【タイの田舎でマイペースながらも奮闘する、オイスカという環境NGOにいるタイねこの徒然話です。ご訪問、ありがとうございます😊】
ラノーンには実に半年ぶりくらい久しぶりに行った。
毎月、月の半分くらいはラノーンだったN連時代がもうずいぶん昔のことのようだ。
そんな久しぶりのカヤイ邸でいきなり事件が起きたのだけど、その話は少し前のブログの猫のオジョウの生還物語。 今も頑張ってます!
そして昼間はさらに大きな物語が進行していました。
今回は福岡のNPO、ラブグリーンの会の皆さんが30人近い大所帯でマングローブ植林にやってくる。
この人数もコロナ前以来で久しぶり!
今回のラブグリーンの会さんはラノーン日程の中でできるだけたくさんの植林をしたい、ということでかなりハードなスケジュールとなっている上に大人数!
しかもお天気は雨続き!
分刻みのスケジュールを事故や問題なく、スムーズに進めていくことに集中するタイねこ。
植林プログラムは参加者の皆さんに楽しんで、感じて、学んで、気づいてもらいたいといつも思っているのだけど、そのためにはスタッフも楽しまなくちゃいけないと思っているのに、今回はそんな余裕もない。
プログラムの目的を忘れて本末転倒にならないように、気をつけなくちゃ!
そんなタイねこの思いをよそに、ラブグリーンの皆さんはプログラムを目いっぱい楽しみ、感じて、気づいて、そして大満足してくれていたよ。
何年も前に参加して、今度は会社の同僚たちを連れてきてくれた方。
最年少だけど穴あけ作業も率先して体験し、スポンジみたいに色んなことを吸収していた15歳少年!
これまでの何十年も会を支え、来られなかった同士たちの分まで世代交代を見守り、そして後ろから見守っていた大ベテラン。
新旧が融合して、このラブグリーンの物語の第二章が始まったんだなあと実感する回でした。
オイスカ側でもエコツアーを取り入れるなど、新たなカタチを提案していました。
今回、参加者に初めてバンバオの手漕ぎ船を体験してもらいました。
マングローブの森の中で、バンバオが静かに舟唄を歌う。
聞こえてくるのは船を漕ぐ静かな水音、森の中の鳥や虫の声、そして少しもの悲しげなバンバオの歌声。
このマングローブに浸れる静かな時間を、これまで何十年間も毎年継続して森づくりをしてきてくれたメンバーの方々に体験してもらえたのは、タイねこ的にはとても嬉しかった。
ただやみくもに森を作ってきたのではなく、これまで続けてきた森づくりがどこに繋がっていたのか、体感してもらうことができたと思う。心から感じて、そしてそのご褒美を受け取ってもらうことができたと思う。
ラブグリーンの会の皆さん、今年もありがとうございました。
今年、希望されながらもご参加が叶わなかった方々もいらっしゃいましたが、来年はお会いできますように。