土曜の映画のお話。 | 英国に慣れ『ぬ』 ジャポネ-ヌ。

それは2020年7月25日のことでございました・・・:

 

、、、、、、、、、、、、

ご注意:今回はわたくしめの映画日記。

長い。長い。長ーい。さぁ!逃げてー!!注意

、、、、、、、、、、、、

 

ロックダウン中、

 

面白くなーい。

もう観たー。

面白くなーい。

 

ずっとぼやいていたTV放映の映画たち in 英国。

 

が。

 

パブやレストランなど

いろいろなお店のOPENがOKになって以降の土曜の夜に

TV初放映が続いているのでござーいタラー

 

それも

アカデミー賞などでノミネートや受賞した話題作が。

 

 

この前の土曜日は

『Three Billboards』(2017)

・・・魂は震えなかったけれど、時折お腹が震えた。ごめん。汗

 

で。

昨日土曜日には、こちら。

 

『The Post』(2017)

邦題:ペンタゴンペーパーズ/最高機密文書

観るでしょ。

観ちゃうでしょ。

そーでしょー。そーでしょー。

 だってトムさん&メリルさんだものー。

 

 

この映画、短く言うならば

ウィキペディア先生の説明を引用するとズバリ:

 

『ベトナム戦争を分析・記録したアメリカ国防省の最高機密文書

(通称:ペンタゴンペーパーズ)の内容を暴露したワシントン・ポストの

二人のジャーナリストの実話をスピルバーグ監督の手によって

映画化した社会派ドラマ。』

 

・・・な116分。上差しキラキラ

 

2017年に宣伝している頃に見た印象では

メリル・ストリープさん演じるミセス キャサリン・グラハムさんが

トム・ハンクスさんの無敵の相棒ジャーナリストなのかと

わたくし勝手に思っておりましたが

ぜんぜーんハズレ。笑い泣き笑い泣き笑い泣き

 

、、、そうだとしたら

きっとUS映画にありがちの

平凡なサクセスストーリー映画になっていたことでございましょうけれど。

 

 

この大きな事件の実話の中で

非常に難しい立場であり、

かつ誰よりも重要な立場に置かれた女性であった

ミセス キャサリン・グラハムさんを演じたメリルさんが

とてもとても素晴らしかったのです。

あの年のアカデミー主演女優賞をあげたいぐらい。わたくし的に。

それを書いておきたくて、ここに書いているぐらい。笑。

メリルさんが目の前を歩いていたら、握手を求めて

どれだけすごかったかをマシンガントークするであろうほどに。

 

笑。笑。

 

 

でも

メリルさん以上に観る価値があったな、、と思えたのは

終盤に出て来た最高裁の判決後に

最高裁判事の言葉を同僚たちに伝えるシーンのこの言葉。

(これから観るご予定の方は観ないで下さいましよ。これこそがこの映画のメッセージだと思う故)

 

※見れなかったらごめんやっしゃ。(※出だしの画像は悪いです。)

 

“In the First Amendment, the Founding Fathers gave the free press the protection it must have to fulfill its essential role in our democracy. The press was to serve the governed, not the governors.”

※ 訂正: 最初にコピペした英文が文法的にも間違っていたので、今回はちゃんと確認して別のソースからコピペして来ました。多分これは大丈夫。えへ、ごめんちょ。チュー

 

この訳を知りたいあなたさまよ。

アメリカのことはよく知らんわたくしが訳したものよりも

この映画のあらすじ&ポイントも含めて

ぜひ以下のサイトをご参考に。ハート

 

 

 

トム・ハンクスさんの話す英語が役柄上、

東洋人ののんきなおばさんの耳には

べらぼうに早くて

TV画面下の字幕をひぃーひぃー追いかけながらの116分だったけれども

どこもかしこもこんな今だからこそ見ごたえのある映画でございました。