■はい、ど~も~。

オカ・ノベル『オカゴンクエスト』の作者、オカでございます。


■やっとこさ完結しましたww

と言っても無理矢理完結に持っていった感じにもとれますが・・・。


■まぁ、こういうお話があっても良いんではないんでしょうか?

自分で言うのもなんですがねww


■今まで書いてきて、そして読み返してきて・・・。

自己採点で40点!てな感じです・・・。

これでも高い方ですがねww



■そして、こんなアホでおバカな小説を読んで下さり、コメントを書いて下さった皆々様

本当にありがとうございましたwww

心の底から感謝感謝でございますww


もしコメントが0だったら3話あたりで放棄していたかも知れませんw

完結できたのも読者様がいてくれたからです。

本当に嬉しいですww


■今後は『もしかしたら』また何かをやらかすかも知れません。

駄小説を書くかも知れないですし、他のおバカな企画?をやるかも知れません。

その時は、またお付き合いして下さると大変嬉しい限りでございますww


それでは、本当にありがとうございました!w


■オカのメインである『オカ・ブログ』の方は続いていますので、そちらも宜しくお願いしますww

・・・気が付くと、私はとある建物の一室に倒れていた。

どこかで見たことがある場所だった。

そう、ここは『ヒーロー協会』の地下2階だ。

第2試験大陸へ向かう旅の扉がある部屋だ。


ズンドコ「・・・うっ、ん~。私は・・・確かミトラと・・・」

激しい頭痛が私を襲う・・・。

ズンドコ「まさか作者のイタズラで夢オチ等と言うくだらない結末ではあるまいな・・・」

作者(それは無いよ、アハハハハ)

また何か聞こえたが、気のせいだろう。

あの旅の疲れが残っているに違いないんだ。

自分にそう言い聞かせてエレベーターで18階へ上がっていった。


・・・ほどなくして、私は18階に着いた。

そしてマリオ氏達がいる会議室の前に私はいた。

ズンドコ「このドアを開ければ、全てが終わるのか・・・」


思えば長いようで短い旅だった・・・。

色々な事があったな・・・。


リア王・・・カンダタとローラ・・・湘南ニャンキース・・・。

ピサロにロザリー・・・ファラ王・・・。

そして・・・ミトラ。


私はあの大陸であった全て出来事を6秒位で思い出した・・・。

ズンドコ「・・・なんか薄っぺらい旅でもあったな・・・」

作者(それは俺に喧嘩を売っているのか?どうせ薄っぺらい文才ですよ!)

ズンドコ「・・・気のせいだろう。うん」


私はノックをしてドアを開けた。

ズンドコ「失礼します!ズンドコビッチ・ぴこ佐ェ門こと喜多嶋圭介です!」

ドアの向こう側からマリオ氏の声が聞こえた。

マリオ「どうぞ。お入り下さい」


そこにはマリオ氏リンク氏、そして小憎たらしいネス氏がいた。

リンク「よく戻ってきましたね、お帰りなさい」

ズンドコ「なかなか辛い旅でした」

マリオ「それはそれはご苦労様です」

ネス「性格の悪さはあまり改善されてないみたいだね」

ズンドコ「・・・!」

やはりさっきのか・・・!


マリオ「さて、本題に入りましょうか」

リンク「ズンドコさんの胸のアップリケが全てを物語っていますね」

胸のアップリケ・・・?

ズンドコ「うおっ!なんだこのクマのアップリケは・・・!?」

リンク「あれ?そのクマに見覚えありませんか?」

ズンドコ「・・・クマ・・・ですか?・・・あっ!ミトラの!?」

ネス「そうだよ」


それを聞いた私は驚きながらも、そのアップリケを眺めていた。


マリオ「そのアップリケこそが第2試験合格の証ですよ」

ズンドコ「そうなんですか?」

リンク「はい。ミトラさんに認めてもらった証ですよ」

私は心の中で微笑んでいた。


ネス「それじゃあ第3試験の話を・・・」

ズンドコ「えっ!?第3試験!?」

マリオ氏とリンク氏も驚いていた。

ネス「ハハハ、嘘だよ」

マリオ「・・・ネス君、後でちょっと・・・」

ネス「・・・ごめんなさい」


リンク「・・・え~、ズンドコさん・・・いや、喜多嶋さんは晴れてヒーローになる事に決まりました

喜多嶋「ありがとうございます」

私は礼を言うと、軽く頭を下げた。


喜多嶋「それで・・・どの様なヒーローに・・・」

リンク「あなたの旅をずっと見させていただきました」

ずっと見られていたのか・・・。じゃあ・・・湘南に火をつけた事や、ローラを生き埋めにした事も・・・(´д`)

マリオ「あなたの精神や戦闘レベルを分析させていただきました」

ここだけ聞くと大掛かりな心理テストの様だな・・・( ̄Д ̄)

マリオ「その結果・・・ですがね」

私はゴクリと固唾を呑んだ。


マリオ「あなたは冷静な判断をしつつも、キれると何をするか判らない」

・・・(´д`)


マリオ「しかしながら戦闘能力は高いですし、情に厚い面も見受けられました」

・・・(´∀)


マリオ「そこで私達が出した結論は・・・とある人気ゲームに出演してもらおうかと」

喜多嶋「人気ゲーム・・・ですか?」

リンク「はい。3まで出ている人気作品ですよ」

ほう。3まで出ているのか・・・。これは期待しても良さそうだな(^Д^)


マリオ「この地図にロケ地の場所が記してあります。ここに行って頑張ったきて下さい」

喜多嶋「・・・えっ!?ヒーローネームやゲーム名は・・・」

リンク「そこに行けば全てが判りますよ。それまでは内緒と言う事で」

ネス「楽しみは取っておかなくちゃね」

喜多嶋「は、はぁ・・・」


何か腑に落ちない気もするが・・・。

まぁ、ここに行けば全てが明らかになるのか。

待ちに待ったヒーローになれる瞬間が、もう、すぐそこまで近づいている。

こんなに嬉しい時は無い・・・。

喜多嶋「それでは行ってまいります」

マリオ「頑張ってきてください」






・・・寒い・・・。

ここは吹雪が吹き荒ぶ山中だ・・・。

私は騙された気がする・・・。

喜多嶋「ハァァァックション!」

さ、寒い!寒すぎるるるるる!!

もう寒すぎて歯がガチガチ言っている・・・。


リンク「おーい!喜多嶋さーん!」

遠くの方で私を呼ぶ声がする・・・。あの声はリンク氏か・・・。

幻聴じゃなくて良かった(´д`)

リンク「いや~、やっぱりここは寒いですね~!」

モコモコしたダウンジャケットを羽織って私の前に走ってきた。

リンク「いやぁ、喜多嶋さんにお願いしたこのお仕事なんですがね!途中で辞めちゃう人が多いんですよ!

・・・そりゃ、この寒さだ。辞めたくなる気持ちも判らなくもない・・・。


リンク「あ、見えてきましたね・・・。あのペンションがロケ地ですよ!」

あれが私の新たな1歩を踏み出せる場所か・・・。

胸の鼓動が大きくなってきた。


リンク「さぁ、着きましたよ。ここです、ここ。皆さん待ってますよ」

リンク氏はペンションのドアを開けた。

リンク「いやぁ、寒かった~」

喜多嶋「ど、どうも。喜多嶋と申します・・・」

私は一礼をして自己紹介をしようとした・・・のだが・・・。

プロデューサー「ど~も~、リンクさん!あっ?彼が新しい美樹本ですか?待ってたよ~」


なんだこの男は!?これがプロデューサーなのか?

それに「新しい美樹本」だって・・・?


美樹本?


・・・美樹本?


美樹本・・・。


∑(; ̄□ ̄)!!!


あーーーーーー!!!!!!!!

美樹本って!まさか!?


喜多嶋「リンクさん・・・これって『かまいたちの夜』の・・・」

リンク「はい、そうですよ。喜多嶋さんは『美樹本』役です」

喜多嶋「じゃあ・・・ヒーローネームって・・・」

リンク「えぇ、『美樹本』ですよ」


なんてこった!猟奇的な殺人犯がヒーローだと!?(`д´)


美樹本「私も・・・辞めようかな・・・。あーっ!名前が美樹本になってる!!

