先に親御さんには知ってもらおうと思った。


【春の星座】

おおぐま座

この星座自体はドーってことない。

問題は尾の部分である。


  おおぐま座の謎

実はこぐま座って誰?が安定してない


おおぐま座のギリシャ神話

ギリシャ神話によると、

アルテミスに処女の誓いを立てたニンフのカリストーがいました。

しかし、ゼウスはカリストーを愛し、

カリストーとゼウスには息子のアルカスがいました。

1:あるバージョンでは、

アルテミスが誓いを破ったためにカリストを殺そうとしたが、

ゼウスは恋人を空の熊に変えたと言っています。

2:別のバージョンでは、

嫉妬からカリストを殺そうとしたのはヘラでした。

3:3番目のバージョンはさらに、

息子のアルカスが母親が山で

15年間クマとしてさまよっている間に育ったことを説明しています。

アルカスが狩りでカリストに会い、

母親を殺そうとしたが、

ゼウスは邪魔をしてカリストをおおぐま座に、

アルカスをうしかい座に変えた。


てことで、

おおぐま座はカリストで決まってるのに

こぐま座の正体は諸説あります。

日本においては

こぐまを見守る親のおおぐま

考えられることが多いので、

私もこっちで教えてる。

心配だから回ってるんだよ、と

妊婦のニンフとか、狩りをするカリスとか

そ、そんなベタなネタ、

わ、私が言うわけないでしょ!

※ガチな話、出ないからどーでもいー

もし注意するとするなら3の説だ。

北斗七星から円弧を描くと、

アークトゥルスに当たる。

これを春の大曲線という。


カリストうしかい座説はこれを説明している。

ちなみに2説と3説ではヘラの嫉妬とされて、

2説では

一晩中、休めないように沈むことを許せなくした

と.こぐまとおおぐまが沈まない理由

つけている。

例えばさそりが上るころ、

オリオンが逃げるように沈む。

オリオンはさそりに殺されたからだ。

など割とギリシャ神話は侮れない。

しかし神ゼウスが浮気して、

女神ヘラが嫉妬して呪いをかけるパターンが

ひっじょーに多い。またかよ である。

この理由は文字数足りないから割愛。

だってみんな古代文明きょーみないじゃんっ!

ところで「おおぐま座」はギリシャだけではない。

おおぐま座のアメリカの神話

イロコイ族の伝説が示すように、

6人のハンターが熊を追いかけていました。

そのうちの3人は石の巨人に殺され、

他の3人は熊と一緒に空に移されておおぐま座になりました。

アメリカ先住民神話でもクマなのだ。

なぜユーラシアと北米で同じ神話なのか、

まだわかっていない。

1 アメリカ大陸に渡る前から同じ民族だった

2 後世にギリシャ神話が伝わってインディアンの言い伝えになった

3 偶然にみんなクマに見えた

このどれか決着がついてない。

2はこの例がある。

なので、この謎は次世代の研究者に任せよう。



  ​周天する星

そんなわけで「ほぼ」北にある

北極星の道標として北斗七星は重要であった。

どの国の神話でも重視されるのはこのためである。

一般には星は先頭からギリシャ文字で数える

ここで注目すべきはαとβ。

いや、違うから。

組分けとかの話じゃねえから。

ちょっとテストのこと忘れて。ね?

線分αβの5倍の位置に北極星がある。

これは天測航法では大きな目印になる。

当然、生きる力=サバイバルだから出てくる

また、カシオペヤを弓とすると

その5倍であることもきちんと押さえておきたい

この交点が北極星としてもいい。

なんでこんなめんどいことしてるのかと言うと、

北極星は2等星だから。である。

要するに一発で探しにくい。

ところで諸兄らにはミザールの隣に

アルコルという星が見えるだろうか?

これが見えるとやがて死ぬ定め

(ま、死兆星の元ネタなんだけどね)

日本の場合、地方によっては「寿命星」などと呼ばれ、この星が見えなくなると年内に死ぬという言い伝えがある[7]

ただし、以前に見えていたアルコルが見えなくなるのは

老眼のせいと考えられるため、

全く根拠のない迷信とは言い切れない部分もある。

ローマでは兵士採用の条件にされていた。

4等星なので日本での肉眼観測はほぼ不可能である


基本的にテキストにあるような話をしてもしゃーないと思っている。
知らないことだから目を輝かせてわかろうとする。
この記事が親宛てなのはそれが理由だ。
このブログを子どもに直接見せてはいけない。
子どもにはわからないオヤジギャグだらけ
見せていいのは動画教材だけ!

こっちは「浮力ってなんなの?」が誰でもわかるようにした。

だがイイネがないので転んだと思ってる

あーくそ。板書してぇ!という気分である。

私は人類を幸せにするために理科を学び、

教え、伝えているのに。無力だ。実に。

いっそ私にも死兆星が見えたらいいのに。


【アナレンマ】
諸君らは大人であるのでこれを話しておく。
北極星は動くのをご存知だろうか?
本当は太陽のことをいう。


定点で太陽を同時刻に観測して、

シャッター開けて閉じるを

一年間繰り返すとこうなる。

これをアナレンマという。

考えてみれば簡単だ。

地球がコマなら、軸はブレる。

つまりすりこぎ運動している証拠である。

これを歳差運動という。


え?太陽の話で北極星関係ないって?

地球の自転で起こるから北極星も

によってブレるのだ。

だからかつての北極星はこぐま座ではない。

過去にはアークトゥルス、ベガなどが

北極の真上にあった。

例えばうしかい座α星のアークトゥルス

全天21個の一等星のうち固有運動が

ケンタウルス座α星に次いで大きく、

紀元前58,000年頃に天の北極に近く北極星となっていた[注釈 2]

計算から、紀元前2,000年代にはりゅう座α星Thuban)が

天の北極近くにあった。

紀元前2,500年のエジプト第4王朝に建てられた

クフ王のピラミッドは、

建設当時の北極星と

おおぐま座ミザール(視等級2.2等)を使って

正確に真北を求めて建設されていたらしい

ことがわかっている[2][3]

およそ紀元前12,000年頃は

こと座ベガが北極星であり、

いまから約11,000年後には

再びベガが北極星になる。

それがどうしただって?

江戸時代、ある商人がいた。

その妻はお針子仕事をいつもして同じ場所に座る

すると妙なことに気がついた。

穴から北極星が見える日と見えない日がある。

彼女は夫に聞いた。

おそらく不思議だったから、であろう。

当時、女性は無学が当たり前だった。

夫は言った。

「バカだね、お前は。あれは動かない星なんだ」

だが妻に言われて覗くと

確かに見える日と見えない日がある。

商人は気づいた。

当たり前のように北=北極星だと思っていたが

わずかながらズレることを妻から知った。

こののち、

この商人の船は正確な航路を辿るので、

大金持ちとなった。

妻は無学だから先入観なく変だと気づいた。

バカは旦那だ。

これが銭を産むこともあるのだよ。


常識とは18歳までに身につけた偏見のコレクションのことをいう。

Common sense is the collection of 

prejudices acquired by age 18.

ーーA.アインシュタイン

だから授業の予習を子どもにするな。

まっさらだからこそ、発見がある。

発見することが初見を攻略する方法だ。

お子さんをガチで御三家難関に入れたいならば、

子どもが聞くまで黙ってなさい。ね?

それは禁則事項ですっ!



©️お受験のお医者さん