説得教諭らに現金要求 福島商の立てこもり生徒

・福島市の県立福島商業高校(三好祥夫校長)の立てこもり事件で、人質強要処罰法
 違反などの現行犯で逮捕された男子生徒(16)が、説得に当たった教諭らに現金を
 要求していたことが13日、分かった。

 福島北署によると、男子生徒は中間試験中の教室前方の入り口から入ってきて
 「静かにしろ。騒ぐな」「警察を呼ぶな」と話し、説得していた福島北署員や教諭に
 「お金が欲しい」などと要求。教室内で暴れるなど乱暴な様子はなく、説得に応じて
 廊下に出てきた。同署が動機などを追及している。
 持っていたのは長さ約80センチの模造刀だった。

 福島商高は同日夜、立てこもりがあったクラスの保護者への説明会を開催。県教委は
 カウンセラーの派遣を決めた。
下関 中3自殺から半年、学校不信 募る遺族

・下関市の中3女子生徒(当時15)が4月に校舎内で首をつって自殺をしてから半年が
 たった。学校側はいじめの存在を認めたものの、自殺との因果関係は「わからない」と
 したまま、在校生の心のケアに重点を置いてきた。

 事件後、学校側はスクールカウンセラーを増員し、事件でショックを受けた生徒のケアに
 あたってきた。悩み調査を月1回実施し、教員同士がほぼ毎日情報交換する場も設けた。
 6月には「心の講話」でカウンセラーが命の大切さや他人への思いやりを説いた。

 だが、遺族は今も学校側に対する怒りの声を上げ続けている。生徒の父親は「心のケア、
 ケア、ケア……。1人の命が消えたことの重大さがわかっていない」と憤る。母親もその
 一例として、自殺現場に手向けられた花が枯れたまま放置されていたことを挙げた。
 父親は「欠けているのは、したことを子どもにしっかり認めさせること」と言う。「いじめた子を
 やり玉に挙げるつもりはない。いじめにかかわった生徒が娘の苦悩に思いをはせ、反省して
 ほしい」と願う。

 保護者の間でも、学校側の取り組みに対する疑問や不満の声がある。同じ学区の小学校に
 長男が通う母親は「いじめをなくそうという学校の決意が見えない。息子をあの中学に
 行かせていいものか」と心配する。女子生徒を知るある女性は「他人をいじめる子どもが
 抱えている何かを見ていかないと、本当の解決にはなりえないのでは」と話す。(一
宗男実名暴露、外務官僚“驚癖”赤ちゃんプレーに不倫 芸者相手に「僕、寂しいでちゅ」

・鈴木宗男衆院議員(57)が夕刊フジのインタビューに応じ、外務官僚の裏金問題や不倫、
 “性癖”など、驚くべき実態を実名告発した。

 --政府に説明を求める『質問主意書』を連発し、外務省の裏金問題を追及しているが?
 「外務省に良かれと思い、スキャンダルのもみ消しに手を貸したこともあったが、厳しく対処
 しておけば機密費問題みたいなことはなかった。情報を開示して透明性を確保すれば、
 外務省は(国民の)信頼を得る。外交は国民の声、世論を背にしてやるものだ。私の質問は
 外務省のためにもなっている」

 --在モスクワ日本大使館に『ルーブル委員会』という裏組織があると指摘しているが
 「旧ソ連時代の1989年ごろまで、大使館に存在した。大使館員が外交官の免税特権で
 安く車を買い、買値よりも高値で売却した。売却して得たルーブルをスウェーデンの通貨
 クローネに闇レートで両替していた」
 --違法行為では
 「闇レートでのルーブル売却は現地の法令違反になるため、同委員会について厳重な
 箝口令が敷かれていた。私はその存在を問いただしたが、政府の答弁書は『ルーブル
 委員会なる組織が在モスクワ日本大使館内において設けられていたことは確認されて
 いない』と逃げていた。『ない』と否定すればウソをついたことになるから否定しなかった」

 --外務官僚のだらしない素顔も指摘している
 「平成7年、料亭でロシア人を接待したが、現在、対ロ外交を担う松田邦紀ロシア課長
 (当時、首席事務官)は酔って芸者にしなだれかかり、『僕ちゃん、寂しいでちゅ』と幼児
 言葉になったり、両足を掲げてオシメを替えてもらう赤ちゃんポーズを取ったことには
 驚いた。女性問題も抱えていたようで、米国へ異動したとき、不倫相手の女性職員も
 一緒だった。このようなケースはたくさんある。こんな人物が最前線にいるという事実を、
 国民に分かってもらった方がいい」
 《松田氏に事実確認を求めたが、回答はなかった
2004年度に献血した延べ約540万人のうち、めまいを起こしたり、
気分が悪くなったりした人が5万6500人余りに上っていることが2日、
厚生労働省の献血に関する懇談会で報告された。

