というわけで久々の入試実例集。

この記事は実在のご家庭を参考にしています。


基本コース、というかAコースのお子さん。

彼には夢がある。

両手じゃ抱えきれない。

それは

「尊敬するお医者さんと同じく開成にいって

東大医学部に入りたい!」

大言壮語これにあり。

笑います?

私は笑わなかった。

彼は生来、睡眠時無呼吸症候群です。

この装置、CPAP使わないと睡眠中に死ぬんです


その子が言う。

自分の主治医と同じコースを歩みたい。

こういうとき塾屋は二つに分かれます。

「鼻で笑って無理だ」と言う氷先生と、

「おっしゃなんとかしたろうやないかい!」という

わたくし、水蒸気タイプです。

そこで私は北国の雄をお勧めしました。

「ふん。どうせラサールでしょ!」

残念あなたは古い。

北には新興勢力がいるのです。


豊富な実績とノウハウで難関大学突破を目指します。

 北嶺は、総卒業生3641名に対して、東京大学に239人のほか、802人の国公立大学医学部医学科への合格者を輩出してきました。

これは、中学生段階から6か年、徹底した進路指導に取り組み、大学受験を意識した指導体制を準備していることに加え、

Gプロジェクト、Sプロジェクト、メディカルスクール、ロースクール、ビジネススクールなど、

思考力・判断力・表現力、他者と協働する力を育むための、北嶺の新たな挑戦の結果であると言えます。

先輩方が作ってくれた道の上を後輩たちが歩み、さらに高みへとつながる道を作っていくという北嶺の伝統が、脈々と受け継がれています。


塾屋たるもの、サクッとこういう学校見つけてこなきゃ
落第だぜ?商品知識のない営業なんぞプロじゃないんだよ!

全寮制、試される大地のこの学校、東京入試があります。

医学部特化だからこそ、

逆転も可能!…ということっ!ククク

というわけで私と生徒さんとお母様の三人三脚が始まりました。

お母様はまめな方で面談担当になっただけの

私にお手紙を毎週くださいました。

S社ではありえないことです。

基本、生徒と保護者に冷たいからね。

それを読むたびに私は勇気をもらい、

彼でも夢を終えるプランを構築します。

後半につづく。