前回、私どもが一人で仕事をしていたときの状況や、
そのときの課題や、うまくいき始めた過程を
書かせていただきました。
https://ameblo.jp/ohitori-keiei-clubmaster/entry-12375571910.html
先日テレビで、
泳ぐたびに日本記録を更新する水泳のスーパー高校生、
池江璃花子さん17才のドキュメンタリーを見ました。
14才のころから頂上が見え、飛ぶ鳥落とす勢いで
一気に登りつめ各種大会で優勝。
次は世界へというところで、
はじめてトップにしか見えない不安がわいてでたそうです。
そのあと成績はふるわず。
その一つが、まだ高校生ということもあり、
高校の水泳部として練習するとともに、
さらに練習する場所がなんと、
子供や老人が通うスイミングスクール。
コーチもいなくて孤独で、競いあう選手もいなく、
自分がやっていることが正しいのか不安になり、
そして練習がイヤになり、
イヤになる自分にイヤになる
というネガティブスパイラルに陥ってしまう。
そのあと、たまたま日本選抜選手が固定され、
高いレベルの選手たちと合宿練習ができ、
プロの指導を受けることができました。
同じ志をもつ競える選手と一緒に練習することで
マインドも高まり、技術も向上して、
自分を信じることができるように戻ったら、
また成績がグングンあがり、また、
日本記録更新を連発するようになったのです。
事業の経営者や、一人で仕事をしている人は、
少なからず同様なことがあるのではないでしょうか。
私どもも一人で仕事をしている時代がありました。
それなりに横のつながりもあり、
お客様に鍛えられることもありましたが、
やはり、志が同じ人と話をし、ディスカッションをし、
志を太くすることがこんなにパワフルなのか
と感じています。
あわせて、自分を補完することができ、かつ、
持ち物を掛け算的な成果につなげていけることは、
一人では考えられなかったことが実現できる
無限の可能性を感じることもできました。
「人のことは見えても、自分のことはよく見えない」
これはよくあることですね。
一人で考えたり、一人で判断をしていると、
凝り固まった考えであったり
世の中の流れに沿っていない選択になったりしがちです。
これらを私どもでは
「井の中のゆで蛙」
と呼んでいます。
井の中にいるだけでなく、
時代の流れを感じないうちに
ゆで蛙になってしまうという意味です。
これらも含めて、「一人」は課題満載です。
そこでということで、
志を同じくするパートナーが
すぐに見つかればよいですが、
そう簡単ではないこともわかっています。
であればということで、
孤独感から抜け、楽しく切磋琢磨できる場
を作るということが、
「お一人経営者の会」設立の趣旨の一つです。
経営者の交流会や飲食会は、よくありますが、
息抜きや情動発散にはよいかも知れませんが、
本質的な課題解消には
なかなかつながらないものです。
そのような機会に、
時間やお金を使うことが効率的なのか
疑問をお持ちの皆さんも少なくないと思います。
自分たちもそうでした。
それはそれでよいとして、
そうではない積極的に課題解消に向かえる場を作る、
それが個人の大きな支援となるだけでなく
大きな社会貢献の1ピースになる、
これが私どもの考えであり
それを必ず実現するというのが私どもの信念です。
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