リンク「それじゃあ頑張っていきましょう、美 樹 本 さん」(笑)




オカ・ノベル

『オカゴンクエスト』  ~完~

苦戦しつつもマジーンを倒した私は階段を必死に駆け上がっていた。

これだけ大きな城だ。段数も半端な数ではない。

また意識が飛びそうになる程、走らなければいけないのか・・・。


しかし『魔王の城』だと言うのにモンスターが出てこない。あのマジーンだけなのか?

逆に不気味すぎる・・・。


ズンドコ「これは・・・作者が楽をしているだけなのか?」

作者(ただ走らせて終わりというのは、やっぱりダメ?そうだよね。読者様が怒るかもね。じゃあモンスターを出すよ)

ズンドコ「うおっ!な・・・何か聞こえた!何だ今のは・・・」


すると目の前に大きな鏡がドスン!と降ってきた・・・。

私は恐る恐る手を触れてみた・・・。すると鏡から光が発せられた!

ズンドコ「・・・ぐっ!ま、眩しい!これは・・・一体!?」

私は目をやられた・・・。頭がクラクラする・・・。


ズンドコ「なんなんだ・・・これ・・・」

私が「これは?」と言いかけた時だった。

目がやられている私のみぞおちにドスッ!と重い何かが入った・・・。

ズンドコ「ぐおっ・・・!」

今のショックでなのか目が薄っすらと、おぼろげながら見えてきた・・・。

目の前には・・・もう一人の私が立っていた・・・


ズンドコ「さっきの・・・鏡の・・・せいか・・・主役は私だけで・・・いいのだ!」

フラフラしながらも偽者に向かっていった!

拳をみぞおちにめり込ませた!

ドスッ!と手応えはあった。

やられたらやり返す。これが基本だからな・・・。


偽ズンドコ「・・・無駄だ」

偽者の私は何も無かったかの様な素振りで言った。

そして私の襟元に手刀を当ててきた。

ズンドコ「・・・!」

私はガクリと膝を付き、意識を失った・・・。




全身に痛みが走る・・・。

妙に展開が早すぎて、混乱しつつある・・・。

まともな思考が出来ない状態だった・・・。


???「目が覚めた?」

誰かの声がする・・・。誰だ・・・?

ズンドコ「・・・ぐぅっ!」

私は体を起こそうとするが全身に激痛が走る・・・。

???「無理しては駄目よ!」


私の視覚が回復してきた・・・。

そこにいたのは見たことも無い女性・・・いや、女の子が立っていた。

すごく小さい女の子だ。年の頃は7歳位といった所か。

クマのぬいぐるみを大事そうに抱えている。

なぜこんな女の子がここにいるのだ?

ズンドコ「君は一体・・・。なんでこんな所にいるんだ?」

???「私の名前はミトラよ。・・・もう大丈夫なの?」

ズンドコ「あ、あぁ・・・。私なら何とか大丈夫だよ。君はミトラというのか」

ミトラ「うん、ミトラよ。あなたは?」

ズンドコ「私はズンドコと言う旅の戦士だよ。ヒーローになるために魔王を倒さなくてはいけないんだよ」

ミトラ「魔王を倒すの?・・・そう・・・」


ミトラの顔が曇る。

この子は何かを知っているのか?

ズンドコ「君は何かを知っているのか?」

ミトラ「・・・」

うつむいたまま何も言ってはくれなかった・・・。

ぬいぐるみをギュッと抱きしめているだけだ・・・。


しかし・・・この子の名前。何か引っかかる・・・。

ミトラ・・・ミトラ・・・。

ミトラ「ズンドコさん・・・どうしてもヒーローになりたいの?」

ズンドコ「ん?あ、あぁ・・・。子供の頃からの夢だからな・・・」

ミトラ「そう・・・。どうしてもなりたいのね・・・」


ミトラ・・・ミトラ・・・。 私は必死に何かを思い出していた・・・。

この子の名前は必ずどこかで聞いたことがある・・・。


・・・。


・・・!


思い出した!『ルドラの秘法』というゲームの最後のボスの名前だ!

この子は・・・まさか・・・。そんなことは無いはずだ・・・。いや、あってほしくない!


ミトラ「・・・残念ね。ズンドコさんとはお友達になりたかったのに・・・」

ミトラはそう言うと異様な邪気が辺りに立ち込めた

ズンドコ「くそ!何故君みたいな子供が・・・!」

これがヒーロー協会からの最後の試練なのか!?あまりにも残酷すぎる!


ミトラの体に邪気が集まる。

ミトラ「・・・スベテヲ・・・ムニ・・・カエス・・・」

パァァァン!と黒い光が放出された!

ミトラのさっきまでの姿はそこには無かった・・・。

何かこの世の生物ではないような・・・物凄く危険なオーラを放っている。


ミトラ「イクワヨ・・・ズンドコ・・・!」

私はショックで動けなかった。

ミトラ「爆!」

ミトラは指先で魔方陣の様な物を描き出した

今まで見てきたイオ系の呪文とは桁外れの爆発する魔力が襲い掛かる!

目の前で恐ろしい事が起きているのに・・・それでも私は微動だに出来なかった・・・。


ズゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッッッ!!!!!!

ズンドコ「う・・・がっ!!わあああああぁぁぁぁぁ!!!」

私の体は爆風で宙に浮き、激しく吹き飛ばされた!

ドゴォッ!と思い切り壁に衝突した!

ズンドコ「・・・ぐあぁっ!」

ミトラ「ドウシタノデス?カカッテキナサイ・・・」

ズンドコ「・・・」


ミトラ「・・・コレヲ・・・クライナサイ・・・閃!

指先からレーザービームの様な光を発射してきた

ズン!と私の左足に衝撃が走る!

ズンドコ「ぐああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!」

悲鳴にも似た叫び声を上げた!

痛みで意識が飛びそうだ・・・。


ミトラ「コレデモ・・・タタカワナイノデスカ?ズンドコヨ・・・」

ズンドコ「はぁ・・・はぁ・・・。・・・無理だ・・・」

ミトラ「・・・」

ズンドコ「君とは戦えない・・・。私には・・・無理だ・・・」

痛みのせいかアゴが馬鹿になってガクガクしている。


ミトラ「・・・アナタノ『ユメ』ニタイスル『ジョウネツ』ハ、ソノテイドデスカ・・・?」

ズンドコ「人としての・・・倫理を捨ててまで・・・ヒーローにはなりたくないな・・・」

今まで色々な人間に対して火をつけたり生き埋めにしてきたが、今回だけは訳が違う。

あんな女の子が魔王だったなんて・・・。

しかし避けようもない現実だった・・・。


ズンドコ「姿が変わっても・・・君の様な女の子を傷つけるにはいかない・・・」

ミトラ「・・・」

ズンドコ「こんな事をするくらいなら・・・ヒーローの夢なんて・・・簡単に・・・諦められるよ・・・」

ミトラ「・・・」

ズンドコ「さぁ・・・一思いに・・・やってくれ・・・。もう・・・逃げる気力も無い・・・」


ミトラ「・・・ワカリマシタ。アナタノ『キモチ』ヨクワカリマシタ」

私は胸に親指を当てて

ズンドコ「ここを狙え・・・。やるなら一瞬で・・・だ・・・」


ミトラ「・・・イイエ。アナタノカチデス・・・」

ズンドコ「・・・何だと!?」


ミトラの姿が女の子に戻っていった。

ミトラ「ズンドコさんの『人としての1番大事な心』が感じられました」

ズンドコ「・・・」

ミトラ「あなたは、この2次試験に合格したのです」

そう言うと私の傷を癒してくれた。

最後の試練は『心』を試したのか・・・マリオ氏もなかなかニクい人だ・・・。


ミトラ「ズンドコさん、この部屋の奥にある旅の扉で、ヒーロー協会に戻れます」

ズンドコ「あ、あぁ・・・。ミトラ・・・ありがとうな・・・」

ミトラ「必ず素敵なヒーローさんになって下さいね」

ズンドコ「あぁ。約束する」


私はミトラと握手をして、部屋を出た。

目の前には何度も見てきた旅の扉がある。

ズンドコ「これで旅が終わるのか・・・。何か・・・感慨深いな・・・」


私は、もう何のためらいもなく旅の扉に入っていった・・・。



第10話の復活の呪文

しりあすだったが なにかものたりない きがするなあ


次回!最終話!

