【タイの田舎でマイペースながらも奮闘する、オイスカという環境NGOにいるタイねこの徒然話です。ご訪問、ありがとうございます😊

バンコク2日目、前日はあんなに飲んだのにこの日は水を全く飲まない。
点滴をしているから良いけど、してなかったら死んでしまう。
1週間近く食べてないから、ご飯を少し食べたところですぐには回復しないし、むしろ歩けなくなっていて悪化しているようにすら見えた。
ケンカでこんなことになるなんて!


頑張って自力でトイレへ行こうとするけど、3歩歩くと座り込む。

座ってさえいられず、寝転んでしまう…。

抱っこして連れて行くけど、脚や身体のどこかが痛むのだろう。とても嫌がる。


クマ先生もキツネ先生も、『チュールを食べるならどんどん食べさせて。食べたいものを好きなだけ。』と言ってくれたので、好きなだけチュールを食べさせる。


大好きなベランダで日向ぼっこをしている。

ほとんど歩けないのに、好きな場所へはヨタつきながら行こうとするので手伝う。

そして安心して寝ている。


2日目の病院で、食欲増進剤を飲ませてくれた。

すると夕方からご飯をだいぶ食べるようになった!

夜中、少しうんちも出た。

まだ体はボロボロだけど、きっと良くなる!


3日目の病院、お休みだけど臨時で継続治療の子だけ受け付けてくれる。

足を引きずっていて、ほとんど歩けないというと、触診して注射してくれた。

そして点滴、抗生剤、食欲増進剤。

クマ先生『ご飯をちゃんと食べられるようになったなら、もう大丈夫だよ。これからも今は好きなだけ食べさせて。』


良かったよ〜。ホッとした。

連れて帰ってきて良かった。


オジョウを信じて良かった。

『オジョウとの絆を信じて!』と言ってくれたきつね先生に感謝!


苦しそうに横たわるばかりで、チュールにも反応しなかったラノーンでのあの数日は覚悟した。 

17歳という高齢、いつお迎えが来てもおかしくない。

病院へ行くたびにぐったりしていった。



今は少しなら半身を起こしていられる。

ペロペロと舌を動かして舐められる。

汚れた口元を手で擦って舐める。


当たり前の簡単な動作。

でもラノーンでは全くできなかった。

それが今はできている!


安心できる環境、その子にあった適切な治療法を選んであげること、それがどんなに猫にとって大切かを思い知った。


たぶん大丈夫!

応援してくださった皆さん、心配してくださった皆さん、本当にありがとうございました。


オジョウは必ず復活します!