パワースポット | 大沼優記の"ぬまぶくろぐ"

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大沼優記のブログ。沼袋に関する情報を発信する地域密着型ブログ、ではありませんのであしからず。

この間のブログで末原拓馬くんのことを書いた。

純粋に僕が感じたこと。

そしたら翌日、拓馬くんが嬉しいツイートを書いてくれた。

「そして、ここだけの話、いつか大沼優記を自分の物語りに呼びたいな、なんて……思っています。」

ですって!

あぁ、なんて嬉しいんだ!

予めお伝えしておくと、特にそういう話が決まっているわけでは全くなくて、これもきっと純粋に拓馬くんが感じたことなのだと思う。

拓馬くんという人間は本当に魅力的で。

拓馬くんの周りには、自然と人が集まる。

西田シャトナーさんが拓馬くんのことを、"パワースポット"と評していた。

なるほど。

確かに拓馬くんの周りにいると力が漲ってくる。

そういう人間はそうそういるものじゃない。

井俣太良さんもパワースポットタイプの人間。

太良さんの周りにもたくさんの人が集まる。

二人とも確実に引力が強い。

ふむ。

何故、こんなに拓馬くんに惹かれるのか考えてみた。

すると、今まで気づかなかったことに気づいた。

彼は、僕がキューブリックに入る前に旗揚げして活動していた劇団の主宰に似ている。

そっくりなわけではないんだけど、どこか似ている。

高校の同級生だった彼にも引力があった。

そして、その彼の引力に導かれるがままに、入るつもりのなかったお芝居の世界に連れてこられて一緒に劇団を旗揚げして、そして今の僕がいる。

拓馬くんといると、普段口数の多い方ではない、というよりもむしろ少ない僕がよく喋る。

そっか。

きっと、拓馬くんといるとすごく楽しいんだ。

全力で少年でいることは楽しい。

全力で少年でいることは美しい。


そんな僕は連日、家の近くの駐車場で一人で動き回って汗をかいている。


「稽古場の一つでも押さえて、そこで動けばいいのに」と思いつつも、ついつい外でやってしまう。

だって、楽しいから。


でも、そろそろ通報されてもおかしくないから自粛しよう。


心と意気込みは少年でいようと思っても、見た目は30代。

お世辞にも爽やかじゃない。

どちらかというと不審だ。


………。


………。


………!?


「そもそも全力で少年になろうとするベクトルが違うのでは?」


と、はたと気づいた本日。