大分に行ってきました。その2 | 大沼優記の"ぬまぶくろぐ"

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かくして、大分行きが決まった。

ただ、お祭りの存在自体は知っていても、実際の雰囲気がどんなものかは分からない。

百聞は一見にしかず。

ということで、動画を検索してみた。

篝火が焚かれた広大な河川敷を騎馬が駆け巡り、火矢が飛び、火縄銃がぶっ放される。

そこかしこには、甲冑を着た武者たち。

そして、溢れんばかりに埋め尽くされた観衆。

なんじゃ、こりゃ…。

大規模じゃないか…。

お誘いいただいたお芝居は、午前中から夜まで続くお祭りの大トリとして上演され、お芝居の最後には花火が打ち上がってグランドフィナーレを迎えるという。

うぇ…。

責任重大じゃないか…。

お芝居の内容は、15分程度の3人による会話劇。

そして、諸々のスケジュールの都合上、稽古はごくごく限られた時間しかない。

これは…、心して臨まねば…。

15回も重ねてきた主催者の方々の思いに応えるためにも、何としてもお祭りの成功に貢献せねば。

11月に入り、稽古初日。

セリフをバシバシ頭に叩き込んで、稽古場へと向かい地下への階段を下ると、そこには松本誠くんがいた。

か…。

髪の毛が、無い…!

坊主になっていたこと自体は知っていたけれども、坊主になってからの彼と初めて会ったので、なかなかの衝撃だった。

僕の記憶の中の彼は、こちらで。


今の彼は、こちらで。


でも、今の方が松本くんの愛嬌が前面に出ているようで、彼の雰囲気には合うような気がした。

何よりも、潔く坊主にできる松本くんはカッコいい。

僕ならば髪の毛の悩みが進行したら、サイドに残った髪で空白を埋める道を選び、最終的にはバーコードになってしまうかもしれない。

個人的には、松本くんに会う度にジャングルポケットの斉藤さんが頭をよぎるのだが、ひょっとしてそれは僕だけなのかしら…?

稽古場には他に、脚本・演出のゴブリン串田さんと今回の長宗我部信親役・Studio Lifeの船戸慎士さんがいた。

稽古が、始まった。

続く。