最終話に続く・・・



ピサロと別れ、私はビッグブリッジを走り続けていた。

ズンドコ「長い・・・。長すぎる・・・。城が見えるのに全く辿り着かん・・・」

そう、どういうわけか目の前に最終目的地である魔王の城が見えているのに辿り着かない。

これは何かの「まやかし」なのか?

そんな事を考えながらずっと走り続けていた。

どれだけ走ればいいのだ?

・・・。

私は腕時計に目を落とした。

日本時間だが既に「22:47」を指している。

約6時間程走り続けた事になった。

どれだけビッグなんだよ(`Д´)

そう私はやっとの思いで魔王の城に辿り着いた・・・。

はぁはぁ言いながら重厚な扉を開けた。

ゴゴゴゴゴ・・・・ゴォン!

ズンドコ「・・・大広間だな。とてつもなく広く、天井が高いな・・・」

目の前には『どこかで見たことがある巨大な岩の人形』が3体あった。

ズンドコ「不気味だな・・・」

その時だった!

『シンニュウシャ・・・ハッケン・・・』

どこからともなく声がした。そして大広間に明かりが灯り、3体の人形の姿がはっきり見えてきた。

そこには色違いの・・・ゴーレムストーンマンゴールドマンがいた!

『シンニュウシャ・・・ハイジョ・・・セヨ!』

3体の目が光だし、私の方に向かってきた!

ズシン!ズシン!と音をたてながら歩き出し、大きな拳を振り上げてきた!

このテのモンスターは運動性が悪い。

私は問題なく避ける事が出来た。

ズンドコ「ここは爆破斬りで砕いてやる!」

ストーンマンに向かって走りだし、剣を構えた。

ズンドコ「うおおぉぉぉぉぉぉぉぉ!」

ドォォォン!と爆破斬りでストーンマンの足を派手に砕いてやった。

ズンドコ「まだまだぁ!」

私は叫びながらストーンマンの左腕を破壊した!

ズンドコ「どうだ!」

前回ピサロにイイ所を持っていかれてるので必死だ

この読者様の頭の中では既にピサロが主人公にされているに違いないからな

そんな事を考えていたら目の前にはゴールドマンが立っていた!

ズンドコ「しまった!」

ゴールドマンは足で踏み潰そうとしてきた!

私は歯を食いしばりガシィッと剣で受け止めた。

ズンドコ「今日の私は・・・一味違うんだぁぁ!」

ゴールドマンの足の下から爆破斬りで応戦!

するとゴールドマンは激しく砕け散った。

私は振り返り、キッ!とゴーレムを睨んだ。

しかし、ゴーレムは私の方に向かってこない。

今までの2体とは違い、ピクリとも動かなかった・・・。

ズンドコ「・・・どうした?何故向かってこない・・・」

『ヒジョウジタイ・・・・・・ガッタイ・・・・・・セヨ』

合体・・・だと?やはりアレか?アレなのか?

私の中で嫌な予感が大きくなっていた・・・。

ゴゴゴゴゴ・・・と私が破壊してきた2体が怪しく動き出した。

『ジュンビ・・・カンリョウ・・・・・・・ガッタイセヨ』

ゴーレムは大きくジャンプし、私の頭上を飛び越え残骸の所にドシン!と降り立った。

『ガッタイセヨ!ガッタイセヨ!』

残骸がゴーレムにガチャガチャとくっ付いていった!

『マァァジィィィィィィィン!!』

やはりそうだ・・・。合体してマジーンになってしまった!

しかし、こんな所で諦める訳にはいかない・・・。

ズンドコ「うおおっ!爆破斬りぃぃ!!」

ドォォォン!と足元にヒットした!

ズンドコ「手応えはあった・・・」


しかし、爆煙から露わになったのは無傷の足だった・・・。

ズンドコ「!?」

ゴゴゴッと巨大な腕が私の頭上に降ってくる!

ズンドコ「間に合わない!・・・瞬速斬り!」

私は間一髪避ける事ができた・・・。


どうする・・・。

今までとは格が違いすぎる・・・。

そんな時、私の脳裏を横切ったのは「その程度か?」と言わんばかりのピサロの顔だった。


ズンドコ「主役は・・・私だぁぁぁぁぁぁぁ!!!」


キレるとは違った怒りが込み上げてきた。

ズンドコ「うおおおっ!フルパワー爆破斬りだぁぁぁ!」

私はマジーンの頭を狙うため、地面に突き刺さった腕を駆け上がった。

ズンドコ「これでも喰らえぇぇ!」

私は夢中で剣を振り下ろした。

ドガァァァァン!と大きな音が城内に響いた。

ガラガラと頭が崩れていく。


『ココマデカ・・・・・・ミ・・・ラ・・・・・・サマ・・・・・・モウシ・・・ワケ・・・・・・ア・・・リマセ・・・・・・・・・ン』


マジーンは完全に沈黙した。

ズンドコ「はぁ・・・はぁ・・・終わったか」

ドン!ドン!とマジーンの体が崩れていく。


・・・全てのパーツが崩れ落ちたのを確認して、やっと安堵の溜息をつく事ができた。

ズンドコ「・・・」


ピサロ、覚えておけよーーー!!(`A´)


怒りの矛先はマジーンだったが、きっかけはピサロだ。

このまま怒っていくべきか。心の中で礼でも言っておくべきか。

何とも頭が痛い話だ。


ズンドコ「ミ・・・ラ、様・・・?」

マジーンの最後の言葉に引っかかっていた。ギルガメッシュの時もそうだ。

何となく魔王の実態が浮き彫りになりつつあるのは事実だ。


この先も、この様なモンスターがいるのか?

魔王とは一体何者なのか。

私は不安を残しつつ、城の奥へと進んでいった。



第8話の復活の呪文

こんかいも まとまりなくて ごめんなさい


第9話に続く・・・

魔王の大陸に進み突如現れた馬鹿3人を倒した私は、魔王の城へと進んだ。

旅の扉の終着点から薄っすらと見えた城の様な影。

私はそれを目指した。

魔王の城へ進んでいくにつれて邪悪なオーラが体を包んでいく。

なんとも気味が悪い。普通の人間であれば気が狂うのではないのだろうか?

私の場合「魔封剣」が多少なりとも身を守ってくれているのだろう。マリオ氏に感謝だ。

城に続く巨大な橋の前に到着した。

ズンドコ「・・・なんか・・・どこかで見たことあるな・・・。ドラクエじゃなかったような・・・」

私はノドに骨が引っかかった様な・・・。ハッキリとは思い出せないが、確かに見たことがある場所だ。

そんなモヤモヤした気持ちを残しつつ、橋を渡り始めた。

???????「呼ばれてないのにジャジャジャジャ~ン!!!」

ズンドコ「うおっ!?だ、誰だ!?」

何者かが私の前に現れた!完全に虚を突かれた!

???????「ヒャ~ヒャヒャヒャ!俺様の名前はギルガメッシュ様よ!ここは通さねぇぜ!」

ギルガメッシュ・・・。ドラクエじゃ無いじゃないか。

ズンドコ「登場するゲームが違うじゃないか!」

ギルガメッシュ「ゲスト様よ。ゲ~ス~ト様!ヒャヒャヒャ!」

ゲストだと?なんて馬鹿な話だ。ここまできたら何でもアリなのか?

・・・。

あ~、ここはビッグブリッジか。やっとスッキリした(´∀)

ギルガメッシュ「さぁ!祭りじゃ!祭りじゃ!!

と言うとギルガメッシュは大きくジャンプした!

ズンドコ「な、何!高すぎる!」

異常なほどのジャンプ力。これはゲームの違いと言う事なのか?

ギルガメッシュは刀を振り下ろしながら落下してきた!

ギルガメッシュ「ワ~ヒャヒャヒャヒャ~!!」

ズドン!!と橋に刀を打ち付けた!なんという威力だ!まともに受ければひとたまり無いだろう。

ギルガメッシュ「もう一丁!!

と叫ぶと再び高くジャンプした!

どうすればいい・・・。考えろ・・・。冷静になれ、私よ・・・。

着地と同時に当てればいいのか?これしかなさそうだが・・・。

などと考えているうちにズドン!と落下してきた!

