2024/5/11です。

 

訪れていただきありがとうございます。

 

昨夜の米国市場ですが、ミシガン大学消費者信頼感指数は悪化とインフレ期待が上昇しましたが、大きな材料とされることはなく、ダウとS&P500は小幅上昇で、Nasdaqはほぼ横ばいでした。来週、米国CPIとPPIの発表を控えて大きなポジションを取りたがる投資家は居ないとの見方があるようでした。

 

年後半の利下げはあるのでしょうか?

 

私はあると思ってます。

 

理由は、以下の2つです。

 

①現在の金利がインフレ抑制がかなり出来ているのに不必要に高すぎるから

 

②大統領選を控えて、経済運営に対する国民の不満を和らげたいという意向があるから

 

ということで、米国株は買いです。が、米国の利下げが始まると、為替は一旦円高に振れる可能性があります。

 

ただ、2025年末まで連続で順調に利下げが進むとは期待しないほうが良いと思います。

 

そんなに利下げ余地は無いからです。

 

インフレ率は以前みたいな低い状態が定着しない社会に変化したからです。

 

思い起こすと、今回のインフレは、いずれもデフレ輸出国のロシアと中国、ウクライナ戦争に端を発したロシアとのデカップリングや米中派遣争いでの中国とのデリスキングがきっかけですが、それ以前にコロナ対策補助金の大盤振る舞いで米国の家計貯蓄が急激に増大したことも遠因となっています。後者は落ち着きましたが、前者はそのままですし、当分改善しないでしょうからインフレの火種は残ったままとなります。

なので、石油は80ドル近辺で高いままだし、中国の鉄鋼や太陽光電池、蓄電池の過剰生産を問題視しているのが今のアメリカです。

 

それでも、米国株は業績相場となって上昇していくはずと思ってます。

特に生成AIがもたらす産業革命の本格化はこれからで、関連する半導体需要は10~20年は拡大すると思っています。

また、従来よりも電力が必要となるので、関連産業も魅力的ですね。

 

日本も弱いながらインフレが定着していくと思います。

なので、米国ほどではないけど金利はゆっくりと上がって行くと思います。

メリットを受ける銀行株や損保株はホールドですね。

 

長期投資は、このスタンスで行きたいと思います。

 

さて、昨晩の私の米株資産は6千ドルプラスでした。ほぼエヌビディアの上昇です。

 

今日はこのへんで。