ムヒカ語録 | 老$の徒然草

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もうじき80歳、ブログはボケ防止の頭の体操
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ウルグアイのムヒカ前大統領が来日した。
現役時代は世界一貧乏な大統領と言われ、今でも国民に絶大な人気。
4年前ブラジルで開催された国連環境会議での伝説のスピーチで世界に知られる人になった。

★貧乏な人とは何を手に入れても決して満足できない強欲な人である。

★経済の発展は必ずしも人を幸せにしない。

ムヒカ語録は、仏教の説く「小欲知足」に通じる。

南米のニュースは、現在なら資源価格の暴落で混乱が続くブラジル、少し前なら反米の雄ベネゼエラ・チャベス大統領、そして第二次世界大戦直後はGDP世界7位だか8位だったアルゼンチンの財政破綻、
人口300万人の小国ウルグアイについては報じられるニュースはなかった。
唯一繰り返し出てくるのがウルグアイランド、
貿易の自由化や多角的貿易を促進する通商交渉の舞台になった場所がウルグアイの保養地だった。
あの時、農水省は農業対策費の殆どを土木事業に使ってしまった。

調べてみたらウルグアイは、こんな国、
面積や総人口は南米の国家としては小規模だが、チリに続いてラテンアメリカで二番目に生活水準が安定している、
政治や労働分野においては南大陸で最高度の自由を保つ。
牛肉が安く、毎日でもペッパーステーキ食べられそう。



ラ・クンパルシータ


タンゴの名曲「ラ・クンパルシータ」はウルグアイの17才の少年が作曲、同国の第二の国歌になっている。
ウルグアイの首都・モンテビデオで作られこの曲は、ラプラタ川の対岸、アルゼンチンのブエノスアイレスのタンゴバンドが競って演奏するようになった。
楽曲の意味は仮装行列の行進。

新宿・歌舞伎町の地球会館やACB、新橋の夜来香はタンゴの生演奏が楽しめた、神保町のミロンガ、信濃町のタンゲーラはタンゴ喫茶。
60年近く前、日本でもタンゴが流行っていた、
哀愁を帯びたバンドネオンの音色が好きだった。
往時茫々。