 治療が必要とされ医療費や交通費を受け取った人は802人いることも判明。
厚労省は、これまで各地の血液センターが独自の判断で支払っていた
医療費や見舞金を見直し、制度化することを検討している。

 医療費や交通費を受け取った802人のうち最も多かったのは、
採血時の神経損傷で29%。次いで皮下出血が17%だった。続いて、
採血への不安や緊張が引き金になってめまいや意識不明に襲われる
血管迷走神経反応(VVR)が12%。VVRによる転倒が15%。採血針で
けがをして筋肉が委縮する難治性の反射性交感神経性委縮症(RSD)も1%あった。

 入院が必要だったのは6人で、通院が780人だった。
米コロラド州のホームセンター店舗内トイレで、便座に塗られた接着剤
によって身動きが取れなくなってしまった男性が、助けの求めを無視された
として、10月末に店を訴えた。

 事故が起こったのは、コロラド州ルイビルにあるホームセンター大手の
ホーム・デポ。訴えたボブ・ドハーティさん(57)によると、2003年の
ハロウィーン前日に店舗内のトイレに入ったところ、便座に接着剤が
塗られていて、身動きが取れなくなったという。

 ドハーティさんは大声で救援を求めたが、この声を聞いた従業員が
無線で上司に報告したところ、上司は「誰かのイタズラだ」として、取り
合わなかった。

 接着剤はハロウィーンのイタズラで、塗られていたらしい。

 15分以上にわたって助けを求め続けたドハーティさんは、駆け付けた
救急隊員が便座のボルトを外して、やっとトイレから運び出された。
しかし、心臓のバイパス手術を受けた直後で、トイレに閉じこめられた時
に発作が起こり、気を失った状態で救助された。さらに、便座を体から
はがす際に、皮膚がはがれるけがを負った。

 ドハーティさんは、「ホーム・デポが悪い。しかし、私が非難しているのは、
(接着剤ではなく)助けを無視し、あの状態の私をほったらかしにしていた
点だ」と話している。

 ホーム・デポの広報担当者は、係争中の内容だとして、コメントしていない。

芝居のなかの喫煙に観客が抗議、脚本変更し上演

・イタリア北東部の都市メストレの劇場で、芝居のなかで主演俳優がタバコをつけたところ、
 観客からタバコを消せすよう抗議され、役者はタバコを消し、その後、脚本を変更して
 上演が続けられるという事態が起きていたことが明らかになった。

 日刊紙コリエレ・デラ・セラのウェブサイト上に掲載された記事のなかで、主演俳優
 セバスチアーノ・ロ・モナコ氏は、「これまで300以上の芝居をしてきたが、こんなことは
 初めてだ」と述べている。
 13日にアーサー・ミラーの戯曲「橋からの眺め」を上演中、主役を演じるロ・モナコ氏が
 脚本通りタバコを吸っていたところ、1人の観客の女性が「タバコを消して」と叫んだ。
 芝居は15分間の中断後、再開されたが、脚本の変更を余儀なくされ、タバコを吸わない
 設定に変えられた。

 イタリアでは今年1月以降、密閉された公的空間での喫煙は禁止されている。
わりばし死亡事故、元杏林大医師に禁固1年を求刑

・1999年に東京都杉並区の保育園児杉野隼三ちゃん(当時4歳)が綿あめの割りばしを
 のどに突き刺して死亡した事件で、業務上過失致死罪に問われた元杏林大学付属病院
 医師・根本英樹被告(37)の公判が14日、東京地裁であった。

 検察側は論告で「被告のずさんな診察によって、十分に救うことが可能だった命が
 失われた」と述べ、禁固1年を求刑した。

 論告によると、隼三ちゃんは99年7月10日、割りばしをくわえたまま転倒。同病院に
 運ばれたが、耳鼻咽喉(いんこう)科の当直医だった根本被告は、コンピューター断層
 撮影など、必要な検査を怠ったまま、隼三ちゃんを帰宅させ、頭蓋(ずがい)内損傷の
 悪化で、翌朝、死亡させた。

