中央小学校のまえから,公園行きのバスが6分ごと,
図書館行きのバスが8分ごと に出ています。
午前 10 時に公園行きと図書館行きのバスが
同時に出発しました。
この次に公園行 きと図書館行きのバスが
同時に出発するのは,何時何分ですか。

さてこの問題どう解こう?
実はこれは特別変な問題ではないのだ。
ただの最小公倍数である。
ちなみに大学ではLCMと呼ぶ。
LCLではないので気をつけよう。
※よいこはたちいりきんしなのだ!

最小公倍数といえばすだれ算だ。
誰だ!笑ったやつは!
俺の家族を笑うのは許そう。
だが俺の髪のことを笑うやつは許さん!
これな

注意点は「L字の掛け算」ということ。

ちなみに頭から順番に素数で割っていく。

これがセオリー。

誰だ!頭とか言ったやつは!

ところでお子様は素数はお分かりだろうか?

1とその数自身でしか割れない数のことである。

おちつかないときは素数を数えるんだよ


気をつけるのは2だけは偶数なのに素数ということ

あとの偶数は真っ先に消える。

たとえば100までだとこう

きれいに偶数は2しかない。

では1000までなら?

グエー死んだンゴ

マスターのような健康不良少年からすると

メンドクセーとなる。

ところが実は規則性がある。

素数は6の倍数の前後に現れる。

1は除かれるので2から7で折り返すと、

なんとしたことでしょう。

ものの見事な6を囲む縞模様となるのだ。




このように数字を扱う数学の分野を数論という。

これはね、算数嫌いにとっては地獄なのよ

なのでいかに視覚化するか。

線分図は大いに使いたい。

ピップエレキバンの発明者である、

高名なガウス先生はいう。

数学は科学の女王であり、

数論は数学の女王である

後世の受験生からはブーイングだろうがな。

探し方はここにある。

こうやって表にして消し込めばいい。

ま、100までは覚えた方が早いと言えば早い。


話を戻そう。
※しかし毎回話戻してる気がする
逆に最大公約数というのもある。
やはり数学ではGCMという。
すだれ算はここでも役立つ。
誰だ!s



で、

  ​それに何の意味があるんだってばよ?

と言われると辛い。

巡回諸氏にはお馴染みだがマスターは宇宙物理学を志した。

初めてのバイトが塾講師だったので、

当時の校長に

「なにをやりたいの?」

「宇宙物理です。」

「それなんの役に立つの?」

と言われて軽くムカッとした。

でも理性が抑えたので沈黙した。

相手がバイト先の雇用主でなかった場合、

この2つの10倍はしゃべっていただろう。

云々(デンデンではない)

ちなみに神の領域はミクロマクロなので、

素粒子物理学宇宙物理学が最後のフロンティアだ


話を戻そう。
※さっき戻してなかったか?
お子様が最小公倍数や最大公約数にお悩みなら
多分新生姜小4だろうから、
この辺やるといい。

このとき素数のかけざんだけで数を表すことを

素因数分解(そいんすうぶんかい)という。

てことで8=2×2×2にしたり、

12=2×2×3にしたりする。

ここで確認したい。

なんでダースは12個なのか。だ。

問 単位をダースにすることで

生まれるメリットは?

※シャンプーという答えは禁止。俺の嫁だから








答 みんなにわけるのに都合がよかったから。

12の約数は1,2,3,4,6,12となる。

これはとても多いのだ。

だからダースという単位なのだよ。

チョコうめぇ。


「でも5が仲間外れなんだが」

きみの意見は正しい。

なので、

12を5の倍数(5進数という)にするために

5をかけてみた。

60の約数は1,2,3,4,5,6,10,12,20,30,60

となった。

紀元前5000年の古代バビロニアのことである。

これも語り出すとキリがない上にピラミッドの記事はなかったことになってるので、

これ以上はやらないが、なめないでほしい。

この頃のユダヤ人は円周率を「およそ3」

知っていたし、

ルート2を四桁まで知っていた。

言語を用いる修辞的な代数により、

1次方程式2次方程式連立方程式までを解いた。

ピタゴラスイッチの定理も知っていた。

残念ながらきみたちより賢かった。

彼らが使っていた計算道具アバカスがこれ

ほらみろ数学が一周回ってそろばんに帰るのだ。

中学受験前でそろばん塾を嫌がってるきみ!

行っておいたほうがよい!

※マスターは行ってないので計算は弱い。いけ。


さあ受験ではどうなるか。

昭子さんと和子さん2人の会話文を読み、次の問いに答えなさい。

昭子さん「今日の算数は倍数と約数の授業ね。」
和子さん「教科書を読んでみよう。」
昭子さん「『倍数』と『公倍数』という言葉が書いてあるわね。」
和子さん「『公倍数』の中には『最小公倍数』というものもあるのね。けれども、『最大公倍数』はどこにも書いてないわね。」
昭子さん「なぜだろう。」
和子さん「次のページには『約数』と『公約数』という言葉が書いてあるわ。」
昭子さん「そうね。『公約数』の中には『最大公約数』というものがあるみたい。でも、『最小公約数』はどこにも書いてないわね。」

(問1)下線部アについて、『最大公倍数』はなぜ教科書に書いてなかったと考えられますか。あなたの考えを書きなさい

(問2)下線部イについて、『最小公約数』はなぜ教科書に書いてなかったと考えられますか。あなたの考えを書きなさい。


なんと算数で作文記述が出る。

四角い頭が丸くなるのかハゲるのか

よくわからないが。

ちなみに中学受験問題の女子校では

学校名が丸わかりなのはよくあることです。

某学校なんかJ子さんとG子さんが

池の周りで追いかけっこする。

J子はまだいい。純子さんとかだろ?

だがG子ってどういうことだ!

サッカーの神なのか?

ジャイコのことか!(ここで生徒笑う)


というわけで本筋から離れているが、
一周まわれば問題ない。

いよいよバスの話に戻る。

「〇〇分おき」問題は公倍数で解こうね、
ってことだ。

おっとバスの時間だ。

ではまた。


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