今日の授業中、中2のA君には数学の計算問題を解かせました。

 

 

基礎と応用の中間レベルの問題でしたが、少し苦戦していました。

 

 

ただ、解いている最中の自学ノートを見てみると、

 

 

途中までは式が出来ており、

 

 

全く手が出ないというわけではありませんでした。

 

 

その問題は解説指導をしたのですが、その際に

 

 

「自分が途中まで書いているものは消さずに、

 

 

今先生が解説した解き方を、赤でノートに書こう」

 

 

と指示しました。

 

 

間違えた問題を消してしまう子も少なくないのですが、

 

 

消してしまうと自分がどこを間違えたのかわからなくなります。

 

 

途中まででもしっかり自分で考えて解いているのですから、

 

 

消す必要は全くないのです。

 

 

今日は途中までしか解けませんでしたが、

 

 

正しい解き方を覚えて、

 

 

それをくり返して解けるようになっていきましょう。

 

 

さて、一方の中3生は少し頭の痛いことになっています。

 

 

1週間ぶりに来た明野中学の子の数学なのですが、

 

 

テキストでいうと5,6ページ分一気に学校の授業が進んでいました。

 

 

1週間前は乗法公式を使った因数分解をやっていたのですが、

 

 

今日はもう平方根の途中まで進んでしまっていました。

 

 

聞くと

 

 

「1日に2時間数学があった」

 

 

「途中の式の応用(文章題)は一気にやった」

 

 

との返答がありました。

 

 

学校のスケジュールもあるでしょうから仕方がないのですが、

 

 

それにしても文章題をさらっと飛ばされた

 

 

(生徒の言葉ではありますが)のは塾としては頭が痛いところがあります。

 

 

学校はさらっと飛ばしても、

 

 

塾は同様に飛ばすわけにもいきませんし、

 

 

文章題自体苦手な子が多い単元ですから、

 

 

しっかりと解説をして解けるようにしていかなければならないところですので、

 

 

学校の授業に追いつきつつも、

 

 

一気にやったという文章題をしっかり復習をさせないといけないという、なんとも頭の痛い問題が起きています。

 

 

明野中学は来週には実力テストもありますし、

 

 

その対策もやっていかなければなりません。

 

 

その子にあった最適な指導をするべく、授業スケジュールを考えます。

 

 

 

 

 

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