1月17日、
摂津市民文化ホール。


この日は朝からあいにく冷たい雨が降っていましたが、

それにも関わらず大勢の方にお越しいただき、

大阪聴覚障害者情報提供施設支援チャリティ公演

無事に開催することができました。



それではその時の様子を、この私、しんぺーが振り返ってみたいと思います。



第一部
~手話エンターテイメント発信団oioi~





我らが誇る"巨人"きぬ"サルエル"ふなっち二名による司会から始まりましたoioiステージ・・・


今回は超豪華!!

3つの演目をお送りいたしました。




1つ目は・・・!?


『なかったコトにして!!』


今まで何度も公演に使ってきたこのネタであります。

が!今回は、

舞台の広さは今までの数倍!
観客の多さも今までの数倍!!


ということで、その舞台の広さを活かしつつ数多の観客を魅了できるように、
内容も演出も見直した集大成バージョンでお送りいたしました。




ネタその①
『のぞき!!』

のぞき男たちの顔芸の面白さも、覗かれる女性のセクシーさもパワーアァァップ!!





ネタその②
『おごって!!』

わいわいの金銭的負担もパワーアァァァップ!!






初めて見る人はもちろん、何度も見てきた人にとっても、新鮮に楽しめるモノをお届けできたと思っております!!





続けてお送りいたしました2つ目の演目は・・・!?



『手話格闘技』



我々手話エンターテイメント発信団oioiは、
手話歌や手話コント以外にも新たな手話エンターテイメントを考案し、
発信しているのでございます。
その新たな手話エンターテイメントの一つ。


それが手話格闘技!!



一例をお見せしましょう。



基本攻撃の型その4
『え』!!
5本の爪を相手に向けて突き出すことによって、相手をひるませるものなり。




マナーを守るモノは自分の身も守れる!!
防御の型『マナー』!!
上半身はもはや岩も同然となり、どのような攻撃をも防ぐものなり。




愛は地球を救う!!
愛の型『I Love You』!!
その指先から発せられる愛情のあまりの深さゆえに、いかなる敵であっても戦意を失ってしまう効果のある究極の構えなり。



そんな手話格闘技の達人であるマスターボンバーとその弟子たち。


彼らの稽古が気に入らないからといって絡んでくる2人のチンピラ。



そして手話格闘技に秘められた力とはどのようなものなのか・・・!?




今回はそんなお話をコントを交えてお送りいたしました。




・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・



さぁ、いよいよoioiステージも次が最後の演目となりました・・・



それではお送りいたしましょう。




『青春謳歌』





挫折すれば、励ましてくれる仲間がいる。




恋をすれば、共にうまくいく方法を考えてくれる仲間がいる。




失恋すれば、共に悲しんでくれる仲間がいる。




今のこの一瞬が、これからの人生で一番若い瞬間!!

やりたいことはなんでもできる!!




素敵な仲間たちと共にいろんなことを乗り越え、楽しんでいこう!!!

さぁ立ち上がれよ

~♪ YOUNG MAN (Y.M.C.A.) ♪~(歌:西城秀樹)









最後は、oioi(ほぼ)オールスターズが登壇し、手話歌を披露しました。


ビンビンとハートに響く音楽!

汗をまき散らし、熱気ほとばしる手話歌を魅せる我らoioiメンバー!!

共にこの歌を口ずさみ、共に手を動かして、ステージと一体化していった450人の観客たち!!






こうして、
大盛況のうちに、大阪聴覚障害者情報提供施設支援チャリティ公演・第一部~手話エンターテイメント発信団oioi~は幕を閉じたのでございます。





第二部
~早瀬憲太郎氏講演~




満を持して、

NHK『みんなの手話』で手話講師をされている早瀬憲太郎さんのご登壇!!




と、その前に、
ステージ上の大スクリーンに映し出される映像、

「生命のことづけ~死亡率2倍 障害のある人たちの3.11~」の鑑賞。



東北大震災で罹災した障害者たちへのインタビューを元に作られたドキュメント映画でした。




ある聴覚障害者はどうやって津波のことを知り、逃げることができたのか。


ある肢体障害者はどうやって崩れ落ちた家に巻き込まれることなく無事避難できたのか。


ある視覚障害者はどうやって避難後の生活をしているのか。





様々な障害者たちの状況を知ったうえで見た早瀬さんの講演は、一層心にしみました。



とても見やすいうえに臨場感溢れる早瀬さんの手話トーク。

一つ一つの手話に、とても重みがあります。



ふと、早瀬さんから観客のみんなに質問が投げかけられました。



罹災した聴覚障害者が特に欲しがっていたものはなんでしょうか?



私は『情報だろう』と思っていました。

健聴者であればラジオや場のアナウンスから得られるものが、
聴覚障害者には何もない。
今どのような状況なのか、この先どうすればいいのかを知るためにも、
情報が必要だろうと思っていました。


しかし、答えは違っていました。






情報ではない!?




では、なんだろう・・・?






家?いいえ。

食べ物?いいえ。

服?いいえ。


私が印象に残った答えはこの2つでした。




ひとつは補聴器。




聴覚障害は周りからは見えない障害。
そのままでは、周りとのすれ違いが生じる。
壊れていてもいいから、補聴器をつけて、とにかく自分が聴覚障害者であることを見せる必要があったのです。



そして、





手話。






避難所では、多くの人が、知らない人同士であっても、お互い気遣う言葉をかけあっていたことでしょう。



しかし。

聴覚障害者にはそれが伝わらない。




死と生の淵に立たされている時に、
コミュニケーションのとることのできる相手がいないことを想像してみれば、
それはなんと心細いことなんでしょう。


そんな時に、誰かが、だれかが、手話で話しかけてくれればどんなに救われることか!


そんな心のバリアをクラッシュするためにも、我々oioiが、もっともっと手話で世界を明るくしていこう!!
見ていてそう決意することのできる素晴らしい講演でした。




早瀬憲太郎さん、大阪聴覚障害者情報提供施設支援チャリティ公演の関係者の皆様、
このような機会をくださり、まことにありがとうございました!!







文化ホールを出てみると、外はいつの間にか雨がやみ、気持ちのいい暖かな日差しが射し込んでいました。

それはとてもとてもまぶしいものでございました。