退院後な2日目目を迎えた93歳の母、敏ちゃん。
今日からは自宅で普通の生活に戻っていろいろとリハビリをしていかなくてはなりません。
朝は父の仏前にお参りするところから始まるのですが忘れていました。そして火は危ないので電池式のロウソクとお線香に変えて前日に使い方を伝えたけど忘れていました。
午前中はかかりつけの医院に行くのですが冬の靴がどこにしまったのかの記憶がない。それらしき靴を履こうとするも、爪先を靴に突っ込んで当てずっぽうに履こうとする。手を添えたな方が良いよと言ってもその動作が出来ない。
午後、欲しいものがあるというのでOHジョさんと買い物に出掛けましたが途中で電話が来て『どこに行ってるのか』と激しい口調の怒りの電話。
ボクはこの時ばかりは抑えられなかった。ちょっと怒鳴ってしまった。家に帰ってから今までの勝手な言い方や振る舞いに対して説教させてもらった。
母は若い時分から社会に出たことのない人で人付き合いも苦手だし言葉の使い方もちょっと無神経なところのある人です。なのでボクは子供の頃から母とは口喧嘩が日常茶飯事でした。
そんな人なので入院時も他の人との交流も無かったようです。会話がほとんど無かったようで認知の症状が出てきたようです。
本人はいたってその事に気付いていないしもう普通だと思っているようですが日常生活は何一つ一人では出来そうにありません。今はボクとOHジョさんがいるので認識していないと思うけど、独居になった瞬間に混乱するのは目に見えています。
1日過ごして感じたのは軽度の状態でもこれは我々が軽く受け止めてはいけないと言うこと。
ボクもちょっと大胆な生活の見直しが迫られているのかなと痛感しています。