こんにちは、ゆうです。
自分時間が増え内観する時間も増えたせいか、年のせいかわからないけど
、過去にお世話になった人々のお顔を思い出します。
今から30年前・・・
新卒で入社したメーカー企業では昭和の古き良き時代の名残があり、出社したら部内全員の机拭き、応接室の整理整頓、お茶当番の仕込み、などなど勤務開始時間前に掃除をして、9時から業務に取り掛かります。
そして、9時45分にヤクルトお姉さんが職場内にやってくると同時に部内の重鎮Sさん(私の両親よりも少し上の方)から「ヨーグルト買ってきてくれ
」と毎朝小銭を貰い、廊下へ出て買いに。
そうすると、他から「俺のもー!」とかね。面倒くせーなぁ、と思いながらも小銭を徴収し、買いに行っていました。
今の時代、考えられないでしょ![]()
その当時はそれが当たり前で、新人の仕事の一部のようなものでした。
そこでね、何となく人となりがわかるんですよ。
自分のことしか考えてない人や、お願いするときの配慮のしかたとか。
その人の「一部」が垣間見れる瞬間が面白かったです。
でね、重鎮Sさんは直属の上司ではなかったけど、私が上司に承認を貰いにいき、席に戻る途中にいつも「ゆう~、それで大丈夫なのかぁ?ちゃんと考えたのかぁ?確認したかぁ?」と娘に注意するような感じで指導してもらっていました。
当時は「うるさいなぁ、もー
」と生意気にも思っていたけど。
そんなこんなな職場も、私の異動で重鎮Sさんとは全く仕事で関わることがなくなりました。
それから5年が経ち、私は転職することになり、辞める時のご挨拶もしたのか?していないのか?記憶が怪しい
、無礼者な私。
新しい環境、やってみたかった仕事にワクワクしながらの毎日で、昔お世話になった会社のことは記憶の彼方へ追いやられていた頃、風の便りで重鎮Sさんの訃報を聞きました。
ショックで言葉が出ませんでした。
お酒とカラオケが好きであんなに元気だった人がいなくなった。
「ありがとうございました」と感謝の言葉もちゃんと伝えずにいた私。
後悔しかありません。
今となっては「ヨーグルト買ってきてくれ
」が懐かしくて。
小さな黒い小銭入れからSさんご自身の分と、私の分を渡してくれた。
今ならわかる。
仕事で失敗ばかりしていた私を励まそうと思っていたのだと思います。
(ほら、要領の悪いバカな子ほど可愛いっていうじゃない
)
当時はそんな想いを知らず「あ
そしたらRちゃんの分もください
」と図々しくたかっていた私![]()
私が異動するとき、すごく寂しそうな顔をされていたのを思い出します。
まるで娘が嫁いでいくかのような![]()
(もう、異動1週間前はヨーグルト祭りかよ
というほど、いただきました
)
「すぐ下のフロアに異動だから、ちょくちょく顔だしますよー
」と言い、異動しても実際に顔を出した時には嬉しそうな顔をしていたなぁ。
いつしか私の中で、ヤクルトさんのヨーグルトは「大丈夫
頑張れよ
」と背中を押してくれるようなパワーフードとなりました![]()
今朝、ふとそんなことを思い出し、朝のルーティンの六方拝で重鎮Sさんに思いを馳せながらお祈りしました。
そして。
感謝の言葉を伝えないまま疎遠になった人に、少しずつ連絡を取ってお礼を伝えていこうと思うのでありました。
・・・何十年も連絡なかった人から急に連絡があったら困るかな![]()
何か怪しい勧誘系か
と、逆に気味悪がられるかな![]()