生存率0%の赤ちゃん① | 第2子ポッター症候群の男の子を出産→天使ママになりました

第2子ポッター症候群の男の子を出産→天使ママになりました

第2子が2018.4.27にポッター症候群と診断され
2018.8.4お空に帰って行きました。
天使ママになりました。
これからの人生、大切に生きて行こうと思っています。
そして、第3子出産できるよう妊活もしていこうと思っています。

14日の検診で


先生が母に説明していた


生存率0%の先天性疾患
それがポッター症候群です。

この病院でも年にひとりはいらっしゃいます。

もっと遅い週数でポッター症候群がわかり、出産された赤ちゃんもいました。
その赤ちゃんは生まれてみないとわからない状況でしたが

産後数時間の命でした。


エコーはあくまで予測。
これから死産になるか無事生まれてくるか
生まれたあとも予後が悪いとは言っても
どのくらいもつのかとか思われるかもしれませんが
僕たちも赤ちゃんを信じるてあげるしかできません。



私はあらためて言われて

すごく悲しくてすごく辛かった。

こんな大きな病院でも年にひとりくらいの確率で

今年は私だったのか…と
ひとり胸の中で思ってしまった。

母もネットでいろいろ調べてくれていたようで
何か助かる道があるんじゃないかと
思ってたけど、やっぱり無理なんですね…

と、ほろりと涙を流していました。


今は医学も進歩していて
たくさんの命が助かっているけれど
この子の生存率は0%。
それがポッター症候群。
ちゃんと、

ちゃんと理解しなくては…涙。



そして気になっていた逆子なのかどうなのか。



やっぱり逆子でした。

先生が言うには

今回の出産はかなり特殊なので
胎児へのリスクではなく
母体へのリスクを最小限に食い止めたい。
逆子であっても経膣分娩が望ましい。
僕たちはそう考えています。
不安に思われるかもしれませんが
経産婦さんであることや
現状から予想される胎児の大きさを考えても
帝王切開という選択肢は
分娩中にお母さんがよっぽど体調が悪いとかがない限り
選択肢として今のところないです。

今考えるべき可能性は
母体が万が一妊娠中毒症や
妊娠継続が難しくなったときに
計画分娩に切り替える必要があるという可能性を
理解しておいて下さい。


そうか、前回この子はあんまり大きくならないだろうと言われたんだった。
この話をされて思い出した。

あぁ、前にも思ったけど
この先生ですごく良かったな。

話す内容、話し方、
不思議とすっと入ってきて
あまり泣かずに話が聞ける。
すごく納得出来ました。

上の子がやんちゃ盛りで
検診に一緒に連れて行くのは…と思っていたけど
「うちの子も一緒くらいです」
「そっち行ったら鬼さんがおるとよー!
鬼さん好きなん?」

小さな子の相手もお手のもののような
そんな優しい先生です。


次へ。