ズンドコ「ぐっ・・・!早すぎる・・・」

何もしなければ倒せない。私は意を決して攻撃に転じた!

ズンドコ「くらえ!火炎斬り!

私は剣を振り炎の弾を発射した!

ギルガメッシュ「おぉ!?来た来た来た~!ってハ~ズレ~。ヒャヒャヒャ!」

いとも簡単に避けられてしまった。

ならば接近して当てに行くしかないか・・・。

ズンドコ「うおおおお!」

ギルガメッシュに向かって走り出した!

ズンドコ「これならどうだ!爆破斬り!

ギルガメッシュ「オロロロロ?やばいか?やばいか!?ってざーんねーん!」

またもや避けられ、橋の欄干の一部を破壊した!

ギルガメッシュ「うひょ~、あぶねぇ、あぶねぇ・・・。おめぇ、なかなかやるじゃねぇか」

どうする?残るは瞬速斬りのみ・・・。やるしかない!

ズンドコ「今度は逃がさないぞ!瞬速斬り!!

高速でギルガメッシュに突撃した!

ギルガメッシュ「き、消えた?・・・な~んてな!」

キキキキキキキキン!!と、刀で全ての斬撃を受け止めた!

ギルガメッシュ「詰めが甘いぜ!?アンタ。ヒャヒャヒャ!」

・・・手詰まりか?どうすればいいのだ?

ヤツの戦闘能力がケタ外れすぎる・・・。

ゲーム性が違うからな。ステータスもDQとFFではまったく違う・・・。

相手が悪すぎるんだよ!ヽ(`Д´)ノ

ギルガメッシュ「もう終わりか?あ~あ・・・ガッカリだぜ」

???「ならば・・・私が相手だ・・・」

背後から聞き覚えのある声がした。

振り向くとそこにはピサロが立っていた。

ピサロ「久しぶりだな、ズンドコ。借りを返しに来た・・・」

私は目が点になっていた。(・Д・)こんな感じだ

ピサロ「なんて顔をしているのだ?気を引き締めろ・・・」

ズンドコ「な、なぜアンタがここにいるんだ?」

ピサロ「言っただろう?貸しを作られたからな。しっかり返させてもらう」

これは心強い味方だ。これで形勢逆転なるか?

ギルガメッシュ「どんなヤツが来ようと無駄無駄。ワヒャヒャ」

どれだけ自信があるのだ?まぁ、あの戦闘能力の高さならば、その自信もうなづける。

ピサロ「なるほどな。格段にレベルが違うと言う事か・・・。ならばこちらがヤツに近づけば良い事だな

そう言うとピサロは何かを唱え始めた。

ピサロ「バイキルト!ピオリム!

なるほど。能力を上げたのか。しかもピサロほどの実力者ならば相当高められるはずだ。

ピサロ「さぁ、ここからは私が相手だ。ギルガメッシュとやら・・・行くぞ!」

ギルガメッシュ「かかってこい、かかってこい!今日は祭りだからな!ワヒャヒャヒャヒャ!!!」

ピサロ「これをお前に避けられるかな?イオラ!

ヒュン!とピサロが高速でギルガメッシュに向かいイオラを連続で放った!

ギルガメッシュ「・・・ワヒャ?ワヒャーーーーー!!」

ズドドドドドンッ!と爆風がギルガメッシュを取り囲んだ!

ピサロ「・・・もらった!」

ピサロは爆風の中に入り込んだ!そして・・・爆風の中からピサロが出てきて橋の欄干に降り立った。

ピサロ「手応えあった・・・」

爆風がサーっと落ち着いていくと、そこにはギルガメッシュが倒れていた。

ピサロ「こんなヤツに苦戦していたのか?」

ズンドコ「私には技が3つしかないんだぞ。そもそも私は人間だ。そう対等に戦える訳ないだろうが?」

ピサロ「それは負け惜しみか?」

この男・・・ロザリーがいないと気が大きくなるのか?口の減らないヤツだな

ギルガメッシュ「・・・ぐぅぅ・・・。なかなかやるじゃねぇか・・・」

ピサロ「ん?まだ戦うつもりか?やめておけ、ギルガメッシュとやら」

ギルガメッシュ「黙って聞いてりゃ調子に乗りやがって!俺様をなめるなよ!?」

ピサロ「ならばもう一度喰らうが良い!今度はこれだ!メラゾーマ!

巨大な炎の弾を発射し、再びギルガメッシュに特攻した!

ピサロ「今度は手加減はせんぞ!」

ギルガメッシュは炎に包まれた!アチィー!アチィー!と悶えている。

そしてピサロはギルガメッシュの前に降り立ち、再度呪文を浴びせた!

ピサロ「私は用心深いのでな・・・。念には念を押さねば気が済まないのだよ!イオナズン!

ギルガメッシュに対し、これでもかと言わんばかりに強力な呪文を浴びせ続けた!

ギルガメッシュ「ウボアァァァァ!!!

ギルガメッシュは派手に吹っ飛んだ!それを追いかけるようにピサロはダッシュした!

ピサロ「とどめだ!究極呪文!マダンテ!!

ギルガメッシュに手を向けて、この世のものとは思えない破壊力の呪文を唱えた!

ギルガメッシュ「ウンジャラゲー!!

どんな断末魔の叫びだ、そりゃ(Д)  °°

ピサロ「こんなもんか・・・。さすがにマダンテはやりすぎたか・・・」

あのピサロが肩で息をしている。あの凶悪呪文コンボは体力を使ったのだろう。

そしてコンボを受けたギルガメッシュも、さっきまでの元気はない。

・・・なんと言うことだ。主役の私を差し置いて『イケメンエルフ』『ハイテンション戦士』に全部持っていかれてる・・・。

ギルガメッシュ「おのれ・・・俺様の出番はここまでだ・・・。時間稼ぎには・・・なった・・・か・・・」

と、意味ありげな言葉を残しガクリと力尽きた。

ピサロ「ふぅ・・・借りは返したぞ・・・。釣りが欲しいくらいだな・・・」

ズンドコ「目立ちすぎだ!・・・まぁ、礼は言わせてもらうよ。ありがとう」

ピサロ「気持ち悪い事を言うな。ただ私はロザリーに言われて仕方なく来てやったんだ!・・・あっ!」

ズンドコ「ほぅ。やはりロザリーに言われたか。お前1人の意思だけでは来ないはずだからな」

ピサロ「・・・くっ!来たやっただけでもありがたいと思え!・・・じゃぁな。この先はもっと危険なはずだ。気をつけろよ・・・」

ズンドコ「あぁ、本当に済まなかったな。助かったよ。お前も気をつけて帰れよ。そして・・・夢も諦めるなよ」

ピサロ「・・・お前もな」

と言うと、手を振りながら帰っていった。後ろを1度も振り返らずに・・・。

さぁ、残るは魔王だけだな。最終決戦まではもう少しだ。待っていろよ、魔王。

しかしギルガメッシュが最後に言い残した言葉は一体・・・。


おのれ・・・俺様の出番はここまでだ・・・。時間稼ぎには・・・なった・・・か・・・。


一抹の不安を残しつつ私は城に向かい、橋を歩いていった・・・。



第7話の復活の呪文

なんつーか ぴさろがしゅやくに みえてきた


第8話にに続く・・・




・・・。

奇跡か・・・。

ピラミッドの旅の扉から魔王の大陸に移動したのだが・・・。


地面に体が埋まっているじゃないか!ヽ(`Д´)ノ


不幸中の幸いで胸より下だけだったが。

このおかしなシステムは如何なものか・・・


私は何とか土中より脱出し辺りを見回した。今までとは雰囲気が違うのは確かだ。

ズンドコ「さて・・・目的地までは、あとわずかか・・・」

心の中で兜の緒を締めた気持ちで進んで行った。


しかし陰気な所だ。

こんな所に人はいないだろう。遭遇したものなら素晴らしいものだ・・・。

なんて考えていたら・・・。


???「メラミ!!

????「今度は外すなよぉ!」

私の足元に何者かが魔法を放ってきた!ゴウッ!と炎が燃え盛る!

ズンドコ「なっ・・・!?誰だぁ!?」

????「まぁた、ハズレかぁ!ローラの命中率は悪すぎやしねぇか?」

ローラ「っさいわねぇ!筋肉だけのバカンダタ!!」

カンダタ「カンダタだ!カ・ン・ダ・タ!


