す【タイの田舎でマイペースながらも奮闘する、オイスカという環境NGOにいるタイねこの徒然話です。ご訪問、ありがとうございます😊

朝ごはんを済ませたら、いざ山歩きへ!


ダーさんの有機農園も案内してもらいながら…

ここはお茶の葉で作っている堆肥。お茶で堆肥ってすごいよね。


ダーさんの土地は土が柔らかくふかふかしている。自然農法だからだ。

道を挟んで左側の緑の土手はダーさんの農園。右は農薬を使っている他の人の農園。一目瞭然!


雨の後、山道はこんな状態。

道路の様子を撮影しながら進む。後で報告して直してもらえるようにお願いするんだって。


雨上がりの山では、きのこたちがあちこちで頭を出している。これ、後で知ったけど実はシロアリタケという日本では幻のきのこと呼ばれる貴重なもの。一部には『松茸よりも価値がある』とさえ言われているらしい!香り、食感、味、全てが良いらしい。

そんな幻のきのこ狩りをしながら前に進む。


とったきのこは帰り道で回収するように、道端の枯葉の下に隠していく。ちゃんと目印になる何かを作りながら。


道中で出会う大きな木々は、神々しくさえもある。

見事な森だ。


タイねこはなかなか見つけられないけど、一緒に歩いている森の専門家たちはどんどんきのこを見つけていく。

そしてようやく見つけたよ!こういう傘の開いてないのが軸部分が大きくコリコリして美味しいらしい。


ダーさん、また隠す。


森のジャスミン。

香りは普通のジャスミンのように強くない。


『疲れたら森のヤードム(嗅ぎ薬)を試してみて』とダーさんが道端の木の幹を削り始めた。


木の幹の内側の白いところを薄く削ってガムのように噛んでいる。

少しもらって匂いを嗅ぐと、バームのような香り。口に含むとにがしぶい!美味しくはないけど、確かにスッキリする香りだ。


道中で見る草花も食べられるものが多い。

名前は聞いたけど忘れた…。


山道を30分ほどこんなふうに散策しながら行くと…


出た〜!ついに絶景!

ドーイディンダム(黒土の山)の頂上に到着である。


パノラマの景色が広がる。

こちらはチェンライの街側。


これは毒キノコ。

でも自然の造形が美しい。


小さなテーブルが設置されている。


ここでちょっと休憩。


でも残念だね。こんなに気持ちの良い場所なのに…。

遊びに来た人がゴミを持ち帰らずに置いてある。

私たちはゴミを残さずに持って帰るよ。


帰り道、またダーさんが山の中に入って行き…


太めのツルを切って水を飲む。

山で喉が渇いて困ったら、これを飲めば生き延びられると教えてくれたよ。


ナタ一本あればサバイバルできそうだね。

さすが山岳民族だよ!


ピンぼけになったけど、水が出てきているのがわかるよ。


山の先生との山歩きはとっても面白い!

続きはまた次回。