
ギルガメッシュ「・・・ワヒャ?ワヒャーーーーー!!」
ズドドドドドンッ!と爆風がギルガメッシュを取り囲んだ!
ピサロ「・・・もらった!」
ピサロは爆風の中に入り込んだ!そして・・・爆風の中からピサロが出てきて橋の欄干に降り立った。
ピサロ「手応えあった・・・」
爆風がサーっと落ち着いていくと、そこにはギルガメッシュが倒れていた。
ピサロ「こんなヤツに苦戦していたのか?」
ズンドコ「私には技が3つしかないんだぞ。そもそも私は人間だ。そう対等に戦える訳ないだろうが?」
ピサロ「それは負け惜しみか?」
この男・・・ロザリーがいないと気が大きくなるのか?口の減らないヤツだな。
ギルガメッシュ「・・・ぐぅぅ・・・。なかなかやるじゃねぇか・・・」
ピサロ「ん?まだ戦うつもりか?やめておけ、ギルガメッシュとやら」
ギルガメッシュ「黙って聞いてりゃ調子に乗りやがって!俺様をなめるなよ!?」
ピサロ「ならばもう一度喰らうが良い!今度はこれだ!メラゾーマ!」
巨大な炎の弾を発射し、再びギルガメッシュに特攻した!
ピサロ「今度は手加減はせんぞ!」
ギルガメッシュは炎に包まれた!アチィー!アチィー!と悶えている。
そしてピサロはギルガメッシュの前に降り立ち、再度呪文を浴びせた!
ピサロ「私は用心深いのでな・・・。念には念を押さねば気が済まないのだよ!イオナズン!」
ギルガメッシュに対し、これでもかと言わんばかりに強力な呪文を浴びせ続けた!
ギルガメッシュ「ウボアァァァァ!!!」
ギルガメッシュは派手に吹っ飛んだ!それを追いかけるようにピサロはダッシュした!
ピサロ「とどめだ!究極呪文!マダンテ!!」
ギルガメッシュに手を向けて、この世のものとは思えない破壊力の呪文を唱えた!
ギルガメッシュ「ウンジャラゲー!!」
どんな断末魔の叫びだ、そりゃ(Д) °°
ピサロ「こんなもんか・・・。さすがにマダンテはやりすぎたか・・・」
あのピサロが肩で息をしている。あの凶悪呪文コンボは体力を使ったのだろう。
そしてコンボを受けたギルガメッシュも、さっきまでの元気はない。
・・・なんと言うことだ。主役の私を差し置いて『イケメンエルフ』と『ハイテンション戦士』に全部持っていかれてる・・・。
ギルガメッシュ「おのれ・・・俺様の出番はここまでだ・・・。時間稼ぎには・・・なった・・・か・・・」
と、意味ありげな言葉を残しガクリと力尽きた。
ピサロ「ふぅ・・・借りは返したぞ・・・。釣りが欲しいくらいだな・・・」
ズンドコ「目立ちすぎだ!・・・まぁ、礼は言わせてもらうよ。ありがとう」
ピサロ「気持ち悪い事を言うな。ただ私はロザリーに言われて仕方なく来てやったんだ!・・・あっ!」
ズンドコ「ほぅ。やはりロザリーに言われたか。お前1人の意思だけでは来ないはずだからな」
ピサロ「・・・くっ!来たやっただけでもありがたいと思え!・・・じゃぁな。この先はもっと危険なはずだ。気をつけろよ・・・」
ズンドコ「あぁ、本当に済まなかったな。助かったよ。お前も気をつけて帰れよ。そして・・・夢も諦めるなよ」
ピサロ「・・・お前もな」
と言うと、手を振りながら帰っていった。後ろを1度も振り返らずに・・・。
さぁ、残るは魔王だけだな。最終決戦まではもう少しだ。待っていろよ、魔王。
しかしギルガメッシュが最後に言い残した言葉は一体・・・。
おのれ・・・俺様の出番はここまでだ・・・。時間稼ぎには・・・なった・・・か・・・。
一抹の不安を残しつつ私は城に向かい、橋を歩いていった・・・。
第7話の復活の呪文
なんつーか ぴさろがしゅやくに みえてきた
第8話にに続く・・・