荒らされ汚染された水不足の水源地を守るために | オイスカ・タイ駐在員のブログ タイとネコとお仕事の話

オイスカ・タイ駐在員のブログ タイとネコとお仕事の話

タイで環境に関する活動を行っているNGOオイスカです。

バンコクに駐在しているオイスカのスタッフがタイでの毎日から感じたことをお伝えしています。

コメント、ペタ、またのお越しをお待ちしています!

NEW !
テーマ:
チェンライ県の山間部、一面にハゲ山が連なるメーパクレ村。

山肌に木はなく、あるとしたらバナナの木や果樹がところどころにある程度。
国としては水源地として森を残さなければならないと位置付けている場所です。
ハゲ山にされてしまった山肌には、いく種もの商品作物が植えられています。

龍眼(北部タイの名産である半透明の甘い実をつける果物)の木や、その樹間には豆を育て、道沿いにはバナナを植える、といった具合に。

そしてこれらの商品作物には、化学肥料や化学薬品を使った殺虫剤、農薬をたくさん使います。

雨よけになるあずまやの近くには、空になった農薬の容器がかなりの数放置されていました。

この横にある植林地を見に行ったのですが、この日も隣の農園のご夫婦が無防備な姿で農薬を撒いていました。

マスクも軍手もせず、「身体に悪いよ。気を付けて。」と言うと、笑って「大丈夫!」と答えていました。
そこで撒いているご夫婦に「農薬はダメ」といっても生活がかかっている二人には通じません。農薬の問題は、組織的な問題も孕んでいてわかっていても改善が難しい、とても根深い問題です。

ですがここは水源地。
多くの人々の生活を支え、命を育む森とならなければいけない場所。
農薬で水源の水が濁っています。

少し水が白くなっているの、わかりますか?

小さないちNGOとして何ができるのか、ここに来るたび考えています。
まずは豊かな森を取り戻せたら…。
やっぱり、私たちに出来る確かなことは、それにつきます。

 村長は言います。「一番の問題は、水不足」

水源で水が枯れてしまう、という事態を改善するためにも、水が農薬で汚染されないためにも、ただひたすらに森を作り、森を作る村人を育てていくこと。
プロジェクトが終わっても、やるべきことは続きます。

頑張れ、メーパクレの村人たち!



タイねこさんをフォロー

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス