日本のホブスレーは、絶対応援しない | 老$の徒然草

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もうじき80歳、ブログはボケ防止の頭の体操
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ソチオリンピックは、仕方がなかつたが2018年の韓国・平昌オリンピックでも大田区の中小企業が中心となって開発した「下町ボブスレー」が不採用になった。
それも、冷酷な書面での通知。
私が、鉄工所の親父で組合の理事なら、マスコミを集めて、今後頭を下げられても日本チ-ムには絶対使わせないと啖呵をきった。
(これだけでも充分宣伝になる)

年が明けて救いの神様、それも格好の神様が現れた。
ジャマイカチームがこの「下町ボブスレー」でオリンピック出場を目指すことが決まった。

氷の上のF1と言われるボブスレーは、『そり』の性能に左右される。
スポーツというより夫々の国の技術力の戦い、
『そり』は、頑丈で、かつ、軽いことが絶対条件、
オリンピックはオールジャパンが建前、
日本チームは実力もないくせに実にバカな決定をしたものだ。
(日本チームは、ドイツ製のそりで出場する)

・アメリカチーム/NASA
・ドイツチーム/BMW
・イタリアチーム/フェラーリ
・日本チーム/下町ボブスレー⇒ジャマイカチーム/下町ボブスレー

直木賞、芥川賞の候補になった小関智弘と言う人が居る。
この方、下町ボブスレーの蒲田・大森界隈で50年旋盤工として働きながら小説やエッセイを書いてきた人。
工作機械が数値制御に変わっても職人芸は生き残ると言っていた、
そのとおりになった。
『物づくりは、人づくり』、
『手で考えよう』

が持論。
きっと今回の連盟の決定に怒っていると思う。

ジャマイカには、雪も氷もない、
勿論、国内に練習用の施設なんてない。
それでも、風呂場でイメージトレーニングは出来る。
イメトレがどれだけ大事か五郎丸や琴奨菊の〝ルーティーン〟でも実証された。

『クールランニング』は、1988年に行われたカナダのカルガリーオリンピックに出場したジャマイカのブボスレーチームを題材にして作られたスポーツコメディー映画。

ジャマイカが日本に勝てば、大田区の職人さんは溜飲を下げることが出きるし鉄工所の親父さん達は泣いて喜ぶ。

下町ロケットは、本もテレビも見ていないがたぶん三菱やIHIが作るロケットの部品の話、
一方、下町ボブスレーは、部品ではく本体そのもの、
日本の金属加工技術がドイツのBMWやイタリアのフェラーリに勝てないわけはない。
頑張れ、ジャマイカ!!!

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