みなさんこんにちは。
今年度主将を務めさせていただいてる日後です。
今回のオフシーズンのミーティングの中で、ブログの更新が数年前から止まっているといった意見があり、また普段の活動の様子を日々ご支援、応援いただいてる方々にお知らせできていない状況となっているため今回からまた再開させていただきます。
長らく更新がなかったこと、お詫び申し上げます。
今回、再開して初回のブログとなるわけですが、テーマは何がいいかなと考えたところ、SNSの試合結果に対してクルーの主観的な感想が無いなと思ったので、勝手ながら昨シーズンの私自身の戦績について振り返りをさせていただこうと思います。
まずはシーズン初戦の西日本選手権では、一つ上の西山さんとペアを組んで出漕しました。西山さんとはこの前の加古川代替大会でもペアを組んでいたのですが、結果は惨敗。
この大会に向けてペアを組む際にもその情景がフラッシュバックし、かなりの不安を感じながら春休みは練習していました。
試合本番では圧倒的格上だと思われていた大阪府立大学(現公立大)に予選1レース目で1艇身ほどの差しかなく、いけるんじゃないかと少し自信を持ち、再び2レース目で当たった時に1艇身ほどの差をつけて勝利することができ、2人にとって大きな自信になりました。
しかしその自信も束の間、3週間後に行われた全日本選手権では決勝レースで惨敗、今まで突き詰めれてなかった悪いところが全て出たレースとなり、自分の未熟さ、またクルーでもっと突き詰めることができたのではないかと後悔が残りました。
次の関西選手権ではインカレを見据えた対校付きフォアを編成し出漕しました。
もともとインカレに向けてのステップアップとしての大会として位置つけていたこともあり、クルーとしての完成度はお世辞にも高いとは言えない状況でしたが、それでも他大学の強豪チームには大差をつけられて負けてしまいました。少しのミスで勝負が決まってしまうなど、クルー個人個人のメンタリティの部分でも課題か見つかった苦い大会となり、インカレはこのまま行って大丈夫なのかとかなりの不安を抱きました。
次に今シーズンの集大成であるインカレです。クルーはCOX以外は関西選手権の時から変更せずに、そのまま付きフォアで出漕しました。
この時にインカレの事前合宿を長期行うかどうかで幹部で大揉めした記憶があります笑。
また長期合宿を行うのがコロナの影響で数年ぶりであり、ノウハウを知っている先輩方も引退してしまっていたので全て自分達で一から行わなければならず、準備の段階からかなり苦労してしまいました。この時にマネージャー陣が率先して物品管理等を空き時間にやってくれたおかげで、準備の際には私たちはボート関係の荷物のチェックを行うだけでよくかなり助かりました。ありがとうございます。
さて、いよいよインカレに向けて戸田にインしました。意気揚々と練習を始めたものの、初めての水域、艇の多さに戸惑ってしまい、初めのうちはまともに練習ができませんでした。また、レースの2週間くらい前に2000メートルを戸田で初めて測ったのですが、結果は順風で7:30、この時はボートをやってきて1番焦った瞬間だと思います。
ただ、コーチ陣の助けもあり、試合当日までにかなり艇速を上げることができました。特に西澤監督と奥田コーチは毎週週末に大阪から駆けつけてくれました。奥田コーチは私の二つ上の学年ということもあり、乗艇以外の合宿面での相談もしてくださり、本当に助けになってくれました。また、レース直前には中野コーチにもご指導いただき、最後の1週間は楽しく艇速を追求できた期間でボートがとても楽しかったです。
迎えたタイムトライアルでは、このクルーになって最高のレースができました。少し逆風の中で7:08と無事にタイムトライアルを突破することができました。しかし、地力の差もあり、その後の本戦は満足のいくレースはできず、敗者復活戦敗退となりました。
昨シーズン最後の大会となった加古川レガッタでは、私は新4回の渡辺とペアで出漕しました。インカレでも同じクルーだったこともあり、練習からかなりいい状態で本番に臨めました。試合本番では、予選ではラフコンに対応できず、敗者復活戦に回りましたが、その後は調子を上げていき、結果として銀メダルを獲得し、久しぶりにメダルを持ち帰ることができました。
紆余曲折あった昨シーズンでしたが、最後に目に見える結果を残せて良かったと思います。個人としては技術、フィジカルともにまだまだ課題が見つかったシーズンでありましたが、ボートに対しての知識もより深まった一年になったと思います。来年度は昨年よりもさらに良い結果を収める所存でありますので、これからも応援のほどよろしくお願いします。