カディスの赤い星 スペインのギター | 老$の徒然草

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もうじき80歳、ブログはボケ防止の頭の体操
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世界一周魅惑の鉄道紀行

今宵の鉄道紀行は、スペイン。この国を代表する舞踊といえばもちろんフラメンコ。マドリードでフラメンコのショーを初体験。偉大な画家が住んだ街やギターの名曲誕生の街も訪ねます。イスラム文化繁栄の都コルドバでは伝統料理を堪能。そしてフラメンコ発祥と言われるセビーリャで、本場ならではの迫力のステージを体感。魂の叫びほとばしるフラメンコと旋律を求めて、マドリードからアンダルシアへ、情熱の国を旅します。               2013.2.18放映
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ベルギー、スペインは時々国内の一部地域の独立騒動が絶えない。
スペインは地域による文化の違いが非常に大きい、スペインの代表的な地方は、首都のマドリードがあるカステリア地方、第二の都市バルセロナを擁するカタロニア地方、ピレネー山麓のバスク地方、南部のアンダルシア地方。 

カタロニア地方はカステリア地方に対する対抗意識が強いことで知られ、言語もスペイン語とは似て非なるカタロニア語が使われている。とくにサッカーにおけるマドリードへの対抗意識はすさまじく、地元の人気チームのFCバルセロナからライバルのレアル・マドリードへ移籍した選手がカタロニア人に暗殺されたこともあった。 

バスク地方は、経済も豊か、中央政府から独立の機運が最も高い地方だ。バスク人には力自慢の大男が多いことで知られる。また、ベレー帽はバスク文化の象徴として有名である。 

アンダルシア地方は、情熱の国・スペインでも最も情熱的なところです。かつてイスラム帝国の支配を受けた名残があり、中心都市のグラナダにはイスラム文化の最高傑作のアルハンブラ宮殿がある。そして、女性は黒髪・黒い瞳の混血美人が多いところ。

ブログを始める直前『カディスの赤い星』を読んだ。このカディスはスペインのアンダルシアの港湾都市。
ダイヤを埋め込んだカディスの赤い星という名前のギターの名品を巡る冒険推理小説。
上巻は、対立する楽器メーカーの虚々実々の戦い、下巻は、舞台はスペインに移り、フランコ総統暗殺を目論むテロリストや治安部隊や極右組織が暗闘を繰り広げる、そして下巻最終章で登場人物の出自が明らかになる。楽器メーカーのPRを担当する主人公は、何度もあわやの危機を乗り越えるが、最愛の恋人は交通事故で死んでしまう。
この小説は、ギターとフラメンコをこよなく愛する逢坂 剛が博報堂に勤めていたサラリーマン時代に書き上げた。しかし、日の目を見るまで10年近く要したが、この著作で直木賞を受賞した。

スペインバレンシアにリヤドロという陶器メーカーがあり、デパートに必ず売り場がある。食器ではなく飾り物が多い。最近は何故か日本向けのひな人形なども作っている。
今朝の新聞にこのリヤドロの紹介記事があった。

    <村治 佳織のアランフェス協奏曲>



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