ある権力のある国王がいました。国王は部下を

影武者として椅子に座らせ、自分は側近のふり

をして傍らに立ち、挨拶に来る他の国の権力者

の状況を観察していました。その日もある人物

の挨拶を受けました。その人物は控えの部屋で

「さすが国王さま立派な方です。しかしその傍ら

におられた側近は何者ですか、なかなかのきれ

者と見ました。」と話したそうです。それを聞いた

国王はニヤリと笑って「その者を帰すな」と命じ

処刑しました。ある本で読んだ戦国時代のお話

です。口は禍の元。怖い怖い。