墓終い、を考える | 但馬、豊岡のお墓のプロ、おおきた石材店です。
2015年01月26日

墓終い、を考える

テーマ:▼▼ お墓の話題 



おはようございます。
但馬、豊岡のお墓のプロ、大北です。

このブログを読んでいただいている方で
一番多く検索されている言葉は、
ずばり、
「墓終い」です。

墓終い、って一言で言っても、

二つ以上ある墓を一つにまとめるため、
片方の墓を墓終いする、

と言う場合や、

永代供養してもらうために、
今あるお墓を終う、


と言う場合、

後を持つものがいないので、
早めにお墓を終っておく、


息子には迷惑を掛けたくないので、
自分で終っておく、

自分は自然葬(海洋葬、樹木葬など)で
埋葬するつもりなので、
残る家の墓を終う。

あえて、書いてみましたが、
なんだか違和感ありますね。

たとえば、

自分が宗旨替えしたので、
ご先祖のお墓を全部無くして、
新しい宗旨のお墓を建てる

とか、
仏教徒だったけど、
別の宗教に変わったので、
お墓をなくす(お墓を持たない考えの宗教)
(そういう宗教があるのか、無いのか分かりませんが。。。)

と変わらない、気がするんですが。
どうですか?
違和感ないですか?

つまり、

その今あるお墓は
あなたの所有物ですか?
ということです。

あなたが自由に
制限なしで処分していい財産なんですか?
ということです。

あなたの個人墓であるなら、
かまわないでしょう。

でも、
夫婦墓なら、奥さんの権利が
半分あるでしょうし、

家墓なら、少なくとも
その墓に入っている人すべてに
権利を主張できるでしょうし、

もっと言えば、
田舎によくある
たくさんのご先祖の個人、夫婦墓は
あなたにはその墓地を管理する義務はあっても、
そのお墓をなくする権利は無いのでは?
という
ちょっと急進的ですが、
ちょっと原理的ですが、
そういう気持ちもあってもいいのでは、

思ってしまいます。

あなたが建てたわけではありません。
ご先祖様が、
いろいろお金の苦労もして、
いろいろな思いを込めて、
一生懸命建てたお墓です。

自分のため、
息子、娘のため、
亡くなった奥さんのため、
ご両親のため、
大好きだったご兄弟のため、

私は、古いお墓は必ず
残しなさい、という
原理主義者ではありません。

新しいお墓を建てるため、
古いお墓の戒名などを全て、
新しいお墓に引き継ぐのなら、
大変けっこうなことだと思います。

でも、
ご自分の都合、
自分の狭い了見でお墓をなくす、
そこまではいいですが、
ご先祖様のお墓まで一緒になくしてしまう、
そこに何の
良心の呵責とか
慙愧の念とか、
苦渋の決断とか
ないんでしょうかね。

って、ちょっと思ったりしました。



余計なお世話だ、
そんな気持ちあるに決まってる!!
でも仕方ないんだよ、
それしか方法がないんだから!!




墓地を提供する側に
そういう声を救う受け皿を用意できないでいる
そちらの方が問題なのかもしれません。

墓終いという流行(?)に取り残される
日本人のお墓のゆくえと感性が気になる
石屋さんの愚痴ブログでした。



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