私は悪夢を見ているようだ・・・。

何故ここにバカコンビがいるのだ?はぁ・・・頭が痛い・・・。

カンダタ「特に恨みはねぇが、お前を始末しなきゃならねぇんだ」

ローラ「バカ親父の所には帰らないからね!」

ズンドコ「何故ここにいるのだ?」

カンダタ「魔王の城にゃ、すんげ~お宝があるって聞いたからなぁ!ガッハッハ!」

カンダタは腰に手を当てて高笑いしている。

まぁ、盗賊なのだから当然の返答というべきか。


しかし今の私は爆破斬りと瞬速斬りがある。戦えない相手ではないだろう。

私はサッと剣を構えた。

ローラ「あっ!あいつ、仲間がいるわよ!

カンダタ「2対2ってことかぁ?」

ん?何を言っているんだ?私はずっと1人で旅をしているのに・・・。

??「探したぞ・・・。ズ~ン~ド~コ~・・・」

背後から声がする。


私は恐る恐る振り向くと、筋肉の塊が立っていた。

??「忘れたとは言わせんぞ!」

ズンドコ「お、お前は湘南ニャンキース!?

湘南「胸毛の恨みは忘れん!死の抱擁を喰らわしてやる!」

何を気持ち悪い事を・・・。

カンダタとローラも俺を変な目で見ているし(´Д)


湘南「イクぞぉぉぉ!ズンドコォォォ!!」

私の人格が疑われる一方だから、まずは湘南から倒さねばならないようだな。

ズンドコ「今度は容赦せん!」

私は湘南に向かって走りだし、剣を上から振り下ろした!

湘南「むぅぅぅん!甘いわぁぁぁ!!」

湘南はガシッと真剣白羽取りで剣をキャッチした!

湘南「無駄だぁぁ!!」


さすがは筋肉の塊。飾りではないという事か・・・。

私がどれだけ力を込めてもビクともしない・・・。

湘南「剣が使えなくては貴様はただのアニキだ!」

あぁ・・・。抱擁だの、アニキだの・・・。こいつホンモノか?色々な意味で恐ろしい。

しかしこれは好都合だ・・・がダイレクトにアレを使ったらどうなるのか・・・。


湘南「どうした?その程度か?もっと攻めて来い!」

ズンドコ「いい加減にしろ!爆破斬り!!!

湘南「ウホーーーーーーッ!!!!

ズドン!!と湘南の体が地面にめり込んだ!

湘南はピクピクと痙攣しながら気絶している。

うわ言で「やらないか?」などと言っている。危うく私の(自主規制)。


ローラ「仲間割れは済んだ?」

カンダタ「ラブラブショーは、もう終わりなのかぁ?」

ズンドコ「そんな目で見るんじゃない!それにラブラブって何だ!!」

カンダタ「照れなくてもいいんだぜ?ギャッハッハ!」


もはや私はゲイとしか見られてないようだ。くそぅ、許さん!

筋肉つながりでカンダタから成敗してくれる!

今度はカンダタに向かってダッシュした!


カンダタ「おっ?今度は俺かぁ?言っておくが夜の相手は出来ないぜぇ?ガッハッハ!」

ズンドコ「黙れ!!!瞬速斬り!!

私は目にも止まらぬ早さで斬りつけた!


スパパパパパパパッ!!


私はカンダタを通り越して止まり、カンダタの方を振り返った。

カンダタ「ぐおぉぉ!!・・・っお!?んぁ?傷付いてねぇなぁ?空振ってやがるじゃねぇか!」

ズンドコ「・・・ものすごくつまらぬ物を斬ってしまった」

カンダタの被っていたマスクが細かく切れ落ち、素顔が露わになった

カンダタ「どわーー!!マ、マ、マスクがーーーー!!!はずかちぃぃぃ!!!

カンダタは慌てて顔を手で隠し、どこかへ走り去っていってしまった。

ローラ「ちょ、ちょっとぉ!どこ行くのよー!!バカーー!!」


さて、残るはローラ1人か・・・。

私はローラをキッと見据えた。

さぁ、どうする私よ。


A 女・子供には手を出さない主義なので再び考察


B 威嚇しつつも城に帰るように説得


この2択といったところか?

そんな事を考えていると、ローラは呪文を放ってきた!

ローラ「これでも喰らいなさいよ!べギラマ!!

ボボボッと炎が迫ってくるも、間一髪かわした!

ズンドコ「くっ!」

ローラ「まだまだいくわよ!べギラマ!べギラマ!ベギラマァ!!


ボボボボボボボボボッ!!と、いくつもの炎が迫る!

ズンドコ「うおおおおっ!」

さすがに避けきれなかった・・・。

ローラ「ホラ!参ったって言いなさいよ!」


・・・カッチーン!

調子に乗るんじゃねぇぞぉ!ゴルァ!ヽ(`A´)ノ


C容赦無く、やられたらやり返す!


ズンドコ「ドルァァァァ!!ぶっつぶしたらぁぁぁ!!!」

ローラ「ひっ!いやぁぁぁぁ!!」


・・・私は何をしていたのだろうか?

ローラの首から上だけが土から出ている・・・

きっと私が生き埋めにしたのだろう。

う~ん、う~んと唸っている。

元同僚曰く「喜多嶋ってキレると、手ぇ付けらんないんだよな」


まぁ・・・一件落着って事で(^Д^)


ズンドコ「・・・さぁて、先に急がねば!」

私は脱兎の如くその場から逃げ出した



第6話の復活の呪文

とうじょうきゃらが おおすぎて ぱにっくぱにっく


第7話に続く・・・







私は夫婦漫才を満喫した後、南へと進んでいた。

大分南下したのだろう。気温が高くなり、空気が乾いてきていたのが身にしみる。

どんな状況においてもスーツが戦闘服の私には関係ないがな

コンクリートジャングルで培ったスキルというヤツか。


ズンドコ「・・・砂漠か・・・」

なるほど。空気も乾いているはずだ。あんなに高い太陽は初めて見た。

ズンドコ「そろそろ、魔王の手がかりが欲しい所だな・・・」

汗を拭いながら、砂漠を見渡した。

ズンドコ「ん?」

私は何かを発見した。・・・立て看板だ。


『困った事があったら、ファラ王にお任せ!   ファラ王ナイル事務所』


何とも解かり易い展開だな。

しかし手がかりが1つも無い状況だ。ここに行くしかなさそうだろう。


・・・暑い。熱波が私の体力を奪っていく・・・。

革靴に砂が入っていく。何とも気持ち悪い。

ズンドコ「はぁ・・・はぁ・・・アレか・・・」

目の前にピラミッドが見えた。この世界で初めてピラミッドを見るとはな。

しかし謎が沢山残る遺跡だ。きっと内部は罠だらけなのだろう。

期待を持ちつつ進んだ。




ええええぇぇぇぇぇぇぇぇ(´Д)


ズンドコ「こ、これは・・・。自動ドア・・・?だよな?」

私は落胆した。これがこの世界のクオリティーというヤツか・・・。

私は肩を落としつつピラミッドの自動ドアを開け、内部へと進んでいった。


空調が効いてやがる。どういうことだ?これでは本当に事務所ではないか。

しかも1本道ときたもんだ。もっと、こう探究心をくすぐる様な場所ではないのか。

その1本道を歩いていくと、もう1枚扉があった。


『ファラ王ナイル事務所』


ズンドコ「ここか。文句の2つ、3つ言ってやろうか?」

私は勢い良く扉を開けた。

ファラ王「よくぞ来た。何か困った事がおありかな?」

あっ、意外にマジじゃん(°A)


目の前には社会の授業で習ったような感じの男が立っていた。

ファラ王「どのような事にお困りかな?」

ズンドコ「あ、あぁ・・・。魔王の所在を知りたいのですが・・・」

ファラ王「なるほど・・・。それでは当社の規定により3つのクイズに挑戦してもらおう」

何だよ!?当社の規定って(´Д`)空気読めよ!


しかし私はエリートだ。クイズなど朝飯前というヤツだ。

ファラ王「ではいくぞ!」


第1問:背が高くて足が1本、目が3つ。これな~んだ?


