に参加しました
第一部のセミナーレポはこちら↓
第二部 ワークショップ
第一部の後半でも説明があった、避難所運営ゲーム「HUG」を各グループで実際にやってみました。
HUGの著作権・商標権は静岡県が登録しています
避難所運営ゲームHUG(ハグ)開発者のサイト
どういうゲームかは、こちらのサイトのほうがイメージしやすいです。
第一部の後半でも説明があった、避難所運営ゲーム「HUG」を各グループで実際に体験しました。
1月27日午前10時 震度7強の地震発生
小学校に避難所を開設する
電気・ガス・水道のライフラインは使えない
電話も不可、メールがつながるかどうか程度
発生から24時間を体験するようですが時間の関係でほんの一部だけの体験です。
トランプくらいの大きさのカード1枚に情報が書かれていて、グループで相談して適切な場所に配置していきます。
カード1枚=1人
例えば ※イメージです。実際のカードとは異なります。
・認知症の高齢男性と高齢女性、家は全壊
・小学生男子、家族の所在は不明
・生後3ヵ月と3歳の子供、30代夫婦、家は半壊
・家は壊れていないけど不安だから来た高齢女性
・犬を連れてきた40代男性、家は半壊
・インフルエンザの子供を含む家族
・足が悪いので車で避難してきた
・どの道が通れるかわからなくてやってきたバス旅行中の旅行客多数
など
避難所として使える場所は基本的には体育館だけ。
学校は、1日でも早く学校が再開できるように返さないといけないので、ね。
どうしても、と教室を使う場合は半分だけ。机やイスがあるから。
避難してきた人を体育館のどこにどうやって配置するのが良いのか、なんて全くわからない。
でも、とりあえず、はダメだそう。
一度座ったり、横になった場所から後で移動していただくのは難しいそうです。
年齢帯でわけるのか、住んでいる地区でわけるのか。
カードの中に「イベントカード」というのがあって、出てきたタイミングで対応しないといけないのですが・・・
・たばこはどこで吸ったら良いですか?
・毛布が〇時に到着するので荷降ろしする場所を決めておいて
・炊き出し場所はどこにする?
・災害対策本部はどこに設置する?
・入ってはいけない場所を立ち入り禁止にして
相談して決めたことは、図面や掲示板に都度書き込み。
人もやってくるし、対応しなきゃいけないことも次々と出てくる。
実際に避難所を開設したら、そうなるんでしょうね。
最初に決めるのは
受付の場所・立ち入り禁止場所・体育館の通路
が良いそうです。
といっても、体育館にどう通路を作ると良いのか全くイメージがわきません。
このゲーム、本来は1回3~4時間かかるようです。
夏と冬では対応も変わるし、最低でも3回はやって欲しい、とおっしゃってました。
私も機会があれば、ぜひまた参加したいです。
地区ごとに集まって避難所まで歩いてみる、消火器で火を消す体験をする、非常食を食べてみる、このような防災訓練は多いと思います。
万一の際、誰が避難所生活を送ることになるかわかりませんが、地域で避難所運営の考え方を共有できたら心強いだろうと思います。