無いかもしれないものを必死に追うより、具体策
こんにちは。お受験ワーママのいおりです。
はじめての方はこちらからどうぞ
私:公立小中出身のフルタイム会社員。アラフィフ中間管理職。
長女:私立小→御三家中高一貫校→難関私立医大
次女:私立小→大学までの一貫校
中学受験の塾は、二人とも早稲アカ。
受験バリバリ私立小の高学年は中学受験一色
わが家の娘二人が通学していた私立小学校は、外部中学への受験を前提とした小学校でした。
女子は、附属中高に内部進学テストに合格すれば進学可能(かつ合格権利を保有した状態で外部中学が受験可能)ですが、その内部進学テストが難化して不合格者の比率が高くなっており、下位層の子は内部進学用のテスト勉強は最初からせず、外部の中学を受験に取り組んでいるため、やっぱり受験生となります。
つまり「全員が中学受験生」
これは、忙しいワーママにとってはいろいろとありがたい面がある一方で、メンタル的には逃げ場がないという環境とも言えます。中学受験をしないという選択肢はないからです。
公立小だったら、少なくとも小学校に通っている間は普通の小学生でいられますが、うちのような小学校の場合は、学校でも塾でもずっと「中学受験生」で「勉強するのが当たり前」。
今考えれば、それだけでも小学生にとってはかなりのストレスのはずなのですが、親から見ると、子の足りないところばかりがつい目についてしまいます
やる気スイッチ、なんとか押そうと母は大失敗。
そんな環境にある次女が小学校高学年のときのある日の会話。
母「ずっとテレビ見ているけど、あなた受験本当にやる気あんの?」
そこにタイミングよく流れてくる「やる気スイッチ~♪」の学習塾のCM!
娘「え、あるよ」(←まあそう言うしかないよね)
母「うそばっかり!あなたのやる気スイッチはいつ入るわけ?」
本当によくできたCMだと思います。塾のターゲットである親の願いを表現してあるから、「わが子にあるやる気スイッチを、見つけて押してあげられるのは親の役目!」って思いがち(私はそうでした)
実際、やる気スイッチをどうやったら押せるのか、私はいろんな方法を試してみました!
「強めに怒ってみたら、奮起してやる気でるかな?」
「褒めちぎってみたら、いい気分になってやる気でるかな?」
「ご褒美出したら、それにつられてやる気でるかな?」
しかし、結果的に次女は新小5で抜毛症を発症…バカでした。
組み分けテストの成績優秀者氏名が掲載「WIN Jr」
その点、塾というのはさすがによくできていて、子がやる気がでそうな仕組みを作ってくれているので、モチベーションアップには塾をうまく利用したほうがいいと思います。
早稲アカでは、定期的に「組み分けテスト」というテストがあるのですが、長女のときは成績優秀者(4科と、教科ごと)を「WIN Jr」という冊子で発表してくれていました。長女はここに名前が載ることを楽しみに勉強を頑張っており、冊子をもらうと自分の名前や友達の名前を蛍光マーカーでラインを引くのをめちゃ励みにしていました!
次女のときは、コロナ禍の影響で、高学年からデータ配信になってしまったのが残念。こういうのは、いわば賞状みたいなものだから、私は紙のほうがいいと思うんですけどねー。
ただ、こういった仕組みも、「負けず嫌いじゃない子」の場合、そこまで響かないんですよね
母「順位下がっちゃって、くやしくないの!?」
娘「ん?なんで?しょうがないじゃん」
全員に、あると思うな「やる気スイッチ」
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受験期は、ママ友と「うちの子のやる気スイッチってどこにあるのかしら」と愚痴りあったことも何度かありました。まるで、自分の子が不良品であるかのように。
今思えば、一通り子のモチベーションがあがりそうなことを探してみても発見できないなら、あるかわからないスイッチのことなんか忘れたほうが、親にとっても子にとってもストレスが無かったのにな、と反省しています。
普通に「応援しているから、ほら一緒に頑張ろう」って繰り返し言ってあげればよかった。
☆いおり☆
職場環境がかわり更新があいてしまったのですが、その間も見に来てくださってありがとうございます。ポチっとお願いします。
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