ズンドコ「えっ!?あ、あぁ・・・なぞなぞか」

この程度なら余裕だ。

ズンドコ「答えは・・・信号機だ!」

ファラ王「正解!!では次だ!」


第2問:KAT-TUNのメンバーを苗字だけで良いので答えよ


なんだよコレ!?そもそもなんと読むのだ?カットートゥン?

訳判らん(`Д´)

ファラ王「どうした?答えよ」

ズンドコ「くっ・・・!」

私は諦めつつも、前にいた会社の同僚の名前を出した

ズンドコ「えぇーい!後は野となれ山となれ!」

目をぐっと瞑り力強く答えた。

ズンドコ「亀梨!赤西!田口!田中!上田!中丸!

ファラ王「ほう・・・。正解だ!」

奇跡だ!奇跡が起きた!

しかし脱力感でいっぱいだ。この後モーニング娘。なんて出てきたら、間違いなく終わりだ


第3問:喫茶店のモーニングが有名な県はどこだ?


モーニング来たーーーーー!マジで焦った。

良かったよ、モーニング違いで(°∀)

ファラ王「さぁ、答えよ!」

私はこのモーニングを経験済みだ。

ズンドコ「愛知県だ!

ファラ王「・・・・・・・」

あれ!?間違えたか!?

ファラ王「・・・・・・せぇぇぇい!かぁぁぁぁぁぁい!!」


貴様は「叔母様たちのカリスマ」みのもんたか!?

ファラ王「よくぞ3つの難問をクリアした。褒美としてこの呪文を剣に刻むが良い。ピオリム!

ファラ王は私に手を向けて呪文を発してきた。

私は咄嗟に剣を構えた。キィィィィンと音が鳴りピオリムを吸収した。


ズンドコは瞬速斬りを習得した。

効果:物凄く素早い動きで敵を切り裂く事ができる。99Hitも夢じゃないっすよ(笑)


ファラ王「魔王の島へ行くには、この部屋の奥に旅の扉がある。そこから進むが良い」

ズンドコ「ありがとうございます」

ファラ王「気を付けて行くが良い」

私はファラ王に一礼して奥の部屋へと進んだ。


ファラ王が言っていたように、確かに旅の扉があった。

以前に痛い目に遭っているから余計に慎重になってしまう。

しかし、この旅の扉に入らなくては先へは進めない・・・。

ズンドコ「行くしかないのか・・・。後には戻れん・・・!行くぞ!!」

私は意を決して旅の扉に飛び込んだ!!


ズンドコ「ぬおっ!おぉぉぉ・・・・!」

このグニョグニョはやはり慣れ・・・な・・・い・・・


とうとう魔王の島へと進む事が出来る。

そこそこシリアスな展開で話も進んでいるから、もうバカな敵は出ないだろう。

待っていろよ、魔王よ。私はヒーローになるのだ!




第5話の復活の呪文

もーむすの めんばーなんて しらないよ


第6話に続く・・・









ズンドコ「・・・はぁ・・・はぁ・・・ここまで来れば大丈夫だろう・・・」

私はあの悪夢から命からがら逃げ出してきた。

常識を完全に逸脱している様な人間とは絶対に関わりたくはない。

本当にまともな敵はいないのだろうか?

一抹の不安を残しながらも先へ先へと進んでいた。


気がつくと潮の香りは無くなり、山を切り崩した様な場所に私はいた。

何かイベントが起こりそうな、そんな場所だった。

ズンドコ「・・・怪しいな・・・。こういう所というのも、何かしらあるってものだ」

私は神経をとぎすまし、辺りを見回した。

何者かが息を殺して、私を狙っているかもしれない。


残念ながらと言うべきか、その予想は当たってしまった。

???「冒険者か・・・・・・悪く思うなよ!」

殺気も何も感じなかった。私は心から驚いていた。戦闘のプロなのか?

???「イオラァ!

私が剣を構える間もなく、何者かが放った魔法が降り注いだ!

ドドドドドンッッ!!

大地が震えた。これほどまでの威力なのか!?あるいは相当な腕を持つ術者!?


ズンドコ「・・・くっ!おのれぇ!何者だ!?」

???「私の名はピサロ・・・。さっきのは挨拶代わりだ・・・」

なんともスカシた男だが、かなりの実力を持っているようだ。よく見ると耳が尖っている。

ズンドコ「あんた、人間じゃないのか?」

ピサロ「私はエルフ族の戦士だが・・・。それがどうしたぁ!イオラ!!」


男は私に向かい手をかざし、先程のイオラを放った!

ピサロ「喰らえぇぇぇぇい!!」

ズンドコ「私は2度は喰らわんよ!!」

私は剣を構えた。爆発する魔力が体を包む!

ズンドコ「うぉぉぉぉぉっ!これは・・・なかなか・・・!吸収出来るのか!?」

ピサロ「ふはは・・・ふはははははははっ!」


・・・耳鳴りが酷い。爆風により土煙が巻き上がり、目の前が見えない。

しかしながら私は生きている。


ズンドコは爆破斬りを習得した。

効果:物質系に対し絶大な威力を持つんだよね、コレが(笑)


ピサロ「その剣は・・・一体!?」

ズンドコ「今度はこちらから行くぞ!!」

私はピサロに向かって走り出した。

やっとまともな敵が現れてくれて、なぜか嬉しかった。心の底から嬉しかった。


ズンドコ「うぉぉぉっ!」

私は剣を振り下ろした!しかしピサロも剣で応戦してくる!

キィィィィィン!と剣と剣がぶつかり、鍔迫り合いの格好になった。

ピサロ「なかなか・・・やるではないか!」

ズンドコ「あんたもな・・・しかし相当な実力を持っていながら何故こんな事をするのだ?」

グググッと手に力を入れながら私はピサロに聞いてみた。


ピサロ「私には・・・野望がある・・・」

ズンドコ「野望・・・だと?何を考えているのだ?」

ピサロ「エルフの世界を創る!そのためには貴様の様な冒険者や魔王は邪魔者なのだよ!」

所詮『世界征服』のようなものか。残念だ・・・。

ズンドコ「そうか・・・。しかし私も夢を叶えるために突き進まなければいけないのだよ!」


魔封剣が黄色く輝きだした!

ピサロ「何ぃっ!」

ズンドコ「爆破斬り!!!!!」

鍔迫り合いの状態から爆破斬りを発動させた!

ドンッ!ととピサロの体が勢い良く吹き飛んだ!


ピサロ「うおおおおおおおおおおおおおおっ!!」

ゴツゴツした岩肌に激しく衝突した。

ピサロ「ぐぉぉ・・・。何故だ・・・。何故・・・人間ごときに・・・!」

ズンドコ「私の方が夢にかける情熱が強かったということだな」

今ならクサい台詞もサラリと言える。


ピサロ「ズンドコといったな・・・。遠慮はいらん・・・とどめを刺せ・・・」

ズンドコ「・・・・・・・・」

ピサロは何かを決意したのか。それとも全てを諦めたのか。

数分前の覇気が無かった。


ズンドコ「本当に良いのか?熱く語った夢はどうした、所詮その程度か?」

ピサロ「・・・・・・・・・くっ、好きにしろ・・・」

私はぐったりしたピサロに向かい歩き出した。


すると、どこからともなく

???「やめてぇ!」

と女の声がした。


ズンドコ「ん?何だ?」

ピサロ「!・・・この声は・・・!ロザリー!!」

ズンドコ「・・・ロザリー?」

ロザリー「もう不毛な事はやめて!なんであら争わなくちゃいけないの!」

今回はシリアスだなぁ(´∀)


ピサロ「何故ここに来たんだ!今日はレコーディングじゃなかったのか!?

