魔の二歳児のみっちゃんの育児日記です。
子どもというのは 同じ人間なのに
どうしてこうも おもしろいのかと つくづく思います。
大変なことも多いけど あとで 「あんなこともあったなぁ～」と
思い出すために，日記を書いてます。
みなさんのお声も聞かせていただけたら うれしいです☆
扉絵を 蛍に替えました。
リアルみっちゃんは，今二歳七ヶ月。
大きくなったら お空を飛べると 信じています。
母に休みなし
実は，五日間 熱が続いていた。
でも，母に 休日はなし。
しかも，こんなときに限って 頼みの綱の託児所が休み。
がんばって，育児やって 夜中に帰ってくる夫のご飯作った。
夜の一時半に お皿洗って 片づけしている私。
「もう，寝ないと･･･」という 夫の言葉を待ったが あるはずもなく。
（夫は，台所が片付いていないのがキライ。）
で，四日目にして みっちゃんに感染。
みっちゃん，40度近い高熱。
ダブルパンチ。
病人が 病人を看病。
あんまりだよ。
ぐずるみっちゃんを病院に連れて行き，嫌がる薬を飲ませ，
寝かせ，食べさせ，・・・疲れ果てた。
さらに，自分の熱も上がる。
明日までの辛抱，明日は 土曜日。
夫に 看病してもらおう，そうしたら きっと 治る・・・きっと・・・！！
呪文のように唱える私。
そこに，夫からのメール。
「明日，ゴルフに誘われちゃった
」
そう，そうだった。
この人は，こうやって ダブルパンチになるたび
ゴルフの予定を入れて遊びに行っていた。
以心伝心 とか ギブアンドテイク とか かわいそう とか 情けとか
そういう言葉を 知らない男なのだ。
返信のメールで チクリといやみを書いて送ったが
やっぱり 土曜早朝から ゴルフに行きやがった。
家族って何？
家族って 何よ！？
日ごろから，この夫は 私のことを 安く雇える家政婦だと思ってるなあと
感じていたが やっぱり そうなのか？
（なにせ，妊娠中毒症になって 絶対安静になった私に
「俺の世話ができないんだったら，意味ないから 離婚だ」
と言い放った男だ。）
結婚って なんだろう。
手
手が器用になってきて，二歳児なりに 一生懸命何かしら作ったり 描いたりしている。
最近，それらしいものが ちょこちょこ。
車。
おー，タイヤがついてる。
「じゅうぅぅぅぅ！」
と 叫んでた。
たまたま 書けたものらしい。
電車だって。
（作り方を書いた本を見ながら作ってたけど，）
上手にできたね～。
つぎは，どんな物を作るのかなあ。
助詞
助詞がくっつくようになってきた。
先日,突然
（みっちゃんにも ちょうだい！）
と 手を出した。
隠密に食べていた チョコレートのにおいを 嗅ぎ取ったらしい。
今日，突然
「ママ･･･に～！」 （ママに あげる）
と 物を持ってきた。
すごく ラブリー
急に 日本語っぽく なってきたぞ。
字を読む
みっちゃんは 一歳半で ひらがなと数字（１０まで）を覚えた。
私は，小学生に上がるまで 教える気はさらさらなかった。
「今日はね～，”つ”っていう字を 教わったよ！」
と 目をキラキラさせながら 学校から帰ってくるような子に 育てたかったからだ。
でも，母の意向に反し やけに 形に興味を持つ娘。
興味がある形（丸や三角や字）を見ると，指差して
「んーーーー！（あれは何？！）」
と 暴れる。
しょうがなく 五十音表を貼り，聞かれたときだけ
「あれはね～，”あ”」
などと 教えていたら 一ヶ月ほどで覚えた。
でもでも，本当は
「え～，ほんとに 覚えたの～？
ほんとかなぁ。
まあ，覚えてたとしても すぐ忘れるだろう・・・。」
かなり 半信半疑だった。
最近，みっちゃん だんだんと 発音が明瞭になってきた。
気がついたら，文字を読んでた。
マジですか・・・。
覚えてたんですか・・・。
余計なことは せんでいいのに・・・。
自分の子ながら なんか うれしいような 悲しいような複雑な気持ち。
頭でっかちな子に育たないといいなぁ。
何より 心豊かに 育ってほしい。
コレ，母の心からの願い。