頑張って自力でトイレへ行こうとするけど、3歩歩くと座り込む。
座ってさえいられず、寝転んでしまう…。
抱っこして連れて行くけど、脚や身体のどこかが痛むのだろう。とても嫌がる。
クマ先生もキツネ先生も、『チュールを食べるならどんどん食べさせて。食べたいものを好きなだけ。』と言ってくれたので、好きなだけチュールを食べさせる。
大好きなベランダで日向ぼっこをしている。
ほとんど歩けないのに、好きな場所へはヨタつきながら行こうとするので手伝う。
そして安心して寝ている。
2日目の病院で、食欲増進剤を飲ませてくれた。
すると夕方からご飯をだいぶ食べるようになった!
夜中、少しうんちも出た。
まだ体はボロボロだけど、きっと良くなる!
3日目の病院、お休みだけど臨時で継続治療の子だけ受け付けてくれる。
足を引きずっていて、ほとんど歩けないというと、触診して注射してくれた。
そして点滴、抗生剤、食欲増進剤。
クマ先生『ご飯をちゃんと食べられるようになったなら、もう大丈夫だよ。これからも今は好きなだけ食べさせて。』
良かったよ〜。ホッとした。
連れて帰ってきて良かった。
オジョウを信じて良かった。
苦しそうに横たわるばかりで、チュールにも反応しなかったラノーンでのあの数日は覚悟した。
17歳という高齢、いつお迎えが来てもおかしくない。
病院へ行くたびにぐったりしていった。
今は少しなら半身を起こしていられる。
ペロペロと舌を動かして舐められる。
汚れた口元を手で擦って舐める。
当たり前の簡単な動作。
でもラノーンでは全くできなかった。
それが今はできている!
安心できる環境、その子にあった適切な治療法を選んであげること、それがどんなに猫にとって大切かを思い知った。
たぶん大丈夫!
応援してくださった皆さん、心配してくださった皆さん、本当にありがとうございました。
オジョウは必ず復活します!