映画『オッペンハイマー』は錚々たる俳優陣に引き込まれながら、重厚感に圧倒されました。
主演のキリアン・マーフィーさんも圧巻。
心理描写が凄うございました。
アカデミー賞授賞作品なのも納得。
物理や化学で習った専門用語を巡らしながら、「これはまたお勉強しなくてはならない」と感じ入りました。
あと一回は鑑賞できたらと思います。
そして「岸田総理も地元が広島でらっしゃるのに、意外にも軍事に肩入れなさるのね」とも思いました。
一昨日のワイドスクランブルさんの録画を拝見しますと、紅麹問題のコーナーで、コメンテーターさんの中野先生が力を込めて「日本のサイエンスは低下しており、専門でなくとも自分の健康に関することは各々で学んで行かなければならないと思う」というような進言をされており、丁度映画鑑賞後に思っていたところでしたので、「さすが、先生の仰る通りですわ!」と感心致しました。
わたくしでさえも、そこには憂いを感じたり致しますものね。
我々は「あのお薬は結構副作用が出やすい」等とお仲間と情報交換したり、成分をチェックしたり、先生にお尋ねしたりもできますが、そのような機会がない方もおられるかと思います。
わたくし自身、また母なども治療薬を服用しておりますので、飲み合わせなどもチェックしたりして、あまりサプリは使用しないようにはしております。
その辺はテレビで専門家の先生のお話はお勉強、参考になると思います。
様々な分野において。
このような課題、問題、つまり取り上げる必要があるものに数字がどうこう申すはずもございません。
自民党さんもあまり学問や研究に興味がおありではないのか、と感じることもございますし、「IPS細胞の研究費を削り、軍事に回しているのでは…」と感じたり、学術会議メンバーの人選に関しても「物を仰る先生は外すのか…」と思いますと、これもまた政府のご都合のようにも見えたり。
原爆ではなく、人類や平和のための研究に期待したいと思います