 論告は「十分な情報を収集しようとせず、医療行為を放棄していたと言っても過言
 ではない」と指摘した。

 根本被告は「割りばしが脳に刺さっていたとは予測できなかった」と、無罪を主張している。
27歳女性中学教諭、学期中に1週間無許可で海外旅行

・東京都教育委員会は17日、校長の許可なく1学期の途中に1週間海外旅行をしたとして、
 多摩地区の中学校女性教諭(27)を減給10分の1、1カ月の懲戒処分にした。

 都教委によると、教諭は趣味で所属している合唱団がイタリアでの大会に出場するため
 旅行申請したが認められなかった。このため、航空機搭乗直前に空港から副校長の
 携帯電話に渡航することを伝え、6月8日から14日まで休んだ。

 教諭は今年4月の採用。1年生の学級を担任し、不在中は一緒に担任をしている別の
 教諭らが授業などをした。
 女性教諭は「1人でも欠けると合唱団に迷惑をかけると思った」などと話しているという
最近開かれた、ある採用セミナーでの出来事だ。深センの病院の理事長が自ら来場し、
面接試験にちょっとひねった問題を出題した。われこそは、と応募してきた120人の修士と
300人の学士たちは、誰もうまく答えられなかった。

2問の問題は共に、短い物語から出題された。

まず1問目は「亀と兎がまた長距離競技をすることにしました。勝ったら賞金なんと100万元。
法律に違反しないことを前提に、亀はどうすれば再び兎に勝つことができるでしょう」

2問目は「あるところに8歳の男の子がいました。何も悪いことをしていないのに、
毎日継母にぶたれたり、罵られたりします。やはり法律に違反しないことを前提に、
どうすれば継母の折檻から逃れられるでしょう」

最初こそ油紙に火がついたようだった応募者たちも、この問題には言葉を失った。

幾人かはちょっと黙り込んで智恵を絞ったあげくに、さまざまな答えをひねり出した。
「亀はトレーニングに励むべきです。志あるところに道は開ける」
「出場を辞退するよう、兎を説得したらどうでしょう」「男の子は近所の交番に行くべきです」などなど。
理事長の楊玉山は、どの答えにも満足できなかった。

楊理事長いわく、出題意図は、応募者がリーダーシップを握ったり、様々な角度からものを考えたり、
活発に思考を展開できるかをみるためだという。では、模範解答はどうなるのか?
楊理事長は「ちょっと今は答えられません」。
当日充分に実力を発揮できなかった応募者のために、楊理事長は自分のメールアドレスを教えた。
応募者に1カ月の猶予を与え「ゆっくり考えて頭をすっきりさせてから、改めて答える」ためだそうだ。
 飲食店などで、ヒット曲がBGMとして流れているのを耳にすることが
あると思います。しかし、実はこんなところにも、法律違反の落とし穴が
潜んでいます。自分や社員が購入したCDを店舗でBGMとして流したと
しましょう。すると、著作権法に抵触してしまうのです。
 自分や部下が購入したCDなのだから、店舗で流して何が悪い?と
思うかもしれません。しかし、CDを買ったとしても、買った音楽を自由に
使ってよいわけではないのです。
(中略)
 これを受けて、日本音楽著作権協会(JASRAC)は02年から、BGMと
しての店舗での音楽利用について、使用料を徴収するようになりました。
例えば、店舗面積が500㎡までならば年間6000円、1000㎡までは年間
1万円、3000㎡までは年間2万円、6000㎡まででは3万円、 9000㎡までは
4万円、9000㎡を超える場合で年間5万円と、六つに区分されています。
何曲かけたかではなく、店舗面積に応じて価格が変わります。
 そのため、意外なところで著作権侵害が問われています。例えば、
音楽CDを使って生徒にダンスレッスンをしていた名古屋市内の七つの
ダンス教室が、著作権違反だとしてJASRACに訴えられました。
 この係争では、昨年の9月に最高裁でダンス教室側の上告を受理しない
決定が下され、ダンス教室側の敗訴が確定しました。さらにジャズ喫茶
などで、過去に遡って著作権使用料を請求された結果、廃業を余儀なく
されたケースも出てきています。

 それでは、飲食店のテレビやラジオなどから流れてくる音楽番組など
の曲はどうでしょうか? 
 これらの受信機器の場合は、特例として著作権料の支払いは免除
されています。
 音楽CDの場合でも、著作権フリーのCDが販売されています。普通の
音楽CDよりも割高ですが、店舗などで流しても追加の料金を支払う
必要はありません。