えっ!?(´Д`)

ロザリー「それどころじゃないでしょ!貴方が心配だから来たのよ!」

ピサロ「・・・・・・・」

ロザリー「旅人さん!お願いします!ピサロを許してあげて下さい!」


私は混乱していた。

ズンドコ「えっ、あぁ・・・。うん。まぁ、い、良いんじゃない?」

話が急展開すぎてパニックに陥っている自分がいる。


ロザリー「本当ですか?ありがとうございます!」

ピサロ「・・・後悔するぞ?」

ロザリー「素直に感謝できないの!?」

ピサロ「・・・この借りは、必ず返す・・・。これで良いか?」

ロザリー「60点ってとこね」

まるで夫婦漫才を見ているようだった。


私はなんとも腑に落ちない感じだった。消化不良というか、なんというか・・・。

ロザリーが軽く一礼をして、私を見送ってくれていた。

しかし、初めて「戦ったなぁ」と実感できた。

これから先もこういった戦士と戦ってみたいものだなぁ・・・。




第4話の復活の呪文

しりあすな てんかいとかも わるくない



第5話に続く・・・











王の頼みを中途半端に済ませた挙句、関所まで開放してもらい

この強引な流れは、実は俺が盗賊なんじゃねぇの?と錯覚しながら歩いていた。


なんか潮の香りがしてきた。風もあり、なんとも清々しい。

爽快感を体で感じながら歩いていると綺麗な砂浜に着いた。

この大陸には豊かな自然があるんだな。

本当に魔王なんているのか?とさえ思えてくる。


まぁ、現実の世界ではないのだからアリなのかもしれない。

きっと魔王とやらはお花畑にいるんじゃないんだろうか。

と、ほのぼのしながら海を眺めていた。


「フンッ!フンッ!」

すると何処からか声が聞こえてきた。

私は声の主を確かめようと再び歩き出した。


「フンッ!フンッ!」

誰だ?私お金じゃ買えない時間を満喫していたというのに。

まったく冗談じゃない!注意してやらねば!


「フンッ!フンッ!」

そこにいたのは超マッシブな男だった。

な、何だアイツは・・・。

GOLD GYMのタンクトップPUNAと書いてあるジャージを身に着けている・・・。


PUNAって何だよ(´・ω・`)


きっと筋肉も偽者じゃないのか?などと期待もしつつ男に近づいた。

???「ん?何だお前は?」

ズンドコ「私はズンドコビッチ・ぴこ佐ェ門という者だ」

もう慣れたよ。私はある種の悟りを啓いていた。言い換えれば開き直りというやつだ。

ズンドコ「あんたの名は?」

???「俺様の名は湘南ニャンキースというヒーロー(仮)だ!」


なんだその名前ぇぇぇぇぇぇ!!Σ(Д)  °°


もはや人名ではない・・・。何かのチーム名らしき名前を誇らしげに言っちゃってるよ。

それ以前に「ヒーロー協会」の考え方に疑問が・・・。


湘南「ズンドコとやらもヒーローの試験に挑戦しているのか?ならば俺とはライバルだな!」

会って早々に勝手にライバルにするな。

何故この世界には、こんなのしかいないのだ?

もしや、私も含まれてしまっているのか?


湘南「お前も、ザンギエフという方を知っているだろう?私はああいうヒーローになりたいのだよ」

ガッハッハと高笑いしながら、話を進められている。

湘南「そのためには、日々筋トレを欠かせないのだ!」

挙句の果てに会話しながらのポージング。

これは悪い夢か?


ズンドコ「ザンギエフなら知っている。ロシアの赤きサイクロンだろう?」

もう後は野となれ山となれだ。無理にでも話を合わせれば、なんとかなるだろう。

湘南「そうだ、そうだ。お前も勉強家だな。立派だぞ。ガッハッハ!」

目の前の筋肉の固まりに「お前も勉強家」と言われても嬉しくない。

「お前も」ってなんだ、「も」って。


ズンドコ「ほ、ほぉ。そんなにザンギエフを崇拝しているのか?何か証拠的な物はないのか?」

何か馬鹿にされているようなので、私は少しからかってやろうと思った。

ズンドコ「ほら、ザンギエフと言えばあの赤いレスリングパンツだろう?」

湘南「当たり前だ!少しでもザンギエフ様に近づこうとしてだな!こうして・・・」

湘南ニャンキースはおもむろにPUNAのジャージに手をかけ、目の前で下ろした。


なるほど。これは立派な・・・

赤フンじゃねぇぇぇぇかぁぁぁぁΣ(°Д)

湘南も負けじと・・・

「これは、ジャパニーズスタイルだぁぁぁぁ!!」


間違えた事を否定せず、無理矢理進めるのか?

この辺のゴリ押し加減がザンギエフだな。


湘南「俺が心から崇拝するザンギエフ様をコケにしたなぁ?腹立たしい!勝負だぁ!!」

ズンドコ「ふざけるな!戦う必要がどこにあるのだ!?」

しかし、ヤツは頭に血が上っていて聞く耳を持たない。

湘南「問答無用だぁ!これを見よ!」

何かを取り出した。缶詰と葉っぱの様だが・・・。


湘南「ポパイ印のホウレン草!」

湘南ニャンキースの攻撃力が2倍になった!

えっ!?(°Д)


湘南「ジュラシック木澤印のプロテイン!」

湘南ニャンキースの守備力が2倍になった!

ウソ!?(´A)


湘南「☆☆☆☆★★★★→☆☆☆☆☆☆☆☆!」

湘南ニャンキースの素早さが2倍になった!

ターボッ!?(д)°°


湘南「ふぬぅぅぅぅ!!」

やばい!ありえねぇ・・・。これは反則だろう。

湘南「お前はプロテインを使わないのか!?」

ズンドコ「もっている訳ないだろう!」

俗に言う『脳まで筋肉』か?


しかしこんなヤツと真っ向から勝負したら酷い目に遭わされるのは確実だ。

どうすればいいのだ?

湘南「ならばこちらから行くぞ!!」

くっ・・・!やるしかないのか!?

湘南「ぬふぁぁぁぁ!!」

叫びながら向かってきた!


ここで奇跡が!

ギュ!っと自らふんどしを踏み派手に転んだ!

・・・チャンス!

ズンドコ「火炎斬りぃ!」

ボウッ!と剣に炎を纏わせ斬りつけた!

湘南「ごぁぁぁぁ!む、胸毛がぁ!一生懸命整えた自慢の胸毛がぁぁぁ!!」

私の足元でもがいている湘南ニャンキースを横目に逃げ出した。


ウワァァァァァンεΞヽ(´Α)ノ


恥ずかしながらも、私は泣きながら猛ダッシュした。

湘南「ぐわぁぁぁ!!待てぇぇぇ!逃げるのかぁ!?」

知ったこっちゃない。殺られるかもしれないし、犯られ(ry



・・・

どれ位走っただろうか・・・。

ヤツはきっと無事だろう。目の前が海だったのだからな。

心配をしつつも、なにより自分の体が無事だったという喜びを噛み締め安堵の溜息をついた。


ズンドコ「まともなヤツはいないのか・・・。まともなヤツはいないのか・・・」

何かにとり付かれたかのようにブツブツ言いながら、私は先へと進んだ・・・。



第3話の復活の呪文

こういった どたばたかいてて おもしろい


第4話に続く・・・。







おっ!!!

ズガーーーーン!!!



い、痛い・・・。背中から落ち強打してしまったようだ・・・。


あの旅の扉に入り込み2次試験用の世界にやってきた。

って、普通はこの着地点にも旅の扉があるんじゃないの!?

なんで空から落ちなければいけないのだ・・・。考えられん。


イライラしながらスーツに付いた土埃を払った。

そしてその場にドカッと座り、マリオ氏から貰った剣と説明書を取り出した。


その剣は戦闘用の物では無いような位に美しかった。

宝玉の様な物が埋め込まれており、とても細かい細工が彫り施されている。

私は時間を忘れその剣を見つめ、そして酔いしれていた・・・。

ハッと我を取り戻し説明書を読みだしだ。


【魔封剣の使用方法】

この剣は魔法が使う事が出来ない冒険者を大いに助けてくれる力があります。

その力とはモンスター等が使用してきた魔力を吸収し、その魔力で冒険者の新たな力を引き出します。


①モンスター等の呪文使用者が魔力を発してきた時に、剣でかばう様に前に構えてください。

②魔封剣に発せられた魔力がぶつかった時、自発的に吸収を始めます。

③魔封剣の輝きが治まったら吸収完了です。その魔力に見合った技が使用できるようになります。


これは良い!!

