どのくらいの科学的、戦略的価値があるか知らないが、 | 老$の徒然草

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もうじき80歳、ブログはボケ防止の頭の体操
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日本としては、中国が尖閣だけでなく、もっとスケールの大きな目標を持っていることを喜ぼう。
中国は、真の敵はアメリカとしつつも、当面は尖閣諸島の国有化を進めた日本から尖閣を奪取しようと考えている。
突然の防空識別圏の設定もその一環。
今回の月探査機の稼働が、どのくらいの科学的、戦略的価値があるのか分からないが、
中国共産党と中国人民にとっては、慶事なんだろう。

中国の民間セクターは、全く独自技術がない、唯一の独自技術を磨ける部門が軍事と宇宙開発。
しかし、盟友のロシアも、中国はすぐコピーしちゃうから、あるレベル以下の武器しか中国には売らない、宇宙技術も同様だから、中国は、独力で開発することが至上命題。
今は、大したことはないが、中国は、軍事技術でこそ独自の物を獲得するかもしれない。

アメリカは、民間セクターが世界で覇を競い、その結果リーマンショックのようなことを起こしても恬として恥じない。
中国は、国家としてPM2.も制御出来ないのに、お月様に執着する。
残念ながら、世界の1位、2位の大国は、お世辞にも、世界の範たりえない。
そのはざまで、生きなければならない日本は、まことに窮屈ではある。

日本は、皆が賢くなり、世界に覇を求めず独自にクォルティー国家を目指すしかない。


小林一茶は、
名月をとってくれろと泣く子かな
と詠んで、子供だからしょうがあんめいだった。
日本は、昔から月は見るもの。
中でも、水辺に映った月が一番。

《イトカワへの使者・JAXAのはやぶさとビートルズの月の使者》



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