メルケル首相の来日目的 | 老$の徒然草

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もうじき80歳、ブログはボケ防止の頭の体操
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呼んでもいないのに何で日本に来たのだろう?
中国に何度も行ってるからたまには顔を見せなきゃということだろうか?

あの時、志津川に居た大男のドイツ救援隊は、本国からの撤収命令に従って真っ先に帰国した。
それもキャンプの初日だから日本での活動実績はゼロ、しかし、スイス隊は日本に留まった。
スイス隊の隊長は小柄なリンダおばさん、何頭もの救助犬を率いていた。
救援隊は、ただのボランティアではない!!
だから、絶対忘れない。

今はやり方を忘れたけどパソコンでドイツのテレビ局、それもローカル局のニュースを見てたまげた。
日本から放射性物質が飛来するイラストのGIF画像を流し、御叮嚀にテレビ局の近くの公園でガイガーカウンターで測定を始めた。
学生時代にドイツにホームステイした人には、ホストファミリーから〝何で日本に居るの、すぐこっちに避難しなさい〟と矢の催促だった。
ドイツ人は、家族の健康が第一、そして豊かなのに実に質素に暮らす、日本のように借金まみれの経済運営は、端からやらない。

メルケル首相が福島の原発事故で原発やーめたと喧伝されているが、それは違う。
元々緑の党など野党勢力が強く、再生可能エネルギーを推進していた。
たまたま福島の原発事故があって、従来の原発推進から転向せざるを得なかったのだ。
ドイツの脱原発は、政治家や経済人を入れずに倫理委員会の勧告で決めた。
日本風に言えば、宗教家や哲学者が決定したと思えばいい。

原発部門をフランスに売却したシーメンスは火力、風力に注力して絶好調。
日本と違ってドイツの原発は9基も動いてるし、周辺国は原発を新増設しているから電力には困らない。
ヨーロッパ国のドイツ州が地続きの周辺州の協力をあてにして脱原発に踏み切ったと考えた方がいい。
原発を止めるべきだが、単純にドイツにならえはナンセンス。

やはり気懸りなのは、福島の事故の後始末、汚染土の捨て場もなし、最終処分場は宙に浮いたまま、国土の広いアメリカでさえ決まらないんだから簡単な話ではない。
今、最終処分場の建設を進めているのは、フィンランドと、又原発を復活させたスウェーデン。
待ち構える人類史上最難関の廃炉作業、・・・・
原子力技術と全く関係ない、自立型ロボット技術をどうやって構築していくか、
今、福島の浜通りのどっかにその研究施設を作るらしいが、兆円単位の金をつぎ込む必要があるだろう。
どこの国も助けてくれない、助けようにもそんな技術を持っている国なんかどこにもない。

プーチン大統領は、大の犬好き、日本から送られた可愛い秋田犬も飼っている。
一方、メルケル首相は、犬嫌い。
モスクワでメルケル首相と会談する時は、一番怖そうなこのこの犬が一緒。
ところでメルケル首相の来日目的は?
安倍総理にロシアへの牽制を迫ったのだろう。
日本に振らずに中国に言ってくれ!!
(これじじいの独り言です。)
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