魔法が使えない自分の能力を十分に補える剣だ。

よし、どんどん使っていこう。これで魔王もケチョンケチョンに出来るはずだ。

私は立ち上がり剣を装備した。


ズンドコ「さて、どこかに街みたいなものはないかな・・・」

遠くを360度見渡した。すると大きな建物があることを確認した。

ズンドコ「よし。・・・まずはあれだな」

私は迷わず発見した建物に向かって歩き出した。


私が発見したのは城だった。

大きな門をくぐると兵士が立っていた。

兵士「ここはリア城です」

ほぉ、リア城というのか。私は城内へと進んでいった。

外観は大きく立派だが、城の中の造りはシンプル。

これなら冒険初心者も迷わない。とても親切だ。



王の間へは一本道だった。

あのちょいハデ親父が王様だろう。

王「よくぞ来た、旅の者よ。わしはこの城を治めるリア王じゃ」

ズンドコ「初めまして。ズンドコビッチ・ぴこ佐ェ門と申します」

自己紹介がとても恥ずかしい。きっとこんなぶっ飛んだ名前は俺くらいなもんだろう。


リア王「ここから先へ進みたいのだろうが、現在西の関所は封鎖しておる」

西の関所?ふ~ん。そんな事聞いてないけどね。俺は。

リア王「関所を開放したいのは山々だがな。開放できない理由があるんじゃよ」

この流れは頼み事をされるな?まぁ、セオリー通りだな。

リア王「恥ずかしながら・・・。わしの娘ローラがある盗賊団にさらわれたのじゃ」

うん。で?盗賊から取り戻してこいとでも?

リア王「そこでお願いがあるんじゃが・・・」

ホラ、きたよ。よくあるパターンというやつだな。

リア王「盗賊団を倒しローラ助け出してくれまいか?礼として関所を開放しよう」

ズンドコ「わかりました。必ずや救ってまいります」

うん、うん。ありきたりだね(´ー`)

リア王「盗賊団アジトは北の山にある。ではよろしく頼むぞ」



私は一礼し王の間から出た。

盗賊団のアジトは北の山にあると言っていたな。

よし善は急げだ。行くとするか。

私はすぐさま城を出て、北の山に向かった。



もう陽が落ちてきた。夕日は地平線に僅かしか顔を出していない。

空を見上げた。私がいた世界では到底見れない程の美しい星が輝いていた。



・・・山を登り始めてからどれ位経っただろうか。

ナンダアレハΣ(оДо)

私は目を疑った。こんな山奥に・・・ネオンがギラギラしている。

ここは歌舞伎町ではないはずだが。しかもご丁寧に『カンダタ・アジト』と書いてある。

カンダタというのは相当おつむが弱いのか?

何にせよ、目的地には着いた。後は特攻するのみ・・・。

私は剣を抜きアジトの中に足を踏み入れた。



奥へ進んでいくと子分らしき男がいた。なかなか体格がいい。

・・・どうする?戦うべきか?私は固唾を呑んだ。

私はある作戦を思いつき実行してみる事に。一か八か。私は男に向かって歩き出した。

ズンドコ「見張り、ご苦労!」

男「あっ、どうも!ご苦労様です!」

・・・。

通れちゃったよ(´∀`)

本当におつむが弱いらしい。



さらに奥へ。

すると先程の男よりもさらに屈強な男と、ドレスを身にまとった女性がいた。

あれか。さらわれた姫さんと言うのは。

ここまで来たからには後には引けん。いざ・・・勝負!

ズンドコ「グルァァァァァァァァァァァ!!」

私は腹の底から声を出して威嚇した。

ローラきゃぁぁぁぁ!!な、何よアイツ!」

ん?なんかおかしいぞ?錯覚か?

ローラ「カンダタッ!またあの親父が刺客をよこしたのよコテンパンにしちゃってよ!」

カンダタ「ふん!性懲りもなく、また刺客か。ローラも大変だなぁ」

なんだこりゃ。

落ち着け、俺。

いや、しかし。整理がつかん。

どういうことなの(´°З°)


ローラ「何、キョトン顔してんのよ!?アンタ・・・何も聞かされてないの?」

ズンドコ「ん?あ、あぁ。姫さんを救出してこいと言われただけだが?」

カンダタ「ギャッハッハ!!流石はバカ親父だな!」

ローラ「あぁ!!もうめんどくさい!これでも喰らいなさいよメラッ!!

ローラ姫の指先から火の玉が飛んできた。

ボンッ!と足元で弾けた。こ、これが魔法か・・・。



カンダタ「かぁ~っ、惜しいっ!」

ローラ「もう一発行くわよ!メラァッ!

ローラ姫、いやローラは手をピストルの形にしてコチラに向けた。

万事休すか!・・・んな訳ない。

私は落ち着いて剣を構えた。



ローラが唱えたメラが魔封剣にぶつかり、強い光を発した!

カンダタ「んぁ?やったかぁ?」

ズンドコ「・・・ふっ、吸収完了だ」


ズンドコは火炎斬りを習得した。

効果:獣系、水棲系、人系等オールマイティーに活躍するよ(笑)


私はニヤリと2人を見やった。これで倒せるか?と、思ったのも束の間。

ローラ「アンタ本当に何者なのよ!?とにかく、あのバカ親父に伝えて!私は帰らないってね!」

カンダタ「さっさとここから出て行け!バカ、バカ、バーカ!」


もう2人に振り回されっぱなし(´А)

訳がわからないよ。どーなってるのよ、これは。

リア王からは「姫を救出してくれ」。来てみれば「帰れ!バカ!!」呼ばわり。

今回は本当に声を出して泣こうか・・・。

ズンドコ「はい、はい。わかりましたよ。王に伝えておきますよ・・・」

こんな連中には付き合ってられないし、余計な戦闘も避けられる。

第一、メラを吸収出来たし。良いんじゃねぇの!?(´・д・)


私は肩を落とし2人の前から去っていった。

もと来た道を進んでいくと、さっきのおつむの弱い子分がいた。

子分「どーも!ご苦労様です!!」

とか言っちゃってるし。

もう疲れました。さようなら。

私はアジトを出て下山した。

私は城に戻る途中にとてもココでは書けないような事を愚痴っていた。


ズンドコ「ただ今戻りました。ズンドコです」

リア王「おぉ、よくぞ戻ったズンドコよ。して、ローラはどこのおるのじゃ?」

やはり期待されていた。

・・・なんと言えばいいのか。

リア王「愛しい、愛しいわしのローラよ!どこにいるんじゃ~!?恥ずかしがらずに出ておいで~!」

ズンドコ「あ、あの・・・。リア王様・・・。ローラ姫は・・・」

リア王「ん?ローラはどこじゃ?」

ズンドコ「大変申しにくいのですが・・・。姫は・・・王のことを毛嫌いされているようで・・・」


私は正直者だ。さっきの出来事を全て話した。

リア王「なんじゃと!!!カンダタという盗賊と結託したじゃと!?

ズンドコ「はい・・・。そのようです・・・」

リア王は全身の力が抜けたように、私の前でガクリと膝を落とした。

ズンドコ「申し訳ありません・・・。私の力が至らなかったばかりに・・・」

私も気が重い。


しかし強引な流れで追い出されてしまったのも事実。

あの2人がもう少し賢ければ良かったのだが。

責任を転嫁するつもりはないのだが、この親父にも幾らかの責任があるはずだ。


なんとも言えない静寂が部屋を支配する。

どれ位時間が経ったのか。先に口を開いたのはリア王だった。

リア王「わかった・・・。ご苦労じゃった。約束通り関所は開放しよう・・・」

ズンドコ「よろしいのですか?あの2人も出て行きますよ?」

リア王「良いのじゃ。・・・そこでズンドコにもう1つお願いがあるのじゃが」

ん~。このパターンは、冒険の途中でまた会うことがあったら的なものか?


リア王「お主は冒険者じゃ。もし旅の途中で2人と会うことがあれば、構わず成敗してくれぬか?」

イェ~イ、ビンゴ~!(°∀)y

などと口に出して言えないが、俺の予習はバッチリという事がわかった。

ズンドコ「わかりました。王にとって苦渋の決断だったと思います」

リア王「・・・うむ。よろしく・・・頼む」



関所は開かれた。

次に待ち受ける試練はなんなのだろうか。

ズンドコ「オラ、ワクワクすっぞぉ!!」

あの某サイヤ人のマネをしてみたかった・・・。

私は顔を赤らめながら関所に向かって歩いていった。



第2話の復活の呪文

おもしろみ なくてぐだぐだ ごめんなさい


